浜崎あゆみ 28thシングルです。
いや〜、びっくりしてしまいました。
今年の浜崎あゆみは、本当に凄いと思います。
曲のよさはもちろんですけど、Ken Shimaの編曲(ほとんどが生音という編曲です)、Yasuo Matsumotoのミキシング、shingo Miyamotoのマスタリングになるこのアルバムは、これまでの浜崎あゆみのアルバムの中で秀逸な出来です。特に、これまでにないほど浜崎あゆみの声が生き生きと表現されており、繊細にして緻密、そして限りなく豊かなものとしています。いやー、良かった。こうしたアルバムが出るようになれば、もう心配ないですね。この音は、このすばらしい曲を、そのまま音の形にすることに成功しています。
ところで、voyageのプロモーションビデオは、行定監督によるもので、8月下旬に日光の山奥で5日間かけて撮影され、40分もの長さになりました。制作費1億円を投じたこのpvは、10月26日から東京・渋谷シネクイントで1週間の期限付きで公開されます。このホームページ作成段階では、TVでちょっと見ただけだけど、いやー、良さそう。はやくDVD出ないですかね。しかし、こうした様々な表現手段を選べることは、表現者としての浜崎あゆみの面目躍如ですね・・・。
このアルバムに入っているリミックスも、今までのリミックスとは根本的に異なる方向が打ち出されていると思います。特に、SUGIURUMNのindependent "SUGIURUMN MIX"は、ライブの時の浜崎あゆみを連想させるように作られているからです。リミクサーの持っている浜崎あゆみ観が表現されているのは、リミックスとして凄いことだと思います。リミクサーの個性の主張だけではない深さがあるからです。こうなると、リミックスは面白さだけではなく、ひとつの独立した作品として伝えるものがありますね。また、マスタリングのよさも、このアルバムに収録されているリミックスの価値を高めています。
なお、リミクサーの1.DTとSUGIURUMNは初登場です。いつも新しい感性を集めていますね。
余談ですが、このアルバムもHDCDではありません。意味の無かったHDCD化をしないことは、定着したのかもしれません。よかった・・・
Mastering Engineer
Shigeo Miyamoto (FLAIR MASTERING WORKS)
作詞 浜崎あゆみ
作曲 CREA + D.A.I編曲 Ken Shimamixed by Yasuo Matsumoto
remixed by 1.DT
remixed by SUGIURUMN
Macrovision(現在はMicrosoftがオーナーだったような) CDS200(Cactus Data ShieLD200) によるCCCD(Copy Control CD)、つまりコピーできにくいようにしているCDです。CD-DA規格を利用しているCDドライブ(パソコンなどに組み込まれているCD、DVD、CD-Rドライブ)で再生しにくいようにフォーマットを変則的に使用するという方法を採用しています。Macrovision(現在はMicrosoftがオーナーだったような) のプロテクト技術のいちばんのお客さんは、日本でしょうか・・・(^^;・・・。率直なところ、CDS200によるプロテクト?はそう厳重なものではありません。音が悪くなるという人がいるけど・・・HDCDエンコードのかけ方間違える方が影響が大きいと思いますね、聴いた限り・・・。