メキシコ/コスメル,カンクーンへの旅 vol II
メキシコ編 No.02
2003/06/07〜14
■はじめに |
メキシコ/コスメルへ行くのは、2年ぶりになります。
訪問そのものは、これで通算4度目となります。カンクーンは、2年前はトランジットしただけですから、訪問は13〜4年ぶりだと思います。
コスメルは、対峙する大陸側の港であるプラヤ・デル・カメルーンと共に、近年に開発が進んだダイビングリゾートです。ダイビング・リゾートとしては、昔からよく知られた島でもあります。近年に開発が進んだ背景に、アメリカからの豪華客船の目的地になっていることが揚げられると思います。
ですから、ダイビングが目的ではなく、リゾートを楽しむ客も増えていると思います。
この客船の旅は、4〜5日と手ごろです。旅も、スピードにより行く場所を量を目指すよりも、質を目指す時代になっているので、豪華客船でリゾートという旅が好まれるようになっているのでしょう。
この旅行記は、日記式に書いております。
他に、関連した記載が、以下のようにかるばどすほふに用意されています。合わせてご覧ください。
■2003/06/07 |
■ホテルに到着
アメリカからコスメルへの2時間40分の旅(旅の記録2003/06/07 コスメルへ発つ)は、快適でしたが、ほとんど居眠り状態の旅でもありました・・・(^^;
そして、カンクーンに到着後、約2時間かけて、コスメルへと到着したのでした。宿泊のために予約していたホテル、PRESIDENTE INTERCONTINENTALは、とても立派で、ビックリ・・・コスメルに一流の宿泊施設があることを知ったのでした。
ホテルにはためく日章旗・・・(一番奥)
有色人種の国で、世界中で欧米人並みに平気で遊びまくる国民がいるのは、未だに日本人だけです。中国とか韓国で豊かな人で遊んでいるところに会う事が意外と少ないですし、会うと「えっ」と思うスタイルで、「えっ」と思う遊び方をしています(あんまりいい意味ではありません)。日本人のその遊び方は、欧米とは違う独自のパターンを実現しつつあり、まあ、たいしたものだと思います。生活の豊かさが遊びに現れているとを考えると、日本とは豊かな国だよなーと思います。
クラブ・アズール現地事務所のMamiyaさんも気が利いていて、楽しかったです。
今回の旅は、先週はアメリカへの出張でした。
もう、お仕事で、日中はカンファレンス、夜は宴会と、大忙しでした・・・(^^;
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ベッドに上にぶっ散らかしたダイビング機材 私はそれほど撮影に凝らないので少ない方です |
■ あ、また忘れ物なのね・・・(^^;
その際に、大型のバゲッジで開けられることがなかった、もう方半分の荷物がありました。
それは、ダイビング機材です・・・そして、ついに紐解かれたのでした。
ダイビングに趣味がある方ですと、機材の種類が多いことはくご存知だと思います。
私も、この趣味は13年続けているので、さすがに機材はいろいろとあります。
機材は、現地ではメッシュバッグに詰めて運びます。その作業をしながら、機材でなにか忘れ物がないかを、再確認します・・・で、私って、いつもなにか忘れているのです。このチェックで、水中撮影用デジタルカメラのハウジング(水中撮影用アクリルケース)で使用する、防水用のシリコン・グリースを持ってきていないことに気付きました・・・あはは、またです・・・(^^;
それに、パタパタしていたため、現地通貨である、メキシコ・ペソを持っていません。すでに、コスメルやカンクーンではusドルもそのまま通貨として利用できますが、やっぱ、あった方がお徳に思います。
あと、現地が思ったよりも暑く、短パンも欲しくなりました。
で、思ったのでした。「ダウンタウン/サンミゲール」へ行こう・・・
■ サンミゲールへ
もう夕暮れになってから、部屋の外に出たら、ホテルの廊下は写真の通りでした。
このホテルの空間の使い方は、代表的なメキシコ建築だなーと思いました。
メキシコ建築は、スペインの部屋のくみ上げ方(タイルや石でフラットな床にして、スペイン式の色彩感覚になっています)と、マヤ様式の空間を大切にした様式が、まとめ上げられたもので、なかなか素晴らしいと思います。
そういえば、ホテルのフロントの部分は、マヤ様式の屋根で、草ぶきでした。何の木の葉か知りませんが、メキシコではよく見かける屋根です・
このような建築は、日本人は、普段知らない楽しさを感じます。なにしろ、建物を見ているだけで、テーマパークに行った気持ちになれるのです・・・(^^;
あんまりメキシコ建築の面白さは日本では知られていませんが、建物そのものが一見に値します。
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上の写真の通路からフロント前の中庭を見たところ 夕暮れ時なので、本当にこの色でした。CONTAX優秀です | 私の宿泊している5階建ての棟に接している、コテージ棟への通路。両側にた松明があったら、古代のマヤかと思うかも |
あんまり建物が印象深いので、中を見て回りました。
レストランもとても立派でした。そして、思いました・・・「ここ、良さそうだな・・・」
サンミゲールまでは、ちょっと距離がありますので、タクシーで向かいます。
5USDです。
サンミゲールは、観光客狙いのお店がさらに増えたような気がします。
見物しながら、足りないものを購入して、面白そうなレストランがあれば入ってみようと思いました。
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大道アーティストとでも呼びましょうか・・・(^^; スプレーで絵を書く際に、火をつけてパフォーマンス なんか意味があるのかな、絵に・・・(^^; | サンミゲール沿いのレストラン群 2x1の表示が目立ちました。つまり2杯飲んだら、もう一杯はタダということですね |
はじめに、キャッシュディスペンサーに寄りました。
金融機関のIT化の進展と、全世界の接続のおかげで、楽ですねー、こういうことが・・・(^^)
たまにはグローバル化の恩賜を話題にしても、いいでしょう・・(^^)
続いて街中を見て歩きました。
ちょっと裏のお店で短パンを購入・・・メキシコペソで、$140です。
お店では消費税がありません。税についての特区なのか、メキシコが消費税を導入していないのかがちょっと判断つきません。続いて、シリコングリスです。
