STUDIO

Digital Analog Processor
(1994年くらいの製品)


digital Analog ProccesorとはKRELL独特のいいかたで、DSPを応用して開発されているDAコンバーターの総称です。


汎用DSPを使用したデジタルフィルタを搭載したDigital Analog Processorです。
ソフトウェアによるデジタルフィルタを搭載した製品を開発できるメーカは世界的に多くありません。もともと汎用DSPは軍用に開発されてきたものである為に、そうした技術が広く利用されるようになったのはつい最近の事です。
KRELLのこうした製品も、米国海軍でソナー等の研究に従事していた技術者により開発されてきました。
studioは当時は世界最高速であったモトローラ56001を各チャンネルに使用し、選別されたバーブラウンPCM-64に18ビットでデータを供給します。内部処理は32倍オーバーサンプリングで処理されています。
また、ジッター対策の為にPALsロジックによりクロックを同期するようになっています。
この製品は、KRC-2のようなフルリモートコントロールの製品世代より若干前の為に、リモートコントロールでは利用できません。
アナログ回路は、バランス化されており、他のアンプ群と違和感無く利用する事が出来ます。
入力端子は、STリンク(at&t)、同軸(RCA)、tosリンクが実装されています。
また、dat用デジタルtape IN/OUTが実装されています。
重量は6.4kgです。


日本では95万円という定価でしたが、私はアメリカで$3000で購入しました。ちょうど30万円くらいですね。


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