徒然酒(つれづれざけ)
2005/03/26 No.0506

3本
GUINNESS
3杯
カルバドス・ストレート
500ml
マッコリ
2005/03/26 浜崎あゆみの新アルバムで大騒ぎ・・・

日中は、新宿でランチを戴きました・・・(^^)

今日も忙しくお仕事をしていました。
打ち合わせで新宿にいましたので、ランチは新宿・・・印度屋です。
このお店は、新宿に何軒かあるのですが、リーズナブルなお値段で、おいしいインド料理を食べさせてくれます・・・特にランチタイムがお勧めです・・・980円、食べ放題・・・時間の関係でデザートはもらわずに出ましたけど・・・(^^;
新宿の食べ物は、ラーメン、印度料理、天ぷらが特筆されますねー・・・(^^)

印度屋にて
お店の外観
タンドーリチキン味のフライドチキン
チキンカレー + キーマカレー
サラダとナン
チキンカレー、お替り・・・(^^)
撮影データ CONTAX i4R ISO50

浜崎あゆみの新アルバムで大騒ぎ・・・(^^;

浜崎あゆみ
MY STORY 5.1ch SACD

仕事が終わり、8時近くにヨドバシカメラにSACD/DVD-Audioを買いに行きました・・・浜崎あゆみのです。で、異変に気がつきました・・・。売り切れなのです・・・。製造量も入荷量も少ないのですが、発売後数日で売り切れている・・・というのは、全く異常です・・・。

「すいません、売り切れております」
「え・・・SACDがですか・・・信じられない・・・」

そこで、秋葉原の石丸電気SOFT 1に行きました。あんまり新宿のメガショップが好きで無いのと、SACDは自宅で聴けないので、オーディオショップで聞かせてもらおうかなーと思ったからです。
でも、ここでもビックリ、石丸電気SOFT 1でも売り切れでした。

「あのー、他のお店ではどうでしょうか?」
「はい、お調べいたします・・・SOFT3にはまだ在庫がございますので、おとり置きいたします」
「ありがとー」

やっと3軒目で手に入れました・・・私のシステムではSACDのトラック状況も見れないので、オーディオショップサウンドクリエイトに寄りました。

「今晩はー、SACD5.1ch、聴かせてくれる」
「はい・・・あ、今ですと、簡単なシステムしか無いんですけど・・・」
「ぜんぜんOKです・・・(^^)」

初めのシステムは、Linnでは比較的コストがお安い・・・と言いながら200万近いような気がします・・・(^^;・・・こんな構成です。

初めに聴いたシステム
Linn Unidisk SC
Linn Trikan
Linn 2250 PowerAmp
Linn Espek
Linn Classik Unit
Linn Sizmik10.25

セッティングもそのままで、さっと聴いてみました。
聴く限り、声は死んでしまっているし、音もちょっと変・・・しかし、360度全体から聴こえる音楽は、もの凄く魅力的でした。

「うーん、セッティング直していい」
「はい、どうぞ」

ITU 5.1chスピーカー配置
オーディオ&ビジュアル ウルトラテクニック
5.1chの再生の話題は、この本をご覧くださいませ

再生されていたその音の作り方に驚いてしまいました。浜崎あゆみの声は、最低でも前方3つのスピーカーから再生されていました。シーンによっては、全スピーカーから声が音が出ていました。これは、一般映画と全く異なります。一般映画では、音声はセンタースピーカーからのみ再生されていることが多く、モノラル音声のようなものであるからです。
この様な音の作り方であることは、明確に、セッティングがスタジオ標準であるITU 5.1chである必要を示しています。
率直なところ、映画での音はここまで厳格な設定が必要な場合は、あまりありません。だいたい、映画というものは、映画での音声効果が目的であり、多くの人たちが同時に楽しめるように音が作られています。しかも、音そのものはDolby DigitalやDTSのような不可逆圧縮音声・・・つまり、制作者の作った音は失われています。
その程度のものに過ぎないのが映画で求められる5.1chのこれまでの実態でした。
ところが、このアルバムは全チャンネルがSACDですので、データが失われない形式です・・・そのため、スピーカーの配置が極めて影響しやすいのでした。当然、お店ではDSP等必要な設定をしてくれていたわけですが、こうしたクリティカルなソースを前提としているわけでもありません。
私は、初めに席の位置をITU5.1chの標準的な位置に近づけました。それから、音の変化が大きいことを確認して、続いてセンタースピーカーの位置を合わせ直しました。

