中国編 | No.02 | 2007/04/06〜2007/04/08 |
■はじめに |
今年は浜崎あゆみのコンサートツアーが、アジアツアーとなりました。
で、はじめてというか、やっと海外コンサートがツアーに含まれることになりました…代わりに東京でのコンサートがないのですけど…代々木第一体育館のアスベスト除去工事の影響もあるのかもしれません。
アジアツアーでは、台北(台湾)、香港(中国)、上海(中国)の三箇所がツアーに組み込まれました。
ファンクラブでは、JALとタイアップして、200人を上限としたツアーを準備したものに対して優先予約を可能としてくれました。私は、中国にはなんとなく行きたくなかったので、台湾に申し込み、必要な手続きをしました。
ただ、とてもうっかりで、医学の研究会で講演を引き受けていた日程とバッティングしている事に後に気づき、ツアーを主催するJALセールスに、台湾のツアーのキャンセルと、香港、上海のいずれでもいいので、キャンセル待ちをして行かせて欲しいと申し込みました。
運よく、すぐに香港のツアーについての、同等の申し込み内容でのキャンセルがあり、参加できることになりました。で、JALセールスの人から「上海のチャンセル待ちはどうしますか?」と聴かれたので、「ほー、じゃキャンセル待ちを続けてもいいんだ」と思い、香港への参加を確定の上、上海もそのまま待っていたら、3月も終わりに、やはり希望していたクラスでのキャンセルが出来たので、上海への参加も出来ることになりました。
こうした、旅行会社(JALセールス)の主催するツアーに参加することって、私にはとても珍しくて、ここ20年で見ても、以前に浜崎あゆみのツアーで北京に行ったときくらいしかありません…(^^;
その際の記録ご覧くは以下のリンクをださい
ぴんちぃ〜ぷぅ〜(濱崎歩)もびっくり 大型歌会の裏の裏 見聞編
ぴんちぃ〜ぷぅ〜(濱崎歩)もびっくり 大型歌会の裏の裏 解説編
その際には、旅行会社の手配したホテルが気に入らなかったので、自分でいいホテルを手配した(あゆよりもいいホテルに宿泊していました、この時のあゆの宿泊先は崑崙ホテルでした)のですが、今回は面倒くさいので、旅行会社の手配のままにしました。
率直なところ、期間の割りに高いツアーかなとは思いますが、休みが取りやすいように配慮されているツアーですので、行き帰りの便が、安くない便を使っていたり、まあ、そうかなーとも思う内容かもしれません…実は、いま書いている域の機内ですら、まだ旅程を理解していないのでした…(^^;
香港ですが、実は結構行ったことがあります。
かるばどすほふでも、2000/02/20 香港へ発つとかが記録されています。
しかし、私がよくいっていた時期は、イギリスから返還される前の香港であり、変換後の香港は、トランジットで寄った位しかありません。やはり、中国に返還されてからの香港は、空港の書店が反日書籍や、子供向けの軍隊雑誌ばっかりで、率直なところ気持ち悪いという感じがありました。
でも、まあ、あゆが行くなら、行ってみようかなーと思ったのでした…だって、あゆのファンだもん、当然のことです…(^^)
この旅行記は、日記式に書いております。
他に、関連した記載が、以下のようにかるばどすほふに用意されています。合わせてご覧ください。(また、必要に応じてそれぞれからリンクもしております)
■ | 2007/04/06 香港へ発つ | |
■ | 2007/04/08 帰国 | |
■ | REGAL KOWLOON HOTEL / 富豪九龍飯店 |
■2007/04/06 香港へ |
2〜3時間の仮眠をとってから、香港へ向かいました。
今回は、パッケージツアーなので、気楽です…というか、まな板の上の鯉みたいなものですので…(^^;
行きの旅程は、2007/04/06 香港へ発つをご覧ください。
■2007/04/06 香港にて |
香港では、空港で皆さんと合流が完了するまで…つまり、JALの現地法人の人たちがツアーの全員を確認するまで、結構時間がありました。で、カメラを取り出して、撮影してみました。
私は、ジューススタンドで、ブルーベリー・バナナというのをもらったのですが、ブルーベリーの種で口がごわごわになりながら飲んでおりました…(^^;
香港空港にて |