これには、ちょっと困りました。
大抵はタイブ・ショップに売っているのですが、コスメルでは普通のダイブ・ショップはそうした機材や道具を取り扱っていないようでした。で、どのお店も「プロ・ショップに行ってみたら」と行ってくれ、場所を教えてくれます。ただ、ダイブ・ショップの数が多くて、かえってよくわからないのです・・・(^^)。しかし、4件目にしてついにそのお店がわかりました。
シリコングリスも置いていました。
しかし、日本とはまったく異なる形態でした。
日本で購入すると、細い注ぎ口が付いていて、手を汚さずにカメラのハウジングに使用できます。このシリコングリスは、指につけることになり、ちょっといやかなーと思いましたが、これしかないとのこと、購入しました。値段は100$です。
■ ホテルへ戻り夕食です
さて、最後に食事なのですが・・・これは、いろいろとお店を見て気になった、ホテルのレストランEl Arrcifeに行こう・・・と思い、ホテルへと戻りました。時間は9:00PM、レストランはやっているのか気になりました。
この日は、レストランEl Arrcifeで食事をして、Caribenoでピナコラーダを一杯戴きました。
飲んでいる話題については、徒然酒 2003/ 06/07 をご覧ください。
Caribenoでのディナー | |
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XX(ドス・エクス)/メキシコNo.1ビール | このパンにはビックリ・・・芸術的 |
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ヨーロッパ風ステーキ(名前忘れました・・・) | Antonio LorAnca ギターソロのライブ演奏が入ります |
■2003/06/08
今日はダイビング初日です。
朝ごはんを戴いてから、潜りに行きます。
その後の予定は・・・時間と共に決まっていくでしょう。
■ダイビング準備と朝食
朝起きるのは得意なかるばどすです。
昨日は「かるばどすほふ」をまったく書く時間がなかったので、この日は朝5:00くらいから起きだして、1時間ほど書きました。その後、ダイビング機材の準備を行いました。これは思ったよりも時間がかかりそうでした。
そこで朝食を先にとろうと思いました。部屋の人に出ると、廊下から港が見えます。右の写真です。朝日の光る加減が、あまりうまく撮れませんでした。
気温は、結構過ごしやすいですが、ちょっと蒸します。島ですから当然です。
実は、朝食の開始時間はよく知りませんでした。お店に行ってみると、7:00から朝食開始と表示されていました。手元の時間は6:45・・・すこし見物して回りました。
朝のホテルの光景 | |
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Caribeno 朝食はここで戴きます | プール 朝早いのでまだ椅子にタオル等がセットされていません |
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Caribeno海側にあるの桟橋 | 桟橋のところの海は、もうお魚だらけ |
朝食は一番乗りでした。
もっとも、ヨーロッパ系の人も多く泊まっているこのホテルは、朝早い人も少なくありません。もう、海水浴を始めている人もいるくらいです。ヨーロッパの人にとって、暖かい海は、素晴らしいものですから・・・。
朝食は、Caribenoのビュッフェです。
料理を紹介してしまいましょう・・・こういうこと、好きですね、私・・・(^^)
朝食ブュッフェのご紹介 | |
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フレッシュジュースは、オレンジ、メロン、スイカ、パイナッブル、グレープフルーツです。冷たくありませんがおいしいです。隣にシリアルが見えます。 | オムレツを作ってくれるところ シェフがまだ来ていませんけど |
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暖かいお料理郡 | 手前は本日の卵料理 |
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手前はスパイシージャガイモ? | ワッフルとプディング |
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手前はハムをパイナップルと煮たもの 消化がよさそう | イギリスパン(食パン)が付きます |
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私の選んだ朝食 | お店の光景/朝食時の写真ではありません |
朝食にイギリスパン(食パン)が付きます。アメリカ系のホテルの朝食ではあまり見かけませんが、ヨーロッパ系ホテルでは標準的に用意されています。パン焼き機など専用設備が必要(日本のパン焼き器とは違い、コンベアに乗っけると焼けて出てくるタイプ)なので、ヨーロッパ系の客が多くないと用意していないのだと思います。
これは、焼いた上で、テーブルにもってきてくれます。
テーブルの上にはミニ・ジャムが4種、6個載っています。おいしいものでした。
朝食後、部屋に戻りダイビングの準備を続けました。
IXY200はしばらく使っていなかったので、ちょっと使用方法の練習もしました。
初日は、クラブ・アズール現地事務所のMamiyaさんが合流して、DIVE HOUSEのピックアップ・ボートが私を乗っけていくまで見守ってくださるそうです。ありがたや、ありがたや・・・(^^)
お迎えのダイビング・クルーザーを待っている時の光景 | |
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Mamiyaさん クラブ・アズール用の写真も撮りました | ちっちゃい女の子が来たと思って、Mimiyaさんが「オラ!」とスペイン式に挨拶しても返事がないので「日本の子?」と聞いたら「うん!」。奥に見えるのがおとうさんです。このホテルに宿泊している日本人はこのご家族と私だけでした。 |
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DIVE HOUSEのお迎えのボート 私がダイビングに向かうときのボートでもあります | Mimiyaさんのお見送り |