「わー、こりゃ凄い・・・このアルバム、なんなんだ・・・」
「本当ですね、あの、よかったら他のスタッフも来てもいいですか?、聴かせてやりたいんですけど」
「もちろんです・・・ところで、音がちょっと荒れているような・・・これって機種の音でしょ・・・映画ではなんの問題にもならないけど、こうした音楽では気になっちゃうかも知れないでね・・・」
「UniDisc SCはプリ内蔵の廉価版なんです・・・上位機種のUnidisk 1.1で聴かれてみますか?」
「是非お願いします・・・(^^)」

このような鳴らしこみの時の音を体験するのは、経験を積むときに大切です。一緒にいた人たちは、若いスタッフがそうした体験が出来るように、呼ぼうと思ったのでした。
Unidisk SCの代わりに、Unidisk 1.1と、KinOSが持ち込まれました。

2回目に聴いたシステム
Linn Unidisk 1.1
Linn Trikan
Linn Kinos
Linn 2250 PowerAmp
Linn Espek
Linn Classik Unit
Linn Sizmik10.25

「うーん、とってもいいけど、音のバランスが違いますねー・・・Unidisk SCって、2250Power Ampとペア設計でしょ・・・プリもUnidisk SCに内蔵されているんですねー」
「そうなんです・・・だから、プリのKinOSが必要なんです。」
「あれ、KinosはSACDの際はデコードできないでしょ」
「はい、あのKinosのアナログ部だけのExotikもありますので、聴いてみますか?」
「お願いします」

で、Exotikが持ち込まれました。この機種は、アップグレードするとKinosに出来るとのことでした。

3回目に聴いたシステム
Linn Unidisk 1.1
Linn Trikan
Linn Exotik
Linn 2250 PowerAmp
Linn Espek
Linn Classik Unit
Linn Sizmik10.25

「え、Exotikの方が、いいじゃないですか、ちゃんとした音の傾向がある・・・まだ、なにか音が載っているけど・・・」
「DSPのせいでしょうか」
「あ、SACDだからまたデジタル変換してDSP処理しているんですものね・・・でも、この価格の製品では音質に影響が少ない処理は出来ないでしょ・・・超高速DSPを全チャンネルに用意したら、凄い値段になっちゃいますから・・・買うなら、Exotikですね・・・位相の問題はスピーカーの設置方法で対処すればいいから。」
「そうかもしれませんね・・・ところで、Linnの技術者がExotikとKinosの違いで、デコーダーが無いのと、デジタル部が無いのでパネルがアナログ系からの電力供給を受けているため、音に影響があると話していました」
「えー、じゃあ、パネルの電源回路切っちゃえばいいんだ」
「・・・(^^;・・・あの、消灯できると思うので調べて見ます」
「お願いします」

聴いたところ、消灯したら載っていた余計な音がスッと消えます。

「あ、こんなに音が違う」
「うーん、ところで、2250ってパワーアンプ、このソースではバランスが取れないみたい・・・」
「どうしましょうか」
「ものは試して、ドイツTrigon DOWAFでフロントを鳴らしてみましょうか」
「はい」

ということで、ドイツTrigonの新型パワーアンプDOWAFを持ってきてもらいました。小型のモノブロックパワーアンプです。正確無比な音を自慢する機種です。

4回目に聴いたシステム
Linn Unidisk 1.1
Linn Trikan
Linn Exotik
Trigon DOWAF
Linn 2250 PowerAmp
Linn Espek
Linn Classik Unit
Linn Sizmik10.25

「おおっ、この音ですねー・・・凄い・・・」

聴いていて、音の質に驚きましたが、センタースピーカーの音の質が付いて来れませんでした。さらに、設置位置が床なので、違和感が増しています。

「ファントム・モードにして、センタースピーカーを止めましょう」
「はい」

5回目に聴いたシステム
Linn Unidisk 1.1
Linn Exotik
Trigon DOWAF
Linn 2250 PowerAmp
Linn Espek
Linn Classik Unit
Linn Sizmik10.25

