徒然酒(つれづれざけ)2003/3/11 No.0039


飲んだお酒

8杯 カルバドス・ストレート


今日は遠方からお客様がいらっしゃっていて、昼間から打ち合わせをしていました。
昼食を一緒に食べた後も打ち合わせができるように、場所は代官山のXEXにしました。

イタリアンレストランで食事を一緒にして、バーに場所を用意してもらい、打ち合わせをしていました。すると、ちょっと見たら、知っている子がお洒落をして入ってきました。何人かのスタッフと一緒です。メイクとかコーディネーターみたいですね。

「あの、ちょっとすいません、知り合いなのでちょっといいですか」
「どうぞどうぞ」
「○○○○!、どうしたの、イタリアで暮らす予定じゃなかったの?」
「あ、かるばどすさん、こんにちはー、イタリアはね、もうちょっと先にしたの、でも行ってきたよ」
「そーなんだ、じゃ大学はそのまま卒業することにしたの?」
「うん」
「今日は昼間からどうしたのよ」
「リムジンのガイド役なんだ、どう、素敵でしょ」
「いいんじゃない、写真撮ってあげるね」
「どうもすいません、彼女が早稲田の受験に失敗した時から知っていて・・・今年に早稲田の政経を卒業するんですよ・・・バイトで来ていて、熊みたいなイタリア人の彼氏に惚れちゃって、結婚したんですよね」
「ほー」
「しばらく日本にいるよ」
「ふーん、そうなんだー」

ま、この会話以外は、4時間も仕事の話だけ・・・ホラーキーによる情報管理技術とか、専門家でも普通の人が聴いたら、なんのこっちゃ、という話題をずっとしていました。ま、本業ですから・・・。


夜は、懇親と明日の打ち合わせ準備、それから、別な方との合流があり、銀座で飲むことにしました。銀座でないと時間的に合流が難しかったからです。それではと、お店は銀座のショーボートにしました。
お話は、夜10時過ぎまでになりました。
予定していた人との合流もでき、一通りの予定は完了しました。
打ち合わせしていた方は、明日にIntelのカンファレンスでスピーチするのですが、準備とリハーサルが朝早いとのことで、ホテルに帰られました。
なんとなく、今日は飲みたい気分です。
場所は銀座・・・そんな気分のときは、だいたい行くお店は決まっています。
このお店で飲むお酒も、当然カルバドスです・・・。


ローレライです。

「お帰り」
「今日はいろいろ打ち合わせしててねー、飲みたい気分」
「お疲れー、飲んでって。食事は?」
「もうしちゃった。今日はお酒だけ・・・ボトル出して」
「OK!」
「そうだ、今日、で○○○○に会ったよ、あいつ、結婚した後イタリアで暮らすって言ってたけど、早稲田卒業してからにするって・・・その方がいいよね」
「そうなんだー、元気してた?」
「熊さんと暮らしているくらいだから、元気だよ・・・今日はちょっとお洒落してたなー」
「ふーん・・・あ、そろそろ歌の時間だよ、はい歌集」
「ありがとう」

右の写真は、私がキープしているカルバドスの45年物です。お水は、ドイツの炭酸入りのお水、エイジンガーです。このお店では、いつも、カルバドスを飲む際に、チェイサー(お酒を飲むときについている水)にしています。炭酸入りのお水は、ドイツのものが強炭酸で、慣れればとてもいいです。ドイツでは、APOlloというすごく炭酸が強くておいしいお水があるのですが、日本には輸入されていません。同じ炭酸水でも、イタリア系の炭酸水は、料理と一緒だとおいしいのですが、お酒、特にカルバドスでは、あんまりおいしくないですね。
歌のお時間は、最終ステージだけあって、盛り上がりました。
おつまみには、店長がリンゴを出してくれました。
蒸留酒の場合、元になっている果物は、おつまみに結構合います。
カルバドスならリンゴ、ブランデーなら葡萄という感じですね。
このリンゴは日本産なので、皮ごとと食べたほうがおいしかったです。