DIVE HOUSEのあるは、FIESTA AMERICANA COZUMELは、私の宿泊しているホテルの隣、車でも5分とかかりません。船でも、それほどの時間は必要としません。
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DIVE HOUSEへ到着 |
この日は日曜なので、DIVE HOUSEは午前中だけの営業です。
AKIKOさんは、講習があるため一緒できないそうです。
残念ですねー
■ダイビング 開始 ボートが同じになった皆さん(全員ではありません)のご紹介 ■ダイビング No.01 サンタロサ ■ ダイブスポットの記録■No.183←眠りブカさん(No.183より) ■ダイビング No.02 チャンナカブ 海面休息後、さて、次はどこに潜ろうかということになり、「チャンナカブはどうかなー」というガイドの声に、アメリカの女性が「それがいいわ、昨日行って、素敵だったもの」ということになり、チャンナカブに決まりました。 ■ ダイブスポットの記録■No.184←ロブスターさん(No.184より) ■午後のひととき ダイビングから戻って、時間は2:00近くでした。 ビーチでごろごろしていると、ふっと眠くなってしまいます。 ■ディナーです
ひとりで遊びに来ていますので、みんなでワイワイやるのもとても楽しいです。 時間はもう0AMおやすみなさい ■2003/06/09 ■ダイビングに向かうまで
私は、大体が早起きです。 DIVE HOUSEで、ちょっとブリーフィングです。 ■ダイビング豆知識・・・ダイブコンピューターについて たまにはダイビングのお話でも・・・ よく質問されますが、背負うタンクには圧縮酸素が入っているのではありません。タンクの中には、高圧空気が入っています。この空気を周辺の水圧と同じ圧力で吸うことで、圧力に水中で対抗します。人間の空洞は、耳の奥とそこにつながる鼻腔(サイナス)だけなので、それでいいわけです。 私が以前に使用していたダイブコンピューターは、ダイブテーブル型のUS Divers DataScAn2とDataScAn3でした。ダイブテーブルを使用しているタイプの方がダイビングルールが厳しいので使用していました。今の機種への変更は、US Divers Japanが電池交換できないと言ってきたためでした。日本には、そうし技術者がいなくなっていたのでした。私のいつも行っていたショップで、今の機種を2〜3万くらいで譲ってくれたのでした。 さて、こう書いていると、私が最新型を使ってるような錯覚があるかもしれません・・・でもAkikoさんとのお話だと、こんな展開になります。 「かるばどすさんのダイブコンピューター、見かけない機種ですねー」 なんか、昔話で悦に入っている、おじいさんモードです。 ■ダイビング No.3 パランカ・プリックス
もともと、他のダイバーたちのリクエストで、サンタロサに向かったのですが、流れが強すぎということで、パランカ・プリックスに変更になりました。 ■ダイブスポットの記録■No.185←流れが強い(No.185より) 今回は、水中でみんな大混乱・・・私もこうした混乱しきったダイビングは初めてでした。 「いや、流れが難しかった。ちょっと位置が違うと、流れの方向がまるっきり違った。リーフを超えて、やっとみんなに追いついたよ」 私は、流れが激しいと、習慣的に岩に沿って移動します。今回もそうでした。ガイドが泳いでいる場所が良さそうなときだけ、一気に泳ぎました。岩の近くは、流れが弱くなりますし、いざという時は泳がないで移動できます。体力が無いので、知恵でカバーするわけですが、そのため深度は他の人よりも深くなります。今回のダイビングは、エアーぎりぎりでした。水深20m以上で残圧が50気圧を切り、ガイドに断って、単独浮上しました。残圧が少ないと、ダイブコンピューターがピーピー警告音を出してうるさかったからです。わかってるから黙ってろ、とも思いました。ガイドもその後すぐに浮上を始めましたが、浮上速度が私よりも速くて・・・今のコンピューターはあの浮上速度を認めるんでしょうね・・・。 ■ダイビング No.4 トルメントス 海面休息時間45分後に、続きのダイビングに入りました。 前回のダイビングの内容が内容だったので、場所はえらく楽な場所が選択されました。 ■ ダイブスポットの記録■No.186←皆さん楽しめたようで(No.186より) ■その後と、ホテルでのひととき これまでに、ご紹介していない話題があります。 「明日セノーテダイビングに行くんで、今日は4本潜るんですよ」 ■無限圧潜水時間 こんな会話の後に、パランカ・プリックスで疲れてしまったのでした。 ■ダイビング No.5 チャンナカブ国立公園 チャンナカブ国立公園までは、タクシーで5分くらい、とても近いです。 私達が、チャンカナブ国立公園で再会したのは、約束した14:30PMきっかりでした。 ■ ダイブスポットの記録■No.187←普段は見ることが出来ない、淡水/海水境界層が見えます。上の緑が淡水層、その下が海水層です。光の屈折率が大きく変わるため淡水層を経由するとよく見えなくなります(No.187より) ダイビング後に、私はさっさとホテルに戻っりました。 ■再びチャンナカブ国立公園へ・・・(^^; そして、機材を洗っているときに、スキンスーツを木にくくって干したまま忘れたことを思いだし、チャンナカブ国立公園に戻ることにしました。その際に、フロントに寄りました。 ホテルの戻って、室内を見た時に、インターネット開通のための作業が出来ていなかったのです。 「すいません、何回も抗議しているんですけど、インターネット開通していないんですけど・・・。」 という具合で、話をしてから、チャンカナブ国立公園に戻りました。 「あのー、Cカード忘れちゃいましたでしょ」 てな感じでした。 ■ネットワーク開通、そして、休憩モードに ホテルに戻ったら、私のPCに電話線が挿してあるのですが、それだけ・・・。 「すいません、何回もお願いしているのに、pcに電話線が挿してあるだけです。必要な情報を紙に書いて、置いててくれればいいじゃないですか。技術員を呼んでください」 部屋で待つこと15分・・・ノックの音がしました。 