風になれ!

風になれというタイトルの由来は脚注1をご覧ください


このコンテンツは、当かるばどすほふで、最もハードなコンテンツです。

浜崎あゆみについて述べること、それは人の魂の歴史と未来を述べることになるからです。

率直なところ、この内容を書き上げるにあたって、ちょっと私自身の中にも抵抗がありました。自身が感じたことすべてを赤裸々に書くしか説明できないからです。自分の内面をここまで明らかに説明することをしたことはありませんでした。そりゃ、恥ずかしいですよね・・・

このコンテンツでは、いくつかの専門用語が含まれていますが、可能な限りわかりやすく書いてみました。また、参考文献等についてはAppendixをご覧ください。

けっこうボリュームがあります。書くのに約半年を必要としましたので・・・

読みやすくするために、専門用語を多用することを避けています。ですから専門家の人が見たとき、ちょっと気になる表現も多いかと思います。そこのとこ、大目に見てくださいね・・・
なお、外伝は本編と異なり、全く異なる趣のものです。話題としてちょっとだけ繋がりはありますが、混同されないようお願いいたします。

では、お楽しみください・・・

風になれ!

浜崎あゆみを語る言葉は、現代最先端のインテグラル・セオリー。

人の魂の歴史は、現代においてある程度明らかになってきています。現代の思想家ケン・ウィルバーの論説をベースに、浜崎あゆみの苦悩を、きっと本人も思いも寄らない角度で分析・・・あわせて私がどのようにファンになったのかもご説明しています。

浜崎あゆみを理解することは
現代の無明の闇の深さと
そこにやがて現れてくる一条の光を知ることです

00
浜崎あゆみの人気の秘密
00.01
浜崎あゆみ以後、美人の基準が変わっちゃったね
00.02
幅広い浜崎あゆみの支持層
01
さて、いきなり、本論!
01.01
浜崎あゆみとの出会いはDVD
01.02
まあ、面白いじゃん
01.03
この歌は・・・信じられない・・・アルバムを買ってパニックになる
01.04
解決のない絶望の連鎖
01.05
苦悩との戦い
01.06
浜崎あゆみのファンクラブへ入会
01.07
終りなき悲しみ / Endless sorrow
01.08
真の浜崎あゆみ 誕生の予感
01.09
ああ、浜崎あゆみが誕生した・・・
01.10
現代の苦悩をそのまま表現した、Endless sorrowまでの浜崎あゆみ
01.11
The MISSION of ART / 芸術の使命
02
いきなり深淵への誘い
02.01
感じること、理解すること・・・
02.02
あなたは、こんな発想、納得できますか・・・?
02.03
意味の解釈が無い、科学的な考え方
02.04
解釈ではなく還元する、科学的な考え方
02.05
物事は善悪の性格をもたない
02.06
解釈と還元は異なること
02.07
科学的な思考による過ちも繰り返されている
02.08
感じ、理解することは、還元だけではできない
02.09
感じ、理解するための4つの側面
02.10
ビッグ・スリーと、「それ」という考え方に侵食されてしまった現代
02.11
愛にしがみつく現代の悲哀
02.12
若い人たちが暗闇の中で見つけた小さな灯火、浜崎あゆみ
03
愛を超えて
03.01
主観、意味を司るもの
03.02
真実性とはなにか
03.03
主観は間主観から育てられる
03.04
心の軌跡
 ● 00 プライマリーマトリックス(一次的母体) または 未差異化
 ● 01 ハッチング(孵化)
 ● 02 幼児の心理的誕生(情動的自己の誕生)
 ● 03 概念的自己の誕生
 ● 04 役割的自己の誕生
 ● 05 世界中心的、成熟したエゴの確立
 ● 06 自己が心と身体を超える ケンタウロス
 ● 07 それまでの自分を超越する 超個/インテグラル・セオリーの訪れ
 ● 08 超えたものを実感する
ちょっと一息「今の浜崎あゆみ」
 ● 09 超越したもの、それは自己であることを知る
 ● 10 人はすべてとともにある
03.05
浜崎あゆみを知ること
あとがき
あとがき
こんな考え方、初めてだぜと思った方へ
 ● 千と千尋の神隠し パンフレット より
 ● SAPIO 2002/1/9号 より
どっぷりと深い方へ
 ● なぜ、ケン・ウィルバーが使用する用語をサブタイトルにしていない部分があるのか
 ● なぜ、ケン・ウィルバーが使用していない宗教的コンテキストを使用しているのか
見て、びっくりした方へ
Appendix
A01 インテグラル・セオリーで説明した理由
A01.01 ケン・ウィルバーについて
A02 参考文献
A02.01 無境界 / No Boundary
A02.02 万物の歴史 / A Brief History of Everything
A02.03 進化の構造 part 1, 2 / SEX, ECOLOGY, SPIRITUALITY THE SPRIT OF EVOLUTION
A02.04 The MISSION of ART
A02.05 万物の理論 / A THEORY OF EVERYTHING
外伝 I
浜崎あゆみのシッポの秘密