アジアで最大級の香港空港は、半分以上日本が費用を負担して作られました。 完成後、中国政府は香港空港の株式を公開して、巨万の富を得たのでした…日本はお金を払っただけです…(^^; どこまでもお人がよろしいのが日本人の徳ですが、巨万の富は、中国の軍事拡張に使われたのかも…(^^; もっとも、香港は、イギリス領の時代が100年続いたので、香港人気質は、一般的な中国とはかなり違います。 ただ、香港空港は、不思議と中国っぽい感じがします…利権構造に原因があるみたいです |
でも、人は場所や国家が違っていても、変わらないものです 香港空港でも、沢山の人々の別れと再会が繰り返されています…(^^) 中国の沿海域はほんど日本の援助で開発されましたが、 多くの人たちの幸せにつながるなら、素晴らしいことですね そのうち、そうした事実も、中国の人たちに知られる日が来ると思います… 私の生きている期間に出来るか知りませんが…(^^; |
撮影データ OLYMPUS E-1 + ZUIKO Digital 7-14mm F4.0 撮影データ OLYMPUS E-1 + ZUIKO Digital ED 50-200mm F2.8-3.5 rawデータ撮影後RawShooter1.03でホワイトバランスを適時選択して現像 |
今回は、本当にツアーなので…なにを書いているのか、自分でも不思議な気がしますが…観光もちょっとだけ組み込まれていました。
で、ホテルに入る前に、お寺、Wong Tai Sin New Templeへ案内してくれました。
私は、中国の宗教ってのは、今一わからないのですが、おみくじと幸せのへの祈りなのかね…と、説明を聴きながら感じていました。黄色は、金を連想してお金が手に入りますよう、赤は幸せ、緑は…えーと、なんでしたっけ、ちょっと覚えていないのでした。原色バリバリの色彩には、意味があるのでした。
Wong Tai Sin New Templeにて |
沢山の人がお寺を訪れます… 一年に何回も訪れるそうです…神無国である日本とは全く違いますね |
おみくじの引き方を教えてくれています 引くと、番号の書いてある棒が1本で出来ます その意味は、解説してもらわないとわかりません…(^^; |
おみくじの意味を解説してくれる場所です 人気の違いがあるみたいですね 日本語で解説できる人も、いる場合があるそうです |
バスを止めている場所と、お寺の間では、法輪講がパネルを出していました 香港では、イギリス統治時代の法律がまだ生きているので、 本土では弾圧されている法輪講は主張が可能だそうです でもまあ、信じている人は少ないということでしたが…本当はどうなのか… ちなみに、法輪講は日本でも中国政府を誹謗する活動を続けています 大紀元という新聞社がそれです |
やっぱり、見ている人もいるみたいです |
中国政府は、法輪講を邪教だから弾圧しているそうですが、本当の理由はわかりません 共産主義は一党独裁を旨とするので、自然の摂理を尊ぶという法輪講とは、ウマが合わないのかも…(^^; エリツィンと抱き合う関係の江氏の写真とか、初めて見ました。ちょっとキショイですね |
撮影データ OLYMPUS E-1 + LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm F2.8-F3.5 ASPH 撮影データ OLYMPUS E-1 + ZUIKO Digital ED 50-200mm F2.8-3.5 rawデータ撮影後RawShooter1.03でホワイトバランスを適時選択して現像 |
観光バスは、さらに、お土産が買えるようにと、シルクのお店に…(^^;
JALと契約して40年の、信頼できるお店だそうです。
本物のSYLKが安く買えるとか…
お店では、本物のsylkの見分け方のセミナーつきでした。
私も買ってみようかなと思ったのですが、デザインがデザインなので、買いようがありませんでした…(^^;
お土産のsylk屋にて | |
沢山のお客さんがバスで送り届けられていました | |
シルク製品の見分け方を解説中です 最後のお勧めの品は、SYLKの垢すりでした…(^^; | |
この後、ホテルに行きました…チェックインは不要で、鍵をいきなりもらえたのでした。そういえば、団体旅行ってのはそういうシステムだったような…(^^;…長い間していなかったので、忘れていました。
ホテルは、富豪九龍飯店、リーガルカオルーンホテルです。
はじめに通された部屋は、ツインのシングルユースでした。で、私は、「一人なんだからキングサイズのベッドの部屋にしてよ」と文句を言って、部屋を変えてもらいました。