「すいません、日本語のPCなのでわからなかったんです」 もー、ダイヤルアップなんて何年ぶりだか・・・ 「なんでこの情報をホテルに預けておかないの、そうしてあれば、ボクは金曜の夜からインターネット使えたでしょ」 うー、日本でも何気なしに言った話題に感謝されることはあるのですが、こう言われると、なんだか考えたくなっちゃいます。きっと、この設定をすることでセキュリティというか、不法アクセスを防いでいたんでしょうね。あと、コスメルでは、ダイヤルアップの設定も、専門家の仕事になるのかも・・・昔の日本で、電球の交換が電気屋の仕事だったみたいに・・・。 今日は、コスメル滞在で、最後に宿泊する日です。 ■ダイビング No.6 パランカルケーブ 船が出てから、こんな話題がありました。 「さて、今日はどこがいいですかね」 コロラドから来ている奥さんが笑いながら叫びました。 「あなたがいいと思う、いいスポットにしてよ」 すかさず声をいれたのは私です。 ■ ダイブスポットの記録■No.188←とっても平和なドリフト・ダイビングでした。あんまり平和で、退屈してしまいそう・・・魚も少なく、浮上してから、アメリカ人の客達から「no Fish!」という声が上がっていました。(No.188より) ■ダイビング No.7 ユカブ コスメル最後のダイビングとなる次のダイビングは、ユカブです。 ■ ダイブスポットの記録■No.189←お魚もそこそこにいる、平和なダイビングでした。(No.189より) ■ダイビングが終わって これで、コスメルでのダイビングは終わりました。 みなさんと記念撮影しました。
■ホテルに戻って ホテルに戻りました。 昼食が終わって、もう15:00PMでした。 ■ホテルでごろごろ なんだかんだと、4:00AMまで、ホームページを書いたり、ちょっと寝たりを繰り返していました。海外に来ていると、体そのものがまだ日本の時間を引きずってはいるので、夜遅くまで起きていても、意外と平気です。 「かるばとすさん、おはようございます」 と挨拶されたので、驚きました・・・(^^;
■コスメルを発つ 13:15PMに、Mamiyaさんが迎えに来てくれました。 「今日はディズニークルーズが来る日なので、島の人たち張り切ってるんですよー。ディズニークルーズは、船がもう違うんですよね。汽笛の音も、音楽になってるんです。結構リッチなお客さんが多いんですよ。チープなクルーズ船が来るときは、島の人たちもけろっとしているんですけどねー」 クルーズ船で旅を楽しむのは、欧米では結構流行っています。 ■プラヤ・デル・カメルーンからコスメルへ プラヤ・デル・カメルーンには、車が迎えに来てくれてしました。 ■カンクーンでチェックイン 私がカンクーンを訪れるのは前回のトランジットを除いて3回目、13年ぶりです。 「カンクーンに行くと、ハワイが熱海みたいに感じるようになるよ」 と、感想を言っていました。ですから、IBMの人なんかで、新婚旅行の際にニューヨークからカンクーンへ数日訪れた人もいたほどです。で、行った人たちからは、喜ばれました。 実は、このときのダイビングは結構命がけでした。私は今まで2回死ぬかな・・・とタイピング中に感じたことがあります。その一回がこのときのダイビングでした。その話題は、またそのうちに・・・ 今回は、カンクーンで一泊する必要があったので、折角なので13年ぶりにカンクーンのダイビングをしようと思ったのでした。そして、14年前に行ったダイビングサービス、ラグーン側にあるダイビングサービスへ、ダイビングを頼もうと思ったのです。実は、名前は忘れていました。でも、当時でも有名なサービスでしたから、わかると思いました。そのサービスの名前は、アクア・ワールドのようでした。今回は、そこに予約を入れてもらいました。 荷物を置いてから、ちょっとショッピングセンターへ行くことにしました。 なんか、ホテルに入るときに、見えていたのですが、派手なダイビングサービスだなーと思いました。 ここに行って、日本で聴いた話を思い出しました。それは、PADI(潜水教導団体)が将来の理想系として考えているサービス形態を実現している場所がカンクーンにあるということでした。それがここかも知れないと思いました。アクア・ワールドは、海をそのままテーマパークのようにしているダイビングサービスでした。ここは、コスメルとのフェリーボートを出す権利も獲得して、フェリーのサービスも始めました。 ■ カンクーン・ホテル街 ショッピングセンターは、そう遠くない感じなので、歩いていくことにしました。 どうでしょうか・・・カンクーンのホテルの規模がわかりますでしょうか・・・ ホテルで教えてもらったショッピング・モールは、plaza KukulcAn MALLです。 ということで、Mamiyaさんが、ちょっと話してくれていた、la Isla Shopping Villageにも行ってみました。 両方のショッピングセンターを見て、ホテルがplaza KukulcAn MALLを勧めてくれた理由や、MamiyaさんがIsla MALLを話してくれた理由がわかりました。 ■ちょっと豪華なディナー 部屋で目が醒めたのは、8:00PMくらいでした。 「Fiesta Americana Condesaにご宿泊いただきありがとうございます。私○○です。とても大切なお知らせです。ロビーに来ていただくと、割引カードを差し上げます。このカードがないと割引は受けられません・・・・・・」 延々とまくし立てます。9:00PMまでにロビーに来いという話題です。なんか、いろいろとメリットがあるような事を話していましたが、寝起きざまなので、なんだかよくわかりません。それに加えて、アメリカ人ならともなく、私のような東京人は、こうした胡散臭いのが嫌いです。ホテルのサービスであれば、チェックイン時に渡してくれそうなものです。なんか、ホテルのレストランに行く気がしなくなりました。このホテルが、新規宿泊客の情報を、なんか利用しているような気がしたからです。また、ホテルのレストランの営業時間を見ると、イタリアン・レストランだけ営業しています。なにも、カンクーンまで来てイタリアンというのはなー、とも思いました。 ■ 欧米におけるイタリア料理 で、昼間に見た、Marriott CASA MAGNAに行ってみようかと思いました。MIKADOという日本料理とタイ料理レストランと、Championというバーがあるようでした。どちらでもいいと思いました。 料金的にも、お店の感じも、豪華でした。 朝です。 お風呂に入ったりしていたら、時間がなくなり、朝食なしでアクア・ワールドに向かいしました。 