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このアルバムの前に発売された、アコースティック・リミックスは、2002年3月20日に発売されたayu-mi-x IV + seltion Acoustic Orchestra versionでした。実に、3年ぶりに発売された、アコースティック・リミックスです。
これまでのアコースティック・リミックスは、実のところ、本当にアコースティック楽器で演奏しているものはあまりなく、実は、単なる打ち込みのものが少なくありませんでした。
今回は、そうしたことなく、本格的に、フルオーケストラで演奏しています・・・やっと、本物の「アコースティック・リミックス」が登場したのでした・・・(^^)
実際には、収録は日本とフランスで行われており、曲ごとに収録が異なります。
編曲は、クラシックとして聴きやすいように配慮されていますので、アコースティック・リミックスではなく、「クラシカル」という名称がふさわしいものとなっています。
一般的に、クラシックである場合は、アルバム全体が1つの作品のように作られることが少なくありません。それは、曲そのものが長いという背景もあります。浜崎あゆみに限らず、JPOPSなどは曲の長さが短いので、そうした構成をとることができません。この点を、クラシックとして違和感が少なくなるように、編曲で曲の時間が長くなるように配慮されている部分があります。
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フランス収録
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佐渡 裕 指揮
パリ・ラムルー管弦楽団
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日本収録
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Chieko Kobayashi Group |
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Saito Neko Quartet +
Grate Wida String
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Masatsugu Shinozaki Group
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Nagisa Kiriyama Group
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このようなトライは、ファンは前から期待していたことであったと思うので(私の知り合いには、そうした声が多くありました)、待望のアルバムであったといえるかも知れません。
このアルバムのbonus Trackに収録されているa song is born 浜崎あゆみバージョンは、2005年愛知万国博覧会の天皇陛下臨席の開会式で歌われたものと同じ編曲だと思います。
編曲は、大島ミチル等、バリバリ売り出し中の作曲家や、新しい作曲家たちが起用されています。
この起用の感覚は、これまでの浜崎あゆみのリミックスと同じです。実は、I〜IIIまでのアコースティック・リミックスは、Akimitsu Honmaが作曲していましたが、ivからいろいろな作曲家が起用されるようになって来ました。
惜しむらくは、たくさんの作曲家が起用されたため、アルバム全体としての統一感が失われている点があります。テクノ等であると、全体の統一感というのは、余計な感覚となるのですが、クラシック系の場合はすべての曲を通して伝える感覚があり、それがクラシックに慣れた人にとっては違和感となります。ただ、そうした感覚はクラシックに慣れた人でないと、ないかと思いますので、余計な心配かもしれません。ただ、そうした傾向が音にまで現れており、その点はどうしても避けられない問題点です。この話題は、後述します。
このアルバムの企画は、2005/01に入ってからかもしれません。大島ミチルのホームページで公開している日記で、1/24に「急な仕事を頼まれ・・・某大物歌手のオーケストラのアレンジ(^ ^;です。」とありましたので・・・。企画から発売までの期間が短いため、避けがたかったのでしょうが、ばらばらに編曲されたためか、統一感が失われてしまいました。
アルバムに収録されている曲順がオリジナルと異なる理由は、そうした曲想の混乱に原因があるのでしょう。オリジナルと同じ配列にすると、とても違和感がある状態になっていると思います。
このアルバムを聴いて思ったことがあります。それは、現代のミュージシャンってのは、電子楽器や、小型録音システムに慣れているため、本格的なオーケストラや、大規模な録音は、取り扱いが不得手なのではないかということです。
このアルバムは、それぞれの曲としてはとても良くできていますし、浜崎あゆみの歌もすばらしいのですが、そうした基本的なところの問題点が目立つものとなってしまいました。
このアルバムのように、複数の場所で収録することは、別に少なくないのですが、そうした際は、音の違いなどが生まれないような配慮が、収録側に求められます。しかし、このアルバムの場合は、フランスで収録したものと、日本で収録したものに差が激しく、アルバム全体の統一感を失わせる原因となっています。これでは、映画音楽の収録のようなもので、基本的な製作意図を実現できていないという印象がぬぐえません。
特に、ヘッドホンのようなシステムで聞いてしまうと、この差が目立ちすぎるので、スピーカーを使用して聞くことがこのアルバムを楽しむコツのひとつです。
このアルバムの制作は、大変意欲的で良かったと思いますが、実現について、いろいろと制作側が学んだ点が多かったのではないかと思います。
アルバム全体の統一という観点で考えると、編曲者は1名であった方が良かったと思います。ただ、そうした制作方法だと、アルバム全体を出すタイミングが大幅にずれ込む原因になるでしょうから、難しい点かもしれません。
私自身は、聞くだけですけど、クラシックとの付き合いはもう30年を超えます・・・そうなってしまうと、聞く側の感覚は、かなり厳しくなってしまいます。そのため、いいアルバムの方に分類すべきこのアルバムに対して、結局は、結構厳しいことを書くことになってしまいます。でも、まあ、いいかなーと思い、書いちゃいます。
基本的に、編曲家のスキルが、フル・オーケストラを使用するには向いていなかった人が多いように思います。大島ミチルなんかは手馴れている感じが強いのですが、人によっては、「なんでこういうオーケストレーションにするの・・・」という編曲が多く、問題を感じます。率直なところ、popsやテクノの楽器の使い方の延長でフル・オーケストラが鳴っているので、とても単調で、つまらないものとなっている部分も少なくありません。こうした問題点は、ゲーム関係のクラシック版アルバムによくあるので、経験不足という意味で理解することが順当なのでしょう。
しかし、聞いていて楽しいのは、曲そのものの良さや、浜崎あゆみの歌のよさに拠る点があるのだと思います。
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JEAN SIBELIUS
1865〜1957 |
この感想は、初めから抱いていたものです。私は、千折さんと九州をドライブしながら、カーステレオでこのアルバムを聴いたのが初めてでした。そのときにも「・・・」と思ったのですが、後日にもあまり時間がとれず、ヘッドホンで聞いていたときに、オーケストレーションや演奏の稚拙さが目立ってしまい、閉口してしまいました・・・。
「この楽器の使い方はなぁ・・・伊福部明が生前に「録音した音楽は違う。映画音楽をすると、経験が浅い音楽家は、基本的なミスをしてしまう」と説明していたなぁ・・・こういうことなんだ」
もうひとつ思ったのは、フランス収録部分の演奏そのものです。
これも初めて聴いたときから感じました・・・。
「この演奏はなに・・・お前さんたち・・・」
まあ、JPOPSをベースに作られたフル・オーケストラの曲です。編曲家によっては、オーストレーションが稚拙なため、演奏する人たちには、譜面を見ただけで、「・・・」というものがあったでしょう。とはいえ、普通、こうは演奏しないだろ・・・という演奏に感じてしまいます。譜面だけ見て、いちいちメリハリをとってしまった感じです。