キングサイズのベッドの部屋は、その前の部屋よりもずっといい部屋でした…(^^)v
ツアーでこうした部屋に入れるなら、まあ、いいですね…(^^)v
富豪九龍飯店にて | |
チケットの切符の抽選方法なんかの説明を受けています コンサートは、明日の夜20:15からです 今晩は、オプショナルツアーが晩御飯のために出るのでした 私は…もちろん、申し込んでいませんでした…(^^; | |
なかなか、いい部屋でしょ…(^^) 快適でした…(^^) | |
撮影データ LEICA D-LUX3 rawデータ撮影後Adobe Camera Raw でホワイトバランスを適時選択して現像 撮影データ OLYMPUS E-1 + LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm F2.8-F3.5 ASPH rawデータ撮影後RawShooter1.03でホワイトバランスを適時選択して現像 |
部屋でちょっと休んでから、散歩して晩御飯にすることにしました。
ホテルのフロントで、タウンマップをもらって、散歩に出ました。
九龍の周りに作られた遊歩道の、星光大道/avaenue of starsを歩いてみました。
私が最後に香港に来たときは、この開発計画が決まった時期でしたので、だいぶ経ったものですね。
星光大道にて | |
九龍から見た香港島 ガスっています | |
中国の人たちは、写真を撮る時はポーズを取るものなのでした これは、昔から変わらないですね | |
湿度の高い香港は、こんな風にガスが出ます で、綺麗に光るんですね | |
みんなで撮影していました | |
撮影データ OLYMPUS E-1 + LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm F2.8-F3.5 ASPH 撮影データ OLYMPUS E-1 + LEICA D SUMMINUX 25mm F1.4 rawデータ撮影後RawShooter1.03でホワイトバランスを適時選択して現像 |
現代では、香港映画は壊滅しています。
3年ぶりに作られた香港映画は、傷城…主題歌は、あゆです…(^^)…何韻詩もこれから曲を作りますけど…。
トニーレオン、金城武の主演です |
香港映画が壊滅した理由は、中国文化権で未だに防げない、不法コピーに原因があるという意見があります。もともと安く作り、ドンドン出すという、昔の日活映画みたいなものでしたが、制作費を潤沢に使用したハリウッド映画もタダみたいに安く手に入るので、香港映画は見向きされなくなってしまったのでした。
でも、傷城は、評判いいみたいです…まだ見ていないのですが…。
とは言え、香港映画が壊滅して、思い出として、星光大道があるとすると…ちょっと悲しいですね。
さて、いろいろとお店も見ていたのですが、気になったお店はホテルの近くにありました。
東来順/DONG LAI SHUNです。
私は、ガイドブックとかあんまり信じないほうなので、自分で見て気に入ったお店に入るのが好きなのでした。
このお店ですが、はじめ、自分で入ってみたのですが、ドア越しに見たら、満員みたいでした。
で、ホテルに戻り、コンシェルジュに頼んで、予約してもらいました。
20:15になると席が出来るとのことで、その時間に食事に行きました。
このお店は、2006年の香港でのコンテストで入賞したというのが、売りでした。
私がメニューを選ぶのを楽しんでいたら、日本語の話せるマネージャーが来て、鮑を食べろとか、ツバメの巣を食べろとか、高いものばかり勧めるので、断るのが大変でした。まだ、香港人は、日本人と見るとたかる癖が抜けていないみたいですね…
東来順/dong LAI SHUNにて | |
メニューの写真は良かったのですが、出てきたら見た目が…(^^; お味は結構でした | |
お茶の葉でスモークした卵です | |
紹興酒は、7年物を戴きました いいお味でした | |
フカヒレです | |
一人で食べるには、ちょっと多かったのでした | |
撮影データ OLYMPUS E-1 + LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm F2.8-F3.5 ASPH 撮影データ OLYMPUS E-1 + LEICA D SUMMINUX 25mm F1.4 rawデータ撮影後RawShooter1.03でホワイトバランスを適時選択して現像 |