チェックイン時に、ぱぱっと聴かれました。 「リーフ・ダイビングとレック・ダイビングのどちらにしますか?」 と、答えながら、考えていました。 「リーフ・ダイビングは、リーフでのダイビングだろ、あれ、レック・ダイビングってなんだっけ、よく聴くけど度忘れしちゃった・・・」 調子よく答えて、意味について考え込んでいました・・・(^^;・・・突然に聴かれたので、ぱっと思い出せなかったのでした・・・で、まあ、いいや、海に行けばわかるもん・・・と思いました・・・こういうの、すごいダイバー的な発想です・・・(^^)OK ■ダイビング No.8 沈船ダイビング ちょっと透明度がない海でしたが、ちょっと潜って、思い出しました。 「あは、レックダイビングって、沈船ダイビングだった・・・(^^)」 ■ ダイブスポットの記録■No.190←実は、カメラのハウジングのレンズ部分が冷水のため結露してしまい、ちゃんと写真が撮れていませんが、プロの人の写真を別けてもらったので良かったです。ちなに、この写真は水中の私で、撮ってもらったものです。(No.190より) とまあ、ちょっとお間抜けな沈船ダイビングが終わりました。
■ダイビング No.9 リーフ・ダイビング 海面休憩は、波に揺られて1時間弱、続いて、リーフダイビングです。 ■ ダイブスポットの記録■No.191←最後のリーフダイビングは、カンクーン沖らしい光景でした。(No.191より) さて、メキシコでのダイビングはこれで終わり・・・明日は日本へ帰ります。
■お腹が空いたよー さて、ダイビングが終わり、ホテルに荷物を置いて、食事に出ました。 このホテルのレストランは、海辺側のレストランは営業していました。 このお食事については、徒然酒 2003/06/12をご覧ください。
■帰りの準備をして、最後の晩餐・・・(^^? 食事が終わってから、アクア・ワールドに寄り、写真をもらいました。1枚10USD<高いですけど、記念になりますね。 出てきた料理を食べていて、欧米のシェフには作りない気がしました。 「すいません、質問があります」 日本の人は、世界のいたるところで頑張っているものです・・・。 ■さあ、帰るぞ・・・ 2:00AM、目覚ましがなりました。 4:00AM、迎えの人が着てくれました。
頼まれて、彼らのデジカメで写真を撮る際に、アメリカ仕様のシャッターなので、撮り方がわからず、撮れているか確認したら、前夜の写真が出てきてビックリ・・・でもこの人たち気にしてなかった・・・アメリカ人ですねー
理由は知らないけど、この人は日本人嫌い
でも、そんなの中国や韓国で慣れてるから平気さ・・・
日本人はその昔、全世界を敵に戦争したんだぞ・・・(^^;はじめのポイントは、サンタロサでした。 次のポイントは、チャンナカブでした。
この趣味のうれしい点は、時間が半日くらいしか占有されないことです。
私のリゾートの過ごし方は、のんびりしています。
プライベートビーチでごろごろしているだけだからです・・・(^^)
干すのは、自室のベランダ・・・陰干しにします。
そして、プライベートビーチへ・・・
そんな風にして、時間が過ごされ、時が過ぎていきました。
5:00PMに部屋に戻ると、伝言のカードがありました。
今日のディナーに、AkikoさんとMamiyaさんをご招待していたのでした。
いろいろなお話が聞けて、とても楽しかったです。ちょっと男性の悲哀もありました・・・。
詳しくは、徒然酒 2003/06/08 をご覧ください。
もう、日本を発ってからかなり時間が経つので、時差ぼけはほとんどありません。
と言いながらも、朝5:00AMくらいには起きました。
で、ちょっとホームページを書きました。
実は、インターネットがまだつながっておらず、今日あたりに技術者がつなげに来る予定です。
それぞれのPCをダイアルアップで、コスメルの業者につなげるのです・・・う〜ん、隔世の感が・・・(^^;
今朝も、レストランに朝一番に食事に行きました。
ダイビングの準備もそこそこにしてありますので、結構のんびりしていました。そして、ちょっと早めに桟橋に行き、ゴロゴロしていました。
インターネットで価格はわかっても質はわからないですよね。今日は、大型客船の入港日のようです。写真の船の他に、もう一隻が入港しました。それを見て、ダウンタウンに行くのは止めようと思いました。だって、人が多いと、のんびりしにくいでしょ、どうせカンクーンにも行くのですから・・・。 桟橋には、昨日にも増して魚が集まっています。もっとも、保護色が強いので、この縮小した写真だとわかりにくいでしょうか。 お迎えのダイビング・クルーザーが到着しました。
手を振ったら、すぐにわかってくれ、手を降り返してくれました。
今日はAkikOさんも一緒にもぐってくれます。
この機材全体で20Kgぐらいありますが、水中では重さは0に近くなります。長く使用している、しかし3台目のダイブコンピュータ。無線でタンクに取り付けられたセンサーと連動して、リアルタイムに私に対して何が起きているのか、どうすべきかを知らせます。
すごい新型に見えますけど1999年のタイプで、古い機種です。
この方式で問題になのは、高圧下では窒素が水に溶けやすいため、そうなった状態で気圧が下がると(つまり浮上すると)気体に戻ることです。つまり、血液がサイダーになってしまいます。だいたい、サイダーが同じ原理ですので、イメージはお分かりいただけると思います。
そうなることを防ぐため、はじめに考案されたのがダイブ・テーブルです。アメリカ海軍が統計的にまとめた潜水事故の記録から作り出された、どの深さに何分もぐっていられるか、また、繰り返しもぐるとどれだけ潜る事が安全かを示す図となっています。これを調べるのが面倒なので、自動化するために作られたのが、初期のダイブコンピューター、us Divers DataScAnです。
やがて、より進んだ、血液中のマイクロバブルの予測を行い、人体内の血液の状態をリアルタイムシミュレーションするタイプのものが登場し、今に至っています。
もっとも、この点では私は例外です。遊びだからルールを緩くしてというのが世界の潮流だからです。そして、新型のダイブコンピューターほどルールが緩くなった時代がありました。でも、さすがにダイビング事故が増えて(あれ、この事はもうバラしてもいいのかな・・・)、いまはどうなったんでしょうか・・・(^^;・・・私は、ダイビングを始めてすぐから(はじめの数ダイブはアナログゲージを使用していましたが、表示のいい加減さに嫌気が差したので統合ゲージ型ダイブコンピューターを使いようになりました)今日まで、ダイブコンピューターしか使っていない、かるばどすです。
