がんばれ華原朋美


私が華原朋美のファンになるまで

音楽って不思議です。
気分に応じて心の中に浮かぶメロディーがあります。このメロディーって、自分の意志に関係なく浮かんできます。私の場合は、シベリウスなんかがよく浮かびます。気分がいいとシベリウスの交響曲3番とか5番の終楽章とか浮かびます。
それが、ドイツの町並みを歩いていたら、日本でちょっと聴いたメロディーが浮かびました。それが華原朋美のlove BRACEでした。すごく不思議でした。私って、あまり流行歌に敏感でないからです。日本に帰ってから、アルバムを買いました。で、次にドイツに行ったときは、ずっと聴いていました。
私の友人達は「華原朋美?」とか、「小室哲哉?」とか、なんで好きなのさという感じに思っていたようです。でも、私のなかにうまく入ってきたのでした。音楽を好きなのに理由はないわけで、実に気に入っていました。
実は小室哲哉は私と同い年で、そうしたところもメロディーや音楽に共感しやすいものがあったのかも知れません。華原朋美というよりも小室哲哉のファンだと初めは自分を思っていました。小室哲哉の絡んだアルバムは一通りあります。そうした中で気づきました、華原朋美のアルバムは特に完成度が高いなあと・・・。
華原朋美と小室哲哉の関係はマスコミでいろいろと話を流していましたが、私はあまりそうした観点では見ていませんでした。小室哲哉の音楽には華原朋美が必要だと感じられていたからです。小室哲哉はミュージシャンをうまく使いますが、ミュージシャンによっては全く振るいません。マスコミが小室哲哉を魔術師のように言っていたころですら、全くヒットしない曲も少なくありませんでした。多くの人は小室哲哉が、自分の音楽に対応できるミュージシャンを明確に識別していることを無視しているように私には思われました。華原朋美の才能は小室哲哉にしか生かせないもののように感じられました。彼女のアルバムの完成度の高さに、恋愛関係だけでできるものではないと感じたのでした。
こうした中で、私は華原朋美のファンになっていったのです。
私は華原朋美と小室哲哉はいっしょになることは無いだろうと初めから思っていました。テレビで見ている華原朋美の個性に小室哲哉がOKだとは感じられなかったのです。私の目からは、どちらかというと意図的にマスコミの報道したいようにさせていたように見えていました。華原朋美はそう思っていなかったのかもしれませんが・・・。
小室哲哉は明らかに華原朋美の才能を認めていたと思います。小室哲哉の才能はミュージシャンを選びます。それはベクトルが合う限りすばらしい結果を生みます。小室哲哉と華原朋美は最後のアルバムでベクトルは合っていませんでした。私は「あ、これで2人は別れるな」と思いました。仕事中心の小室哲哉にそうした状態が耐えられるとは思えませんでした。
今、テレビに出ていますけど、頑張って欲しいなー
頑張れ、華原朋美!

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