料金は、チップを含めて1000香港ドル…やっぱり、香港は高いですね…(^^;
日本に留学していたという香港の人と話していて、日本の物価が高いと言われましたが、全然逆に感じるかるばどすなのでした。
お腹がくちくなったので、ホテルでゆっくりと寝ました…(^^)
■2007/04/07 コンサート当日 |
コンサート当日の朝です。
とは言え、コンサートはヨーロッパ並みに、20:15からです。
しかも、私って結構早起きです。
朝食まで時間がまだあるので、PCを使おうと思ったら、うっかりしてコンセントの変換アダプターを持ってくるのを忘れていました…(^^;
ルームキーピングに連絡して、借りて、香港でのあゆ関係の報道を見ていました。
香港では、映画製作の発表会にも出ていました。三年ぶりに制作された香港映画である傷城は、日本公開時の主題歌の主題歌は、あゆのsecretです。何韻詩も曲を作る予定だそうです。
引きずり倒されたあゆをスタッフが助けているシーン on.ccの報道より引用 |
あゆが香港に到着した時に、報道関係者や一部のファンによって引きずり倒されていました…(^^;
香港は、本土ほどではないと思いますが、やはりあゆのような人を公的な組織が守る文化が薄いみたいですね…。
以前に、北京のコンサートに行った際も、あゆの車に群がる人たちを見ても沢山いる警備関係者はなにもしないで静観していて、女性スタッフが「触らないで!」と叫んでいるのに居合わせたことがありました。びっくりして見ていたのですが、隊列を組んで行進している警備員たちも、そうした騒ぎを気にも留めていませんでした。彼らのお仕事は、暴動の阻止なんでしょうね…(^^;
しかしまあ、報道されているものは、かなり酷い写真ばかりで、びっくりしました。左上の写真もそうですが、上から撮影している写真が多く、最低の写りですし、撮影する機会が少ないためか、シーンとしては2〜3でも、ちょっと違う写真を使用して、何本も記事を書いている感じです。
また、ゲテモノ好きらしくて、gucciで品物を見ているときにブラジャーを手に撮っているときの、かなり写りの悪い写真を載せていたり、もう、報道というよりも、広告のためになんでもするという方が正確な表現みたいです。マスコミとはいえないみたいな気がします…広告物を売るために、報道のふりをしている別な連中という感じです…(^^;
台湾のサイトでは、コンサート中の写真が一杯載っています…中国文化圏では、ビデオはダメなんですけど…昔は撮り放題でしたが…写真は結構OKだったりします。今回もそうだと、うれしいんですけど…。
時間が来たので、食事にしました。
ホテルの食事は、結構いい内容でした。
富豪九龍飯店にて | |
撮影データ OLYMPUS E-1 + LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm F2.8-F3.5 ASPH rawデータ撮影後RawShooter1.03でホワイトバランスを適時選択して現像 |
お腹も一杯になったので、まだ早い時間でしたが、コンサート会場の下見に行くことにしました。
JALのツアーが、会場に歩いていける距離のホテルを手配してくれていたからです。
行ってびっりしました…だって…もう、人が沢山並んでいたのです。
早朝のコンサート会場にて | |
撮影データ OLYMPUS E-1 + LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm F2.8-F3.5 ASPH 撮影データ OLYMPUS E-1 + ZUIKO Digital ED 50-200mm F2.8-3.5 rawデータ撮影後RawShooter1.03でホワイトバランスを適時選択して現像 |
香港のファンの人と、ちょっとだけ話しました…声をかけられたのでした。
「日本から来たの?」
「そうだよ」
「Team Ayu?」
「うん」
「あゆのTシャツ持っているかい、ほら、僕達もこれを着ているんだ」
「今着ているのは、MATERIAL Bookって言ってあゆの関係のブランドなんだぜ」
「へー、そうなんだ」
この若い香港の人達の英語は、私にはちょっと聞きにくくて、会話は手こずりました…(^^;
