かるばどすの お好み劇場
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昔、購入したくて、とても困った映像ソフトがありました。 |
■ STREETS OF FIRE |
STREETS OF FIRE DVD
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プロデューサー
音楽 |
ヒル・ゴードン いろいろ |
CICビクター UDF65
今はきっと ソニー・ピクチャーズです ビスタサイズ/DOLBY DIGITAL Region 2 | |
STREETS OF FIRE LP
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たまにはアナログのサウンドトラック
MCA-5492 STREETS OF FIRE |
この映画は、初めて見たときから印象深い映画でした。
私が見たのは、公開初日に、今はもうない、日比谷映画でした。
若いときの私は、贅沢にも指定券を購入しました。でも、映画が始まるのは1時間30分後・・・で、時間つぶしのためにふらっと歩いていき、いつも寄っていた帝国ホテルではないところと思い、ちょっと見つけたお店がローレライだったのでした。
映画には、もう、はまりました。
カッコイイ・・・というのは、こういうもんだと、今でも思います。
この映画を見た時代、私は、まだロックなんて大嫌いでした。
でも、この映画を見てから、好きになってしまいました。
特に、最後のシーンでダイアン・レイン演じる「エレン・エイム」が、去り行くマイケル・パレ演じる「トム・コーディ」を舞台から見つめながら叫ぶように歌う「NOWHERE FAST」はガツーンと来ます。
You're lying in your bed
And on a Saturday night...
パンクが入らない、ロックらしいロックの典型って、こんなイメージだよね・・・と思ってしまいます。最近は、こうしたイメージの曲、少ないですよね・・・ロックンロールそのものすら、おじいさんの音楽にもなってしまいましたし・・・(^^;
でも、作品は、不滅、私たちには、映画がそのまま残されています。
この歌、後年に、日本の歌手が気の抜けた吹き替えで歌っているのを聴いて、本気で腹が立ってしまったという、後日談まであります・・・(^^;
この映画は、LDで2回出て、また、DVDでも出ています。
DVDは、ワイドスクリーン仕様ですから、これがお勧めですね。
この映画は、ロックとブルースの塊みたいな映画なので、是非、迷惑を顧みずに、でかい音量で楽しんでもらいたいです。
ですから、再生設備は、しっかりして欲しいですね。
サウンドトラック・アルバムは、アナログもデジタルもありますが、アナログは「NOWHERE FAST」がA面のはじめになっています。だもので、低音がガーンと来る曲が最外周なので、レコードの「そり」ごと再生するため、再生が大変です・・・(^^)
最近は、こうしたストレートな映画も、作られないですねー・・・なぜでしょ・・・(^^?
もうちょっと、多くても、いいんじゃないかなー・・・と思います。