Loreena McKennitライブラリ


私がLoreena McKennittのファンになるまで

音楽に知り合うことは、現代ではほんのちょっとしたことで充分です。だって、ちょっとした気持ちの揺らぎで、1枚のCDを買えばいいのですから・・・。
Loreena McKennittの音楽とは、そうした出会いでした。
私がオーディオを再開した直後ぐらいに、偶然にアルバムをアメリカで購入したのです。それだけの出会いなのですが、それだけでファンになるには充分でした。
私はEnyaも大ファンなのですが、全然違うテイストでありながら、描き出す世界の近さがあることに驚いてしまいました。
ちょっと余談になりますが、私が購入したアルバムの1曲がKRELLのCD-DSPというCDプレーヤでちゃんと再生できない曲が1曲だけあり、真っ青になってしまいました。私がKRELLSTUDIOというDAコンバータの購入を急いだ本当の理由は、ここにありました・・・(^^; もう、今は昔のお話しです。今のシステムはフルデジタルシステムですので・・・。


Loreena McKennitt

カナダに生まれたLoreena McKennittは、もっとも昔風のアーティストであることを貫いています。アーティストであるということの意味を、人生の形にしているのでしょう。これもEnyaと同じ印象を受けます。描き出す世界は、独特の情緒があり、どのようにアルバムを創っているのか知りたくなるのが人情です。
Loreena McKennittは、すべて自分でマネジネントし、自分でプロデュースし、自分と仲間たちで曲を創り、自分のレーベルから発売しています。
これがLoreena McKennittのアルバムの世界が独自に統一されている背景であり、それを自身で成し遂げているアーティストです。現代のアーティストのひとつの究極的な姿かもしれません。
カナダ オンタリオに本拠を構えていますが、欧米の常で、ヨーロッパとカナダの生活は半々なのかもしれません。
彼女は「Electic Celtic」というシンガーソングライターの賞を受けているのでアイルランド人(ケルト民族の末裔です)と誤解している人もいるようです。ケルト民族は、もともとヨーロッパから小アジアに土着であった古い民族で、文明化とともに弱体化して、ゲルマン民族やローマ民族により追いやられて行ったのですが、ヨーロッパ最古の文明のひとつです。文字をもたない文明であったために、詳細はわかっておらず、数少ない文書に近い絵文字が記された、ケルト民族が残した聖書がアイルランドの大学に保存されていますが、解読は不可能とされています。丁度日本で縄文時代のダイナミックな文明を感動的に受け止めるように、欧米人はケルト文明に対して独特の郷愁を抱きます。神話の世界があるのです。
Loreena McKennittの音楽は、そうした、神話の深遠から届けられたような、しかし生の素晴らしさを感じる音楽です。

Loreena McKennittライブラリ

ELEMENTAL

To Drive The Cold Winter Away

Parallel Dreams

The Visit

The Mask And Mirror

A Winter garden Five Songs For The Season

The Book Of Secrets

Live in Paris And Tront


お断り

Loreena McKennittは素晴らしいホームページを持っていますので、是非立ち寄りください。また、当コンテンツは、各ページがオフィシャルホームページと対応するように作られています。

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  Web www.calvadoshof.com