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■ お酒が飲めなくてもバーは楽しめる ■
お酒は、体質で飲めない方もいらっしゃいます。
そうした方は、お酒を飲んではいけません。
では、そうした方は、バーは楽しめないのでしょうか。
いえいえ、実は、ノン・アルコール・カクテルというものがあります。
これは、特に名前があるものではなく、ジャンルで呼ぶものです。
実は、ミックス・ジュースみたいなものです。
しかし、その内容が違います。
バーで利用するフルーツは、最高級のものです。その最高級の旬のフルーツを利用して作ってくれるのが、ノン・アルコール・カクテルなのです。
ただ、お店にあるフルーツの量には限りがあります。
以前に、かなり酔ってから赤坂のバーに行きました。
で、もうアルコールはいいやと思い、ノン・アルコール・カクテルを何杯も戴きました。
「おいしい、おかわり」
「すいません、本日ご用意しているフルーツが終わりました」
「ごめんなさい・・・(^^;」
バーは、最高級のフルーツを使いますけど、仕入れの量は限られています。
完熟のフルーツは、保存が利かないので、量が少ないんですよね・・・(^^;
■ノン・アルコール・カクテルにまつわるお話・・・バーテンダーに怒られた・・・(^^;
オリオンズに酔って入ったときです。ま、私は酔っていても、人から見てわからないタイプなので、そうとはわからないと思います。
カウンターに座ったら、新しいバーテンダーさんがいました。
「なんにされます」
「ノン・アルコール・カクテルを」
「・・・うちはね、バーで、お酒を売っているんだ。お酒を飲まないと、困るんだよ」
「ごめんね、酔っててさ、アルコールでないほうがいいと思ってさ」
「・・・」
こうした話をしているのに気付いた、年季の入っているバーテンダーさんがあわてて来てくれました。
「かるばどすさん、申し訳ありません。ノン・アルコール・カクテルですね、今日はパッションフルーツでいいものがありますが、それでよろしいでしょうか」
「ありがとー」
まあ、私はtシャツgパン、教えてやるくらいの気持ちだったのでしょうか。
でも、バーテンダーの基本は、実は接客・・・お酒はその次です・・・この新しいバーテンダーさんは、次回に行ったら、もういませんでした。
バーは酒を売る・・・理屈はそうだけど、お酒が飲めないときもあるわけで、それは、客が決めること・・・(^^)
■ノン・アルコール・カクテルにまつわるお話・・・高級バーが得意なものです
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オテル・ド・ミクニの戸田さん
有名なこのレストランで創立以来バーを担当してらっしゃいます。この世界では有名な人のお一人 |
利用するフルーツは、完熟のものが多いのが、バーの特徴です。
そうしたフルーツは、全くもたないので、ある程度客がよく来る、人気のある高級バーでないと、仕入れることが出来ません。そうしたバーは、比較的単価も高いので、高級バーです。また、レストラン併設のバーとか、ホテルのバーは、仕入れがあるのでフルーツを使うものは得意です。たとえば、オテル・ド・ミクニのバーでは、オーダーすると、厨房から旬の最高級フルーツをもってきて、使ってくれます。
単価の安いバーは、ジュースに瓶入りや缶入りのものを使いますから、ノン・アルコール・カクテルはあまり得意ではありません。お店としては、ちょっとそれを気にしたりする場合もありますので、バーテンダーさんの顔を見て、あまりオーダーしないほうがいいかを判断しましょう。
ところで、お店で使うジュースは、開店の前に1日分のジュースを絞って、それを利用する場合があります。ただ、こうして溜め置きしたジュースは、ちょっと香りとか味が落ちたりします。ですから、絞りたてのジュースを使って欲しいときは、「フレッシュで」と指定します。場合によっては、「フレッシュで、必ず今絞ってね」ということ、うるさい客とは思われますが、確実です。
■ウーロン茶は、ないバーが多いのでした
レストランはともかく、高級なバーではウーロン茶がないことが少なくありません。
使い道があまりないからです(照葉樹林のようにウーロン茶を利用するカクテルも皆無ではないのでけれど)。
ですから、お酒を飲めないとしても、ウーロン茶のオーダーは、ちょっと考えましょう。