「昔は最新型だったんだけどねー、もう何年たったかなー、バッテリー交換して使ってるし・・・お客さんがいろいろな機種使っているから、困るでしょ」
「そうなんですよ、時々表示の意味がわかんないんです」
「そうだろうねー、昔使ってたDataScAnなんかさー、ガイドの人が見たら、意味がわかんなくてパニックになりそうだったもん・・・(^^;・・・メトリック(メートル法のこと)でパスカル表示だもんね、圧力。psi(アメリカの田舎物単位系)と間際らしいんだ」
「へー」
この話題、別になんの伏線もありませんです・・・あはは
そうした中でも、ガイドは適切に海流を読み、安全な経路を選んでいたのですが、問題はファンダイビングしている人たちで、ついていける人が少なかったことです。
アメリカ海軍を退役したおじさんも、こう話していました。
ところで、欧米のダイバーはスキルの格差が激しいのですが、その理由は粗製濫造のインタトラクターにあると思う私とは対極的に、PADIはインストラクターが足りないからだと、もっと作ろうとしています。そうしたことに対して、潜水教導団体に対する上納金が大きいからインストラクターを増やしたいだけだろと、うがった見方をしているのは、私だけなのでしょうか・・・。
さて・・・exit後は、かなりガイドも反省していたようです。海流の複雑さは、海ですから人が読みきることは出来ないので、仕方ないと思いますけど・・・。
ちなみに、このガイドさん、普段はバリバリと泳ぐようなガイドはしない人だそうです。
他の人と話していると、頭が痛いという人が多かったです。これは、酸欠の典型的な状況です。
これもダイブコンピューターベースのダイビングの普及のなせる業ですトルメントス
船上で、日本のカップルの方とお話していたときです。
「え、4本ですか・・・」
「ええ、あの、危ないですか」
「いえ、そんなこと無いと思いますよ、ダイブコンピューターの無限圧潜水時間を気にして、ちょっと浅めに潜っていれば、大丈夫でしょ」
すでにご説明した、血液中に溶ける量がある一定量を超えると、浮上時に窒素が抜けるまで水中で停止して呼吸を続ける必要があります。これを減圧停止といい、窒素の量が多いほど深い位置から(といっても5の倍数メートル位置)それをはじめます。こうした減圧停止を必要としないダイビングを、無限圧潜水といい、レジャーダイビングの基本となります。ダイブコンピューターのすべては、無限圧潜水可能時間を表示しており、私の話はそれを示しています。ダイブコンピューターは、無限圧潜水が出来ないと判断すると、浮上時に減圧停止の指示を必要に応じてダイバーに示し、浮上後はダイバーに対してダイビング禁止の指示をします。もっとも、それでも潜ると、仕方ないなーと、計算を再開してくれますけど・・・
で、お二人は、午後のダイビングをキャンセル、代わりにホテル(お二人はFIESTA AMERICANA COZUMELでした)近くの、チャンカナブ国立公園に行くことにしたのでした。
私はそのお話を伺って、「じゃ、ボクも行ってみようかな」と思った次第です。放っておくと、なんにもしない私です。で、一旦お別れして、ホテルで食事をしてから、チャンカナブ国立公園でお会いすることにしました。
このときに、私はうっかりして、IXY200のデータをそのままにしてしまいました。
そのため、撮影中にメモリカードが一杯になってしまい、撮影が出来なくなっています。
ホテルにダイビングクルーザーで送ってもらった私は、そのままレストランCaribenoに入りました。
中にはたっぷりのチーズ
パンも付くので小食の人はこれで食事は終わるかも
4件あるチャンカナブ国立公園のダイビング・サービスで一番手前(入り口に近い場所)にあります。チャンカナブ国立公園
「申し訳ありません、ご本人がいないと作業できないと技術員が言っておりまして・・・技術員をすぐに行かせます」
「これからチャンカナブに行くのですぐは困ります。7:00PMくらいにならないですか」
「6:00PMに帰ってしまいます」
「それは、不便すぎます。私がいなくても、やらせてください。」
「よく事情はわかりました、そうさせていただきます」
「私も早く戻れれば、戻ります」
そうしたら、まだ日本人カップルの方がいらっしゃいました。
「えっ・・・あー、そうですねー、すっかり忘れてました。実は、スキンスーツ取りに来たんですよ」
「きっと戻ってくるよって、話していたんですよ」
「あは・・・」
このカップルの方は、キリスト像を撮られたそうなので、後日に写真を分けて頂けたら、掲載しますね・・・
このカップルの方は、明日はセノーテ・ダイビング、今回の旅行中でもうお会いすることはありません。
その状況からADSLみたいな方法ではなく、島内のどこかの接続サービスに、ダイヤルアップでつなげるのだとわかりました。でも、肝心のダイヤル情報とかユーザーid/パスワードがわかりません。gricでも、コスメルはサポートしていないので、現地でサービスを受けるしかないからです。
で、再びフロントへ・・・電話で抗議するには、ややこしい内容なので直接行きます。そうすると、フロントも逃げられないですよね・・・(^^;
「何回も申し訳ありません。仰る点、良くわかります、すいません。技術員を探して向かわせます」
「私は、ここで待ったほうがいいですか?、部屋で待ったほうがいいですか?」
「お部屋でお待ちください」
部屋に迎え入れると、ちょっと自閉症気味みたいな人でした。どの世界でもIT関係にはこうした感じの人がいます。不思議だな・・・(^^;
「問題は、アクセスの情報がないことでしょ。なんで紙に書いて、置いておかないの?私は金曜の夜にオーダーして、今までサービスを受けられないんだよ。明後日コスメルを発つのに・・・」
「え・・・そうなんですか?」
「これ、ダイヤルアップでやるんでしょ」
「はい」
「じゃ、ボクが設定するから、必要な情報、そこのメモに書いて」
「はい」
でも、一発でつながりました・・・しかし通信速度は32Kbps、日本の携帯電話の1/4の速度です(ちなみに私の携帯はauです)。あはは・・・
「素晴らしいアドバイスをありがとうございます」
これで、それまで書いていたコンテンツのアップロードが出来るようになりました。