浜崎あゆみの苦悩の頃、シッポを着けていた事に私が思い巡らせたことを述べています。
インテグラル・セオリーにおいてケンタウロスの苦悩と名づけられた現代特有の苦悩・・・人からの誉れも、豊さも、なんら意味が無いことを知った、それまでの人生の目的が意味がないことを理解した魂の苦悩・・・それを超えようとするとき、人が選べる最善の選択の一つ・・・そして、そこから想起される人類のかつての軌跡。不滅で崇高な魂のあり方は時代を超えて引き継がれ、現代おいても、それは発現し輝いています。

浜崎あゆみのシッポの秘密
01
シッポ・・・
02
シッポという「宣言」
03 動物的表象のイメージは、一般的に共通
04 鋭く自身を観察し、誘惑する、ヒョウとしての浜崎あゆみ
05 呪術の世界への旅立ち
06 初めは、ちょっと怪しい資料から・・・
07 トナール、動物として現れる表象
08 ナワール、人の認識の外側
09 呪術的社会の発想の深さ
10 The Book of Kells
11 すべての部族を結ぶドルイド教団
12 文字の使用を教義の説明に禁じていたドルイド教団
13 言葉はそうあまりにも、ときに無力だから
14 ドルイド、それは、森の英知 ・・・ そして日本へ
15 戦争を知らなかった森の民、縄文時代
16 「和」を知っていた?縄文の民
17 聖徳太子 十七条憲法の謎
18 「和」という概念の系譜
18.1  ● 抗争に飽いて人は「和」を知るのか?
18.2  ● 未成熟だから「和」という概念が生まれるか?
18.3  ● 「和」という概念の誕生
19 空海の謎
20 日本的な発想の原点は古くからのものではないか
21 浜崎あゆみのシッポの秘密、そして今
記録 2001/12/26,27,29,2002/1/3,4,3/17, 2003/5/19
外伝 II
妖精と…魔法と…現代

浜崎あゆみを巡って繰り返し登場していた、意味のない中傷と話題の連鎖・・・その背景に潜むものを分析する中で見出された、原初的な意識できていない心のあり方・・・呪術的行動。
その中に見出したのは、浜崎あゆみに結実する、人の思い・・・ファンも、アンチファンも、その内で浜崎あゆみを触媒にして繰り広げられる心の力の発現、そして、そうした場となる運命から逃げはしない浜崎あゆみを説明しています。

例えば信じるもの 何ひとつなくなったとして
例えばそこにはただ 絶望だけが残ったら
どうかこの祈りを

浜崎あゆみ Endless sorrow より

妖精と・・・魔法と・・・現代
はじめに
01 ちょっと妙なタイトルですけど・・・
02 呪術的な世界観とはなんでしょうか
03 金枝篇 / Golden Bough
04 女神ディアナ
05 呪術の原理
06 真の名、言霊、支配の原理
07 あらゆるものは直接にそのまま関係している・・・という思想
08 現代にもある、異なった意識の相の表出
09 ハンドルを持つと変わる性格・・・(^^)
10 インターネットを支える時代遅れな思想・・・フラット&ウェブ
11 仮想呪術空間 インターネット
12 ネットワークで、背景のない騒動が多発する理由
13 ファンとなってみて・・・
14 呪いから祈りへ・・・羽のない天使が溢れている時代に・・・

脚注1

アルケミストというベストセラーがあります。そのクライマックスのシーンからこのタイトルをつけました。
「少年は大いなる魂に到達し、それが神の魂の一部であることを知った。そして、神の魂はまた彼自身の魂であることを悟った。そして、一人の少年が、彼自身が、奇跡を起こすことができると、知ったのだ。


その日、シマム(砂漠の激烈な嵐)はかつてないほど吹き荒れた。その何幾世代にもわたって、砂漠の最強の首領に挑戦して自分を風に変え、軍隊の野営地をほとんど破壊した少年の伝説を、アラブ人たちは語り伝えることになった」
(「アルケミスト」パウロ・コエーリョ著 山川紘也、亜希子訳、地湧社、P184-5より)

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