デジカメ日記

異文化の面白いデジカメ

はじめびっくりしたけど

二代目のCONTAX Tvs Digitalが不調な中で、ダークホースのように突然登場したのが、Konica KD-510Zです。

不調の話題はこちら

購入時には、店頭で話をしてサンプル写真を見ただけでした。
購入して、家に帰ってから、調べてみたら、結構評判がいいみたいでした。
ただ、実際撮影してみると、ちょっと戸惑いました。
だいぶ感覚が違うんです。
絵がどちらかというと明るく撮れますし、液晶ファインダーはどう撮れるかではなく、なにが視覚に入っているかを示すようになっています。ですから、明るさとかのチェックには使えませんが、暗いところで撮影する際には、かえって便利です。
CONTAX Tvs Digitalよりも小さいですし、起動も早いです。そしてストロボも早くチャージされます。
ただ、バッテリーの持ちは悪いように思います。もっとも、それほど困りません。
問題点は、CCD自身のノイズが多いみたいで、ISO400に設定すると、あまり実用になりません。まあ、ノイズリダクション処理が働くと、ノイズは気づきにくいんですが、働かないとかなり気になりますね。
よくカタログを見てみると、暗くてもISO50で撮影しています。
そういうカメラなのかと思い、ISO50に設定して使うことが多くなりました。

ノイズ・リダクション

このカメラは、マニュアル撮影で0.5秒以上のシャッタースピードだと、ノイズ・リダクション処理が行われます。この処理には数秒かかります。ですから、連続した撮影にこの機能が働くと大変なことになります。
率直なところ、rawデータ(撮影したままの内部データ)でデータを取り出して、PCなどで後処理をしたら同じことができますが、そうした考え方は高級機のものです。
カメラで撮影時にある程度してくれたら、撮影結果を確認しやすいですから、いいですよね。
横浜に行った際に、三脚とかなしで、橋げたを使ったのですが・・・(^^;・・・ノイズリダクション処理を使いちょっと撮った写真が以下のものです。

これが撮影した絵の全体
一部の拡大写真、下の写真部分を含みます
ピクセルの省略がないように左上の絵の一部を切り取ってみました
Jpegの圧縮率は低くしてあります

なかなか、評判どおりですね。

気になるのは、絵柄ですかね

全体の絵
名札部分のピクセル省略がないように切り取ったところ
Jpegの圧縮率は低くしてあります

このカメラ、解像度はいいと思います。
この写真なんかは、名札の「六大陸フードフェア」という文字まで読み取れました。
撮影時にカメラ自身の圧縮率の低くなるFAIN指定で撮っていれば、もっと綺麗でしょうね。
ただ、このカメラ、気になるのは、全体の絵柄です。

この写真を撮って思ったのですが、この絵、ちょっと違うかなーと思います。
この違いが言いにくいのですが、このカメラの絵は日本の映画を見ている感じですね。くっきりしていて、綺麗なのですが、絵のもつ存在の深さがなんとなく感じられません。
絵柄に味が足りないかなーと、ちょっと感じます。


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