アップロードして痛感しました・・・かるばどすほふは、ブロードバンド・コンテンツかも・・・日本でも、isdnの人からは見るのが重たいといわれていたのですが、32Kbpsだと、まあ、字は読みやすいですけど、絵が出終わるの、気が遠くなりますね・・・。でも、まあいいかとも思いました。時代と共に、変わっていくのがitですから。最低限、日本はブロードバンド化しているのですから、仕方がないよなと思うわけです。もっとも、32Kbpsでは、変更点だけアップロードするのにも30分以上かかりました・・・あはは。そうこうしていて、かなり眠くなりました。
また、首筋が日焼けして、ちょっとヒリヒリ・・・日焼けは、かなり体力を使いますので、それでよけいに眠いのだと思いました。
眠いと寝ちゃうのが、私の流儀です。
そのまま寝入り、目が覚めたのは10:00PM、ディナーを取るにはちょっと遅い気もして、ちょこちょことホームページを書いていました。
右の写真みたいに、ろうそくをつけた中で書いていました。旅行記も書こうと思い、今お読みの旅行記は、このときに書き始めたものです。
ダイビングの写真も多いのです、整理分類もあり、気付いたらもう、朝でした。
海外に来ていると、徹夜が簡単なんですよね。困ったモンです。■2003/06/10
明日の午後には、コスメルを発ちます。
今日は、あんまり寝てないのですから・・・(^^;・・・朝は早いですよね・・・必然的ですが・・・
こちらは、気温が高いせいか、朝日/夕日が真っ赤になりにくいみたいです。
昨晩に食事をしなかったので、たっぷり戴きました。
このほうが、食生活としては健康的ですねこの日は桟橋が混んでいました。私が迎えのクルーザーに乗るために、この船はちょっとどいてくれました。
この日は、お客さんが多いそうで、Akikoさんは子供のフォローのために別な船となりました。もう会えないかもしれないので、念のために撮影を・・・ 私の船は、9名でした。
もう何日もご一緒している方も多いです。
写真手前のご夫婦はコロラドからいらっしゃっているそうです。海がない場所なので、どうしてダイビングを・・・と伺うと、奥さんはもともとカリフォルニアご出身だとか。英語がうまいと褒められたのですが、英語はそんなに話せないと答えると、私もスペイン語がうまいっていわれるけど、ぜんぜんダメ。フランス語なんかからっきしよ・・・と言われてしまいました。どうも、謙譲と受け止められたようで・・・。このご夫婦は、典型的なアメリカのエリート家族って感じでした。
「流れの強いとこよ!」
ガイドも困って笑っています。昨日のことが、ガイドも気になっているのでしょう。
私の隣の、アメリカ海軍退役軍人さんも、「昨日はひどかったよな」と話しかけてきます。
ガイドが困っているので、コロラドの奥さんが助け舟を出します。
「おれもそれがいいと思うな」
それで決まった場所が、パランカル・ケーブです。パランカル・ケーブ ユカブ
撮影が終わった頃、ダイビング・クルーザーが私をホテルに送る準備が整ったと声がかかりました。
ダイビング・クルーザーの連中がビールを奢って欲しいというので、CaribenoからXXを3本もらいました。
それから昼食をとりました。
日焼けして、ちょっと疲れているので、これ以上は焼けないほうがいいと感じました。
そこで、部屋に戻り、ホームページを書いて、アップロードしました。
そして、ちょっと一眠り・・・目が覚めたら11:00PM・・・あはは
再びホームページを作成・・・■2003/06/11
夜明け前にちょっと寝て、8:00AMに朝食を取りました。
Caribenoに行ったら、
チェックする際も、部屋番号とかを覚えているんですよね・・・。ホテルの、他の人たちも覚えてくれているみたいで、いつまで滞在しているのかを聴かれたりもしました。実は、こうした体験は多いんです。なんか、覚えられやすいみたいで・・・。
今日は、コスメルを発つ日ですが、時間は13:30PMにホテルを出ればいいので、のんびりです。
毎日のダイビングで、だいぶ焼けているので、プールサイドに出るのはちょっと止めと置こうと思いました。
そこでお土産と思いましたが、ダウンタウンであるサンミゲールでは、それほどめぼしい物がありませんでした。で、ホテルの売店には一度も行っていなかったので、寄ってみました。しかし、やはりめぼしいものはありません。お土産は、コスメルではあきらめて、カンクーンで探すことにしました。
荷物の組み上げをしたり、ホテルでお知り合いになった方に手紙を書いてホテルに預けたり、そんな風に時間を過ごしているうちに、チェックアウトの時間となりました。
車の中で、
「何日くらい滞在しているんです?」
「1日だけなんです。クルーズそのものが目的だし。朝7:00AMに入って、夜11:00PMくらいに出るんです」
「ヘー、そうなんだ」
日本ではまだですが、これから流行るかもしれませんね。
Mamiyaさんは、私がフェリーに乗り込むまで見送ってくれました。
フェリーで、対岸のプラヤ・デル・カメルーンまで、約1時間・・・船の中ではPCを叩いていました。プラヤ・デル・カメルーンのホテル
ドイツなどのヨーロッパ系旅行会社により開発が進みました。ヨーロッパ系のレジャーの形式は、オールインクルーシブ、つまり食事すべてが含まれている方式で、しかも安上がりになっています。ですから、コスメルよりもずっとチープですが、日本人の利用はほとんどないはずです。
余談ですがアメリカ系ホテルも、リゾートではオールインクルーシブが増えています。日本人があまり知らない楽しみ方ですが、いいですよ、安いし、気楽だし。長期滞在型レジャーの楽しさを知ると、リゾートは何倍も楽しくなります。
プラヤ・デル・カメルーンからカンクーンまで、車で約1時間です。
昔も、素晴らしい大リゾートで、多くの人に
ただ、それほどいいと思っているカンクーンに前回にコスメルに訪れた際に、カンクーンに寄らなかった理由があります。前回のカンクーンでのダイビングがつまらなかったのです。カンクーン沖のリーフダイビングを繰り返すばかり・・・泳ぐばかりで、最後には私はガイドに「ふざけるな」と怒ったのでした。つまり、ダイビングするにはつまらないと思っていのです。
実は、カンクーンには、14年前と13年前に訪れています。14年前に訪れた際には、結構凄い場所に寄り、面白かったのです。13年前とは異なるダイビングサービスでした。
カンクーンでの宿泊先は、アクア・ワールドのお向かいにある、Fiesta Americana Condesa/フィエスタ・アメリカーナ・コンデッサです。