浜崎あゆみの声が、生き生きとしてきます・・・ただ、センタスピーカーと左右のスピーカーにはかなり違う声の信号が入っているようで、不自然な感覚が残ります・・・こりゃ、センタースピーカーの取り扱いは大変そう・・・(^^;
また、この状態ではフロントとリアの音の差が激しくて、音のつながりには問題があります・・・まあ、試聴ですからあまり理想は追えません。
みんなで、音を聴いてもらっていました。
そうしていたら、突然にTrigon DOWAFの保護回路が働きました。

「ありゃ・・・」
「え、DOWAFの保護回路が働くの、はじめて見ました」

DOWAFの筐体を触ってみたところ、熱いと言うほどではありませんが、かなり暖かくなっています。

「音の大きさで働いた保護回路ではなさそうだから、内部の出力段の温度検出ですね・・ちょっと設定が敏感過ぎみたい・・・」
「そうでしょうね・・・メーカーに連絡しておきます。ただ、DOWAFがこれだけ暖かいのも初めてです」
「しかし、Trigonはいいですねー、もうDOWAFはないんですね」
「2台だけです」
「じゃ、TRE-50で鳴らしてもらってもいいですか」
「もちろんです」

6回目に聴いたシステム
Linn Unidisk 1.1
Linn Exotik
Trigon TRE-50
Trigon DOWAF
Linn Espek
Linn Classik Unit
Linn Sizmik10.25

「おおー、これだぁ・・・Trigonは機種が違っていても、トーンカラーが近いですねー・・・よく出来ている」
「凄いですね、この音は」
「もう、スピーカーの違いが徹底的になっちゃったけど・・・」

気付いたら、もう時間は11時を回っていました・・・ゴメンナサイ、みなさん・・・(^^;

サウンドクリエイトにて
はい、撮影します・・・(^^)
私のオーダーで機器を切り替え
うーん・・・
みんなにも聴いてもらっています
このアルバム、恐るべし・・・
ドイツ Trigon DOWARF
撮影データ OLYMPUS E-1 + ZUIKO Digital 14-54 F2.8-3.5
rawデータ撮影後OLYMPUS STUDIOでカメラ測定のホワイトバランスにて

帰り際に、金野代表といろいろな話をしていました。
で、私は、高品質な5.1chをやろうと決心していました。
それまで、使用するスピーカーはKatanがいいなーと思っていたのですが、ちょっと見たら、Akurate 212が置いてありました。世界でも、5.1chでの利用を包含している、最高性能のスピーカーです。

「あ、Akurateを忘れてた・・・こっちの方がいいですねー・・・でも、値段が・・・」
「はい、5倍くらいになります」
「ひょっとしたら、Akurateで5.1chを組んだ人、日本ではまだいないんじゃ・・・(^^?」
「はい、いらっしゃいません」

私は、総額が大きすぎて、考え込んでしまいました・・・(^^;
だいたい、3500円のアルバムのために使用する金額なんですね・・・(^^;
お店からは、Akurate221にはまだ問題があり売れないという説明がありましたが、私は気にしませんでした・・・なに、問題なんて、買ってから直してくれりゃいいのです・・・(^^;

思い描いたシステム・・・1
Linn Unidisk 1.1
Linn Akurate212
Linn Akurate225
Linn Exotik
Linn Akurate212
Trigon TRE-50 * 5
Linn Akurate221

で、別なパターンも思いました・・・AVプリの便利さではなく、音だけ考えたパターンですけど・・・(^^;
使いにくそう・・・・(^^;

「プリをリモコンで連動させりゃ使えないですかねー」
「調整し難いですねー」
「ごもっとも・・・」

思い描いたシステム・・・2
Linn Unidisk 1.1
Linn Akurate212
Linn Akurate225
Trigon TRV-100 * 3
Linn Akurate212
Trigon TRE-50 * 5
Linn Akurate221

あんまり金額が高いので、ちょっと考えさせてもらうことにしました・・・(^^)

お腹が空いたので、骨鍋を戴きました

深夜・・・お腹が空いたので、松屋で骨鍋(ガムジャタン/ジュガイモ鍋という意味です)を食べました。

松屋 にて
2人前・・・おいしそうでしょ
マッコリ
カクテキ
撮影データ OLYMPUS E-1 + ZUIKO Digital 14-54 F2.8-3.5
rawデータ撮影後OLYMPUS STUDIOでホワイトバランス3000Kにて


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