はじめ、早くから並んでいる理由が今一わからず、話をしていた時に聞きそびれてしまい、「今回は指定でない席があるのかな」と思ったのですが、この後、ホテルに戻ってテレビを見ていたら、コンサートグッズを買うために、並んでいることがわかりました。
この後、散歩で、九龍公園に行ってみることにしました…実は、Zuneを落としたら、画面にクラックが入ってしまい、もしも売っていたら買おうかと思っていました。九龍公園沿いには、お店が沢山あります。
九龍公園に向かう途中から、公園にて | |
中国では、LUMIXの宣伝はあゆではありません あゆの人気は凄いのですが、あんまり日本的な展開をPanasonicは恐れているのでしょう… 反日の人も少なくないので… デジカメは、中国では国粋的な保護政策を取っています… SONYなんかは欠陥品として、根拠不明で当局から販売停止をくらったことがあります。 賄賂の不足が本当の原因という噂も…ないか…(爆)。 | |
男性が長髪で、パーマをしていりも少なくないみたい… 20年前くらいには、日本でも流行った様な気がします… | |
中国文化圏で反日が話題になる理由…意外と簡単で、 日本文化の普及が早いためということも、一因かもしれません 北京のコンサートの際に、飛行機の機内誌を見ていたら、 日本の文化侵略に戦えというアジテーション記事が載っていました。 街を歩くと、日式○○というものが沢山ありますし、 ひらがなもよく使われていたり…「の」の字は、ごく普通に使われています そりゃまあ、文化侵略という気持ちもわかりますが、受け入れている人たちの意識と乖離し過ぎかも… | |
シルクのネクタイ、170円くらい…(^^; | |
うーん、マレーシア系の観光客さん…(^^? | |
撮影データ OLYMPUS E-1 + LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm F2.8-F3.5 ASPH 撮影データ OLYMPUS E-1 + ZUIKO Digital ED 50-200mm F2.8-3.5 rawデータ撮影後RawShooter1.03でホワイトバランスを適時選択して現像 |
だいぶ歩いたので、ちょっと疲れました。
汗まみれになったので、ホテルでお風呂に入りました。
ホテルにて | |
撮影データ OLYMPUS E-1 + LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm F2.8-F3.5 ASPH rawデータ撮影後RawShooter1.03でホワイトバランスを適時選択して現像 |
ちょっと、気持ちよく転寝をしてから、遅いブランチにでした。
夜のコンサート直前に食事して、お手洗いに行きたくなると困りますので、ブランチとディナーを兼ねるようと思ったのでした。
行き先ですが、四川火鍋を食べようかと思いました。
日本で何回か食べてみましたが、不味いだけという印象しかありませんでした。
で、香港で食べたら、おいしいのかも…と考えた次第です。
中国文化圏らしく、時間外れの客に、「面倒くさい」という接客をされて、楽しんでおりました…(^^)
四川楼菜館にて | |
食べ終わって、思いました…やっぱり、四川火鍋は、私には合わないや…(^^;
食事が終わってから、まだコンサートまで4時間ありますが、もう一度会場に行ってみました。
四川楼菜館にて | |
会場ではびっくり…グッズ購入のため、物凄く人が並んでいました…(^^;
四川楼菜館にて | |
買えたグッズを持って、記念写真を撮るファンの人たち | |
こりゃ凄いなーと思いながら、ホテルに戻り一休みしました。
■2007/04/07 コンサートです |
コンサート会場には、皆さんとバスで行きました。
歩いた方が早いのに、バスで行く…贅沢ですね…(^^)
会場では、日本並みにカメラチェックが行われていました。
一般的に、香港や中国では、スチルカメラはOKで、ビデオカメラは禁止なのですが、あゆのコンサートは全部禁止でした。とは言え、皆さん結構持ち込んでしまっているのでした…あゆのコンサートは、動きながら見ているので、撮影なんてする暇ないですけど…(^^;
会場に入って、日本からのファンが驚きました。
「狭〜〜い!!」
日本で行われる会場よりも、遥かに狭いコンサート会場の間取りに、驚いたのでした。
ですから、舞台設備も、窮屈で、中央の踊り場なんか、日本の半分以下の大きさに感じます。