聞いていて、日本で収録された部分は、フランスでの収録がなにかの理由でできなかったのか、もしくは、使い物にならなかったのかな・・・と思ってしまいました。私は、結構、後者の原因であろうと、勝手に思っています。
このようなアルバム収録を海外で行うことは、現代では少なくありません。日本のオーケストラや、スタジオの費用を考えると、海外での収録のほうがリーズナブルであるからです。このような収録の場合は、通常は作曲家と録音のメインエンジニアが海外に行き、現地の人たちは初見で演奏します。また、作曲家は、演奏を聞きながら必要な変更を行ったりもします。クラシックの演奏家であれば、それで十分な成果が得られます。ただし、彼らも人ですので、「・・・」と思ってしまうと、こうしたことになるかもしれません。
音にも問題が多くあります。
このアルバムは、フランスで収録している部分の音が、曲ごとに異なるのに近い状態になっています。単純に思うと、収録の仕方をテストしながら収録して行ったのかな・・・と思わせるものがあります。ひょっとすると、リミックスによる違いもあるのかも知れません。いずれにしても、オーケストラという「単一の音色」のものにより演奏していることを、忘れてしまっているようです。これは基本的なことなので、守ってほしいところです。
素直な評価として、日本の収録のほうが好感が持てました。
編曲は、フルオーケストラというよりも弦楽四重奏みたいなものの方合うものが多く、そうであれば小規模な編成で収録している日本のもののほうが演奏があっていますし、音もJPOPSの収録の癖であるオンマイクな音になっており、浜崎あゆみの声の収録に近いので、違和感が少なくなっています。
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CD
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avex AVCD-17675 \2800
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オリジナル発売日 2005年03月24日
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媒体
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cd
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DVD
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DVD-Audio
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SACD
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非圧縮/可逆圧縮方式(つまり音楽データが損なわれない方式)
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2ch PCM(CD:44.1K/16bit)再生
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CD / AVCD-17675
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○
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CD
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01
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WONDERLAND | 編曲 Keiichi Oku |
パリ・ラムルー管弦楽団
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02
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Moments | 編曲 Toshiyuki Watanabe |
パリ・ラムルー管弦楽団
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03
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HAPPY ENDING | 編曲 Tatsuya Murayama |
パリ・ラムルー管弦楽団
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04
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GAME | 編曲 Ken Shima |
Chieko Kobayashi Group
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05
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HOPE or PAIN | 編曲 Neko Saito |
Saito Neko Quartet +
Grate Wida String
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06
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Kaleidoscope | 編曲 Kazunori Miyake |
パリ・ラムルー管弦楽団
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07
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CAROLS | 編曲 Yutaka Takezawa |
Masatsugu Shinozaki Group
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08
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walking proud | 編曲 Michiru Oshima |
パリ・ラムルー管弦楽団
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09
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catcher In The Light | 編曲 Kow Otani |
パリ・ラムルー管弦楽団
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10
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HONEY | 編曲 Tatsuya Murayama |
Nagisa Kiriyama Group
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11
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winding road | 編曲 Hiroyoshi Nagayama |
パリ・ラムルー管弦楽団
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Bonus Track
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12
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a song is born 浜崎あゆみバージョン | 編曲 Toshiyuki Watanabe |
パリ・ラムルー管弦楽団
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Mastering Engineer Shigeo Miyamoto (FLAIR MASTERING WORKS)
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