徒然酒(つれづれざけ)
2004/05/25 No.0310

飲んだお酒

2本
SAMUEL ADAMS
アメリカ出張中のお話です
詳しくは旅行記 サンディエゴとハワイへの旅をご覧ください
以下の内容はその抜粋です
2004/05/25 今日はホテルの部屋で

世界で一番遅いルームサービス

世界で一番とは、もちろん、私の体験でですけど、高級なサービスを誇るはずのグランドハイヤットで、2時間以上ルームサービスを受けるために時間がかかりました。しかも、料理は調理ミスで野菜を盛りつけ忘れていたし・・・高価なホテルで、このサービス・・・呆れますね。

夜ですが、今日はひとりでと思い、全く書いていなかったホームページを書いていました。で、夜遅くになり街中に出てみましたが、あんまり入りたいなーと思う店はなく、ホテルでルームサービスをもらうことにしました。で、買ったDVDを見ることにしました。
で、夜10時過ぎに電話したのですが、留守電です。
「ルームサービスにお電話いただきありがとうございます。グランド・ハイヤットではお客様の声を大切なものと考えております。少々このままお待ちください」
で、待てど暮らせど電話に出ません。
仕方なく<DVDを見始めました。
結局、かけかえすこと4回、11時過ぎに通じました。

「ルームサービスです」
「プレミアム・リブをお願いします」
「すいません、プレミアム・リブは切らせております。他のものをお願いします」
「そうですか、ではハンバーガーを」
「チーズはどういたしましょう」
「お願いします」
「種類は?」
「チーズの種類ですか?」
「はい、ブルーチーズ、チェダー、・・・」
「では、チェダーで」
「焼き方は」
「ウェルダン」
「わかりました、お飲み物は?」
SAMUEL ADAMSをもらえますか」
「わかりました」

ちょっと、変に思いはしたんです。
ハンバーガーにブルーチーズ・・・(^^;
そして、待てど暮らせど、なんにも着ません。
で、12:00くらいになって電話がありました。

「申し訳ありません、オーダーをまだ処理しておりませんでした。まだ、召し上がりますか?」
「待ってます、どれくらいでできますか?」
「5分いただければと思います」

見ていた映画のトロイは、まだヘレナがさらわれた位です。
まあ、いいやと思いました。
で、10分近くたったらドアがノックされました。アメリカの時間の約束は、だいたいこんなものです。ドアを開けたら、申し訳なさそうな顔をした女性が持ってきてくれていました。部屋にいれ、ベッドの上においてもらいました。

「遅れて申し訳ありません」
「いいですよ、サインでいいですね」
「はい」

私は、ちゃんとチップもつけました。
で、サインしたレシートを渡しながら、料理のカバーを取り、ビールを開けました。ビールはちょっと温度が高くて、揺らしたようで、一気に泡が出ました。で、料理を見て、「あれ、野菜が無いなー」と思いました。もって来てくれた女性は、チップ込みでサインされているのを見て、また、料理を見て、焦ってしまったようです。

「本当に申し訳ありません。野菜が漏れていますのですぐにお持ちします。あと、ビールをもう一本お持ちします、本当にすいません」

実は、私は結構怒っていたもので、言葉は丁寧ですけど、笑いは無いしゃべり方でした。怖かったのかもしれません。実は、本当に怒るとマネージャーを呼び出すぐらい気にしない性格をしています・・・(^^;・・・こんなときは、都会式に怒るのがいいんですよね。
で、ビールを飲みながらトロイを見ていたら、5分後に、野菜と、ビール、さらにデザートのアイスクリームまで持ってきてくれました。

「よろしかったらお召し上がりください」
「ありがとう」

映画のトロイは、あきれるほど長い映画でした。CGがあんまりCGらしくて、どう見ても出来は悪いし、神話をモデファイしすぎていて、現代的な解釈が、幼稚すぎます。最近のアメリカ映画は、子供だましですね。
ど、アーミテージを見て、気分を治しました。
時間はもう午前4時近く・・・早く寝ましょう・・・(^^)


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