考えてみたら、日本の会場に使用する場所みたいのを期待するほうが難しいわけで、大変ですね、こりゃ。
また、そそり立つ観客席は、かなりの高さまで急な角度で上っていて、人の壁のようになります。
欧米系の設計ですね。
こういう環境は、吸音壁みたいなものなので、大変です。
「こりゃ、吸音が過ぎるだろうなー<音の調整難しそう」
会場のアリーナ中央にあるべき、音の調整卓もありません。
日本の会場であれば、その調整卓に、必要な測定設備も設置されて、音の状態を監視して、最高の状態にしてくれるのですが、どうも、香港ではそうした配慮が無いみたいで…ひょっとすると、その席まで売っちゃったのかもしれません…(^^;
香港の下流星 イーソン・チャン こいつが、ライブを見ていても、歌っていることすら理解も出来ないことを吐露した人物…見るからに、らしいですね。 |
案の定で、コンサートの半分以上は、PAの調整ミスで、肝心のあゆの声が聞き取り難い状態が続きました。
こうした時に、ライブになれていない人だと、勘違いするんですよね…声が出ていないとか、違うことを考えるとか。以前も、カラオケ歌手のアラン・タムが、あゆは音程を外すとか批判したり…あれだけ動いてライブしたら、音程が合わないこともあるだろうに…お前みたいに突っ立って歌っていないだろうと思います…。人がスピーカーじゃないことを理解できないような奴、脳みそから共産党思想に染まっている、党への御用歌手なんでしょう。まあ、普通に考えても、ライブを知らないって、そういうことなんですね。
今回も、口パクだとか抜かした下流な奴がいましたが、こうしたライブで口パクなんて、やりようが無いこともわかんないんですね。カラオケ歌手の悲しい、知識の狭さを出すご発言でした。真に受ける連中は、もっとご華流ですけど…(^^)
会場二階席中央に、華流スターのための席がありました。
コンサート直前に席に着いたのですが、人が入るごとに会場が沸いていました。
ここに、後日に、ご華流なご発言をされた下流スターも座っていました。
いい人も一杯いるだろうに、後日報道のおかげで、散々な書き方になりますけど…(^^;
この席の人たちは、会場中が、歌い、一緒に踊ったり、スイングしている時に、不気味にじっとしている、異色な人たちでした。いつもカラオケで歌ってるため、こうしたコンサートをいい席で見て、とう対応していいかわからなかったのか、中国系マスコミから親日とバッシングされるのを恐れれていたのか…。
中国系文化では、表面的には、反日の話題は結構当たり前です。
親日的な発言をすれば、それだけで大きな批判を受けます。
ですから、コンサートの終わりに、一部の華流の人が、首を振っていたくらいなのも致し方ないですね…
それどころか、イーソン・チャンみたいに、音を聴いて判断することも出来ない耳しかもっていないのに音楽家の振りをしているだけの人物が、なにかの見返りを求めてか、コンサートを誹謗する奴まで出る始末です…そうした下流な奴もいるのが、今の香港の実態です。
次回は、そうした連中など、招待しない方が良いでしょうね…ただでも狭い会場ですから一人でもファンが入れたほうが良いし、だいたいからして、今の中国は昔のような徳の概念など無く、恩を仇で返す文化に成り下がっていますので…現代の彼らにとって、日本人は「人間」ではないでしょうから…それを中華思想という人もいるし、反日と言う人もいますし、私みたいに民族主義者という、ナチズムと同様の、お話にならない信念をもっている連中と思う人もいます…で、そうした連中とは、交わらないのが、コツというものです(^^;
CoCo Lee 日本で言うと幸田のおばさん版みたいなものです、いろいろな意味で…。幸田は子供に色気を売ったけど、この人は赤軍と党に色気を売ってるのかな…(^^;初めから、舞台から客席に背を向けて、それで歌ってりゃ良いのに、それほど美人じゃないから…考えてみたら、それに近い演出だったけど…(^^; |
実のところ、香港の音楽界そのものも、もう壊滅しています。
今回の香港の報道を見ていても、華流スターの憧れは、あゆと共演することだとか…ちょっとスタイルが違いすぎて、かなり無理かと思いますが…。
香港の音楽界は、日本とイギリスの影響を受け過ぎという話もありますが、コピーがまかり通る中国文化圏ですので、昔の日本よりも環境が悪く、香港や中国文化圏で、音楽で食べていくことは出来ない環境なのかもしれません。なにしろ、一党独裁体制であると、あらゆる芸術も自由な表現が出来なくなるので、たいたい窒息します。