このホテルは、お安いので選んだのですが、値段相応という感じでした。時期的に、アメリカ人が多いシーズンだったのですが、このホテルの客層は、海外旅行が初めて見たいなアメリカ人が多く、あんまり感じはよくなかったです。もっとも、ホテルそのものは感じよかったですけど・・・
ついでに、明日ダイビングをお願いしているアクア・ワールドに寄ってみました
(翌日にダイビング・クルーザーより)
いろんなツアーの受付をしています
もしもここが、13年前に利用したダイビング・サービスだとしたらだいぶ変わりました。昔は、私が潜る際に、ガイドが足りなくて、ガイド資格がない人が私を海に連れて行ったのですから・・・。
その間に見える、カンクーンのホテルをご紹介します。
マヤのピラミッドをイメージして作られたホテルだと思います。そうすると、
隣のアメリカーナ・コンデッサはマヤの民家のイメージが・・・(^^;
ホテルの反対側は、一直線のビーチです。
カンクーンの砂は粉のように細かく、ハワイのように貝殻が砕けたような感じではありません。
ホテル(Gran Melia Cancun)から見たビーチの写真(翌日に撮影しました)をご紹介します。
メキシコでは海岸はすべて国有なのでプライベートビートはありません■ ショッピングセンター巡り
このモールは、2Fはちょっと食べる場所があるだけで、ほとんど1Fにお店があります。
欧米人がよく来るためか、それにあわせたお店が多いと思います。もっともブランドショップが多いと、ちょっと困りますねー。世界の何処に行っても、同じ品物が手に入るというのは、買うほうからすると、なんでしょうか。実は、あまり感心しませんでした。
歩いてもそう遠くないのですが、サンダルで来ていたため、タクシーで移動しました。
タクシー代は、6USDもかかります。びっくりしました。
このモールは、中に人工的な水路が作られています。
ラスベガスのベネチアンを空の下に作った感じだなーと思いました。
買い物するには、お店がちょっと少ないかもしれませんが、遊ぶにはよさそうです。
ただ、困ったこともあります。
メキシコらしいお土産が、見つからなかったんです。
欧米の人が普段に好みそうなものばかり・・・。
仕方ないのでお土産はダラスで、テキサス名物のキャンディーにしようかなと思いました。もっとも、本当に名物かは知らないのですが・・・空港でしか見かけないので、東京の雷おこしみたいなものかも知れません。つまり、住んでいる人たちは知らないという・・・(^^;
暑い中を歩いたので、ちょっと疲れましたので、ホテルに戻りました。ちょっとホームページを書いて、お休みしました。
目が覚めたのは、電話がきっかけです。
日本のお蕎麦屋さんに相当するポジションみたいな感じです。どこにでもあって、よく彼らは食べます。たいていは、ピザとかラザニアやスパゲティなんかを食べてるようですね。何処に行っても、普段と同じものを食べたいのは、だれも一緒です。
このお食事については、徒然酒 2003/06/11をご覧ください。
もっとも、料理については、ちょっと外れ気味な気がします。
見よう見まねの鉄板焼きは、ポリスアカデミーに出てくる日本料理レストランみたいな感じでした。私がオーダーした料理ではありませんでしたが、チャンチャンという音を聴いて、プッと噴出してしまいました。そこで、離れた場所から写真を撮ってみました。
ま、いろいろとありましたが、お腹は一杯・・・明日はカンクーンで13年ぶりのダイビングだ。■2003/06/12
いつも早起きの私は、この日もホテルの部屋から、夜明けを見ていました。
ちょっとホームページを書いて、ダイビングの準備です。
アクア・ワールドは予約してあるだけです。
で、あんまり大きいので、予約してあることもわからないみたいでしたけど、ちゃんとチェックインしてくれました。
でも全員がダイバーではありません
「うーん、レック・ダイビング」
ダイビングのときに、記念撮影のためのカメラマンが同行してくれるので驚きました。でも、これっていいアイデアですね。沈船ダイビング
実は、ポイント名を聞きわすれてしまいました・・・すいません。リーフダイビング
時間は2:00PMでした。
ホテルのレストランを一度も利用していないので寄ってみたのですが、今日はこれから貸切なのでクローズとか・・・。プールサイドのレストランにとのことでした。
で、ちょっと思いました。
そうだ、となりのホテルgrAn Melia Cuncunに、寄ってみたいな・・・一度は行ってみよう思っていたのでした。
次回は、このホテルに泊まろうと思いました
昼食は、ここで取ることにしました。
次回は、このホテルに泊まろうと思いました
海に半日出ているので、焼けすぎも困ります。
ホテルでは、部屋に戻りました。もう時間は、4:00PMを過ぎていました。
ちょっとホームページを書いてから休みました。だいたい、6:00PMくらいでしょうか。明日の朝は、4:00AMにホテルを発ちます・・・(^^;
ですから、夜に起きて、荷造りをしようと思いました。
夜、10:00PMに起き、帰りの準備を始めました。そして、はたと気づいたのです・・・そうだ、m先生には、メスカルを買って帰らないといけなかった・・・。
メスカルとは、テキーラの親戚のお酒で、ちょっと強めのお酒です。
ホテルのコンシェルジュに相談したら、「近くに酒屋があるので買えますよ」とのことでした。
ホテルから歩いてね5分くらいのところに酒屋がありました。で、メスカルを運良く購入できました。そして、ちょっと見たら、雰囲気のいいバーレストランがあります。
LAGUNA GRILLです。
そこで、寄っちゃえと、夜食を食べに入りました。
このお食事については、徒然酒 2003/06/12をご覧ください。
てんぷらを揚げている腕は確かでした
てんぷらの揚げ方が、うますぎるのです。これは、日本のてんぷらの技術です。
お会計のときに、ボーイさんに聞きました。
「なんでしょうか?」
「ここのシェフは日本人ではありませんか?」
「はい、そうです。よくお分かりですね」
「確かなテクニックでしたから・・・おいしかったと伝えてください」
ホテルに戻って、0AM、ちょっとだけ寝ることにしました。
最後の荷物のパックをして、3:30AM、部屋を出てチェックアウトです。
若い子達がちょっといるだけ
さあ、日本に帰るぞ!
続きは、旅の記録 (2003年06月13,14日) カンクーンからダラス経由で帰国をご覧ください