先週にお料理が不調だった小十で、あらためて食べましょうということにしたのが、この日でした。
食事の開始時間は21時から…今日は季節がら、打ち合わせはあまりなく、資料漁りに神保町を回っていました。で、合流予定の銀座で、ちょっと早めに時間を過ごし始めました…季節がら19時近くでも暗くはありません。

ひとりでのんびりしちゃうので、赤提灯に行きました。

もう30年ほど通っているお店です…オーナーが何回も変わっているて、メニューもちょっと変わったような?

「へい、いらっしゃい!!」
「あれ、つくねはもうないの??」
「いえ、ありますよ!!、塩ですか、たれですか??」
「塩で二本ちょうだい」

昔のような平串ではなく割り箸に巻いていますが、昔の雰囲気はありました…昔はこの倍ぐらい太かったんですけど…。

銀座 有楽町の赤提灯にて

玉露ハイ

つくねです お肉味がいいのでした

撮影データ　OLYMPUS E-P1 / PEN + M.Zuiko Digital 17mm F2.8 rawデータ撮影後 Phase One Capture One Version4でホワイトバランスを適時選択して現像してから処理

合流してから、ちょっと時間をつぶして、バーに入りました。
オリオンズです。
21時まで、まだ1時間30分…。

銀座 オリオンズにて

撮影データ　OLYMPUS E-P1 / PEN + M.Zuiko Digital 17mm F2.8 rawデータ撮影後 Phase One Capture One Version4でホワイトバランスを適時選択して現像してから処理

お時間が来て、小十に行きました。
前回はカウンターでしたが、この日は個室です。

「前回来た時に、カウンターのお客さんが静かでサー、話ししながら食べられなかった」
「そういう日ってあるんです…季節がら、台湾のお客さんが多い日があって、この前は個室のお二人を除いて全員が台湾のお客さまだった時があり、私どもがお話しすると、日本語で安心したなんて言われちゃった日があります」
「中国系の人は、声でかいしねー…そうなると、あんまり味わえないし…ところでさ、前回来た時に、楽しみにしていたうなぎがゴムみたいだったから、今日もそうだったら小十の鰻はおいしくないってことにしようかなーと思って…」
「あら大変…(^^;…厨房に言っておきますね」

この日は、前回と違って、なかなかおいしかったのでした。
料理の味って、雰囲気も大切なんですねー

ところで、肝心の鰻ですが…この日は完ぺきでした…東京ではなかなか食べならない、マムシでした。
マムシは関西の鰻の焼き方で、鰻の表面を焼き固めて、それから内部が蒸し焼きになるように焼いていきます。東京では、蒸してから焼く、もしくは焼いてから蒸すなどでやわらくかしますが…。

「如何でしたか、鰻は」
「完ぺきですねー、おいしかったです」

ちょっと経ってから、

「厨房でも喜んでいました〜」

とのことでした。

ということで、この日は、小十の評価を復活させた日だったのでした。

焼き方(焼く人のこと)は同じであるそうですので、鰻の質の違いが原因なのかもしれませんね、前回は…。

銀座 小十にて

グラスはバカラです

とっても素晴らしいエビシンジョウ

大間のオオトロ

あゆ…私にはちょっと塩っ辛いので、2匹戴いてから下げてもらいました

撮影データ　OLYMPUS E-P1 / PEN + M.Zuiko Digital 17mm F2.8 rawデータ撮影後Phase One Capture One Version4でホワイトバランスを適時選択して現像してから処理

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