経済的にも、活動的にも制約があれば、作られるのは御用のものか、それに対する反駁か…どちらも大して面白くないですよね。
北京の大型歌会で、浜崎あゆみに対する嫌がらせから、同じ色の白い衣装にして、唄が終わってから、アリーナ席を埋めていた赤軍兵士(中国には国軍って無いんです…共産党の軍である赤軍しかないんですね)と、党の関係者たちに、白いホットパンツで、お尻を会場に向けてフリフリして大喝采を浴びていたcoco Leeを見て、「これは、どうしようもなく、哀れなものだな」と思ってから、華流の音楽に対して、もう興味がなくなってしまいました。
ところで、あゆのコンサートですが、行くとわかりますけど、一緒に歌ったり、振りをしたりと、ある程度知識が要るんです…。ですから、香港のファンの人たち、大丈夫かなーと思っていのでしたが、これは杞憂でした。
なにしろ、日本のコンサートよりも、ノリが凄いんです。
歌だって、大合唱でした。
入り口では、このコンサート翌日があゆのデビュー9周年になるので、一緒にあゆの歌を歌おうという紙が配られていたほどです。これはavexサイドの呼びかけですけど…。コンサート最後には、バースデーケーキも登場して、物凄いもの上がりでした。
で、日本のコンサートよりも、大合唱でした…これには、驚きました。
だって、私は華流の人たちの歌、一緒に歌えませんから…広東語や北京語は、日本語よりも音が多いので発音が難しいのですが、それでも日本語の音には、広東語や北京語に無い音があります。だから、練習くらいはしていないと、とても歌えるもんじゃありません。このときはまだ、そうした事情が飲み込めていませんでした。余談ですが、私は日本語の歌だと、一番だけ聞くと二番以降は歌詞があればある程度歌えるという不思議な特技があります…。
なんでこんなに香港のファンが歌えるのか、それは翌朝にわかりました。
人は日本の会場並に入っていますが、会場そのもののディメンジョンが小さいので、あゆのコンサートは3次元の大ショーになってしまいました…香港のファンは、演出の一つ一つに大拍手と声援でしたので、盛り上がること、凄かったです。
最後のmaは、あゆが英語でそのままに話していました。
そして、一番最後に、こう話していました。訳して書いちゃいますけど…
「また、すぐ帰ってくるから!!」
「ワーーーー」
とてもいいコンサートでした。
終わりは、23時過ぎでした。
ホテルに戻ってから、バーでちょっと飲むことにしました。
バーは、客が少ないので閉めようと思っていたみたいですが、飲むだけと話したらOKでした。
閉店の午前2時まで、楽しんでいました。
ホテルのバーにて | |
Zune、落としたら画面にクラックが…でも、不思議と、絵になるのでした しかし、Dutyが出た頃には、今回のようなファンとしての展開があるとは思いませんでした | |
明日は、帰国です。
■2007/04/08 帰国の日 |
気持ちよく、目が覚めて、朝食を戴きました。
今朝は、点心とフルーツです。
このスイカ、おいしいのでした…(^^)
ホテルのレストランにて | |
ホテルをチェックアウトするまで、まだだいぶ時間があるので、お散歩に出ました。
昨日の会場に、また寄ってみることにしました。
湾岸にて | |
ふっと気付いたら、港の端に降りる人が…なんと、泳ぎ始めました 香港港は遊泳禁止じゃないんでしょうか… 中国文化の深さを感じてしまいました…日本では見られない光景だと思います | |
■2007/04/09 現代のひとつの側面を実感しました |
会場では、太極拳をしている人たちがいました。
会場にて | |
のんびりと散策しながら歩いていたら、昨晩の小雨で濡れた、3枚の紙を拾いました…見たら、あゆの歌詞を、日本語、日本語のローマ字風読み(この書き方は、自然に読めるので適切ですね)、そして中国語訳(中国は異なる言葉でも、同じ字で書きます)が書いてありました。他にも無いかと思ったのですが、この紙だけしかありませんでした。曲名やその他のメモも書かれていたので、本当になにかの間違いで落としたものみたいでした。
日本にもって帰ってきたので、以下の一部をそのままご紹介します。
曲には、番号が振られていていました。日本や台湾でのコンサートの情報を元に、準備していたんですね。
会場の多くのファンが歌っていましたので、あゆのコンサートのために、相当な準備が行われていのだと思います。そして、大切に皆が持ち帰ったため、ほとんど落ちていないのかも知れません。他のゴミは結構ありましたので…。
これを見て、ちょっと胸が熱くなってしまいました。
こうしたファンのために、あゆは、嫌がらせの多いと知っている中国文化圏に来ようとしていたんですね…
そして、香港のファンは、その気持ちに、熱く応えたのでした…。
浜崎あゆみらしいなーと、改めて実感いたしました。
人の気持ちや考えには、相があります。
反日の気持ちがどれだけあっても、浜崎あゆみを理解する気持ちは、別な相にあります。
人の気持ちが、過去の軋轢や憎しみを超えられる原理、その答えは、この相の違いを理解して、自らを統べることにあります。様々な反駁、相克としい様々な相の彼方に、人には、つながる場所があります。
それを知っている人が、浜崎あゆみに傾倒しているのでしょう。
ミアゲテ ミカケテ ミクラベル ホラ
ミクビル ミダレル ミハナサレル
そう僕たちはあらゆる全ての場所で繋がっているから
この言葉について考える君とだってもうすでに
浜崎あゆみ Connectedより
現代の、ひとつの大切な断面を、香港で実感した気がします。
■2007/04/09 免税店から、空港へ |
会場を後にして、ホテルに戻りました。
会場にて | |
撮影データ OLYMPUS E-1 + ZUIKO Digital ED 50-200mm F2.8-3.5 撮影データ OLYMPUS E-1 + LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm F2.8-F3.5 ASPH 撮影データ OLYMPUS E-1 + ZUIKO Digital 7-14mm F4.0 rawデータ撮影後RawShooter1.03でホワイトバランスを適時選択して現像 |
ホテルでちょっと休んでから、帰国です。
団体旅行らしく、免税店を廻るのでした。
免税店って、どこでも同じ銘柄と製品なので、面白くないので、中を一巡してから、出てしまいました。
会場にて | |
あんまり暇なので、こんな写真を撮っちゃいました | |
撮影データ OLYMPUS E-1 + ZUIKO Digital ED 50-200mm F2.8-3.5 撮影データ OLYMPUS E-1 + LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm F2.8-F3.5 ASPH 撮影データ OLYMPUS E-1 + ZUIKO Digital 7-14mm F4.0 rawデータ撮影後RawShooter1.03でホワイトバランスを適時選択して現像 |
空港では、食事をしようとレストランに入ったのですが…ちょっと失敗でした。
時間を見ずに入ってしまい、じっくり食べる時間が無かったのでした…あはは…(^^;
もっとも、あまり、おいしくはありませんでした…(^^;
空港のレストランにて | |
撮影データ OLYMPUS E-1 + LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm F2.8-F3.5 ASPH rawデータ撮影後RawShooter1.03でホワイトバランスを適時選択して現像 |
食事も途中で、搭乗ゲートへ…
実は、最終日のサプライズで、なぜかコンサートのスタッフの帰国便が、私たちと同じなのでした。
ヨッチャンもエンリキも同じ便なのでした。
ファンは、ダンサーズの人からサインをもらったり、一緒に写真を撮らせてもらったりしていましした。
これって、特別な計らいだったんでしょうか…
事情を知れば、とっても異例な事態とわかります。
普通は、ツアーと同じ便には乗りません。
なぜかというと、浜崎あゆみとのスタッフ契約の条項には、ファンと交わってはならないというものがあるからです。その理由は、簡単で、トラブル防止でしょう。
ちなみに、エンリキに写真を撮らせてくださいと話したら、「写真だけはダメ」と断られました。
色紙を持っていたら、記念にサインを頼んだんですけど…(^^;…実は、サインを貰うつもりで行ったことがあるのは、クリスタルケイが中学生の頃、お母さんの再デビュー祝いのパーティーにお呼ばれした時だけです…(^^)
■2007/04/08 帰国 |
帰国は、平安そのものでした…(^^)
2007/04/08 帰国をご覧ください
では、どっとはらい…(^^)/
次回は、上海です。