徒然酒(つれづれざけ)
2003/1/3 No.0003


飲んだお酒

1杯 アサヒ・スーパードライ 500ml 缶
1/2本 赤ワイン
1杯 カカオリキュールカクテル  


今日は、遠〜い親戚のお宅にお邪魔して、お正月料理をご馳走になっていました。
私の祖母の妹さんの息子さん(以下おじさん)のお宅なのですが、10親等も離れているので、法的には親戚ではありません。しかし、まあ、遠〜い親戚であると相互に認識しており、年初めにはお邪魔して祖母の妹さんといろいろと四方山話をしておりました。昨年に祖母の妹さんも90歳過ぎで他界し、今年は初めておじさん宛てにお邪魔しました。
おじさん・・・といっても60歳を大きく過ぎているのですが、ここのところ一緒に六本木とか銀座のクラブにのみに行ったりしており(もちろん奥さんも良くご存知で・・・)、お店からも「ご親戚で飲みにこられるのはお珍しいですね〜」といわれていりしております。
そういえば、おじさんが紹介してくれた六本木のクラブからは、自宅宛にお歳暮が届いて、「お〜、一味違っちゃうね〜お店の対応が・・・」と思いました。自宅の住所なんて、お店で教えたことないですからね・・・お店からの中元・歳暮は全部会社宛に届きますので・・・。

2003/1/3 遠〜い親戚のお宅で

仕事がらみでお年始にお邪魔するという方は多いのですが、私は主義としてそれをしないことにしており、年初めは意外とシンプルです。東京生まれの東京育ちですので、人のいなくなった東京で、ゴロゴロと楽しんでいるか、どっかにダイビングに行ったりが、例年の生活です。でも、唯一の例外は、今は亡き祖母の妹さんのお宅に、お正月に挨拶にお邪魔することでした。でも、祖母の妹さんも昨年に90過ぎで他界し、今年はその息子さんのお宅に、そのまま遊びにお邪魔しました。

親戚宅にて
撮影データ IXY Digital 200A

祖母がなくなってからお正月料理を家で食べない習慣が私にあり、お邪魔した際にご馳走になるのが、ここのところの10年以上のパターンです。今回も、いろいろとお正月料理を用意してもらっており、舌鼓を打たせていただきました。
写真のお料理は、戴いたお料理の半分しか写っていません・・・。
おじさんのお宅ではお酒を飲む習慣がなく、私がお邪魔する際に、いつも多くのお酒を用意してもらっています・・・(^^;・・・祖母の妹さんがご存命中のときは、「かるばどす、まあお飲み・・・」と、ポコポコ飲んでおりました。今回は、いい加減仕事もしないといけないので、ちょっと控えさせてもらいました・・・といってもそれなりに飲んでいますが・・・。お料理もお腹一杯戴きましたし・・・。

「おじさん、六本木のお店から家にお歳暮届いちゃいましたよ〜」
「なんかね〜、一緒に行った後に利用したらしいじゃない、それでね、その時かるばどす君が連れて行った○○○の人たちがまた別に利用したらしくてね〜、だからお礼したいと言ってたよ」
「あ、そうなんですか〜」
「それからね〜、ほら、なんと言ったかな〜、ミトスにいたかるばどす君を知ってた子、この前辞めちゃってね〜、ダンスに専念するとか言ってたよ」
「あ〜、なんて子でしたっけね〜、この前アメリカにちょっと行ってた子ですよね。実は、おじさんと行った時に顔は覚えていたんですが、私が、"あれ、昔と違って輝きがなくなっちゃっね〜"と話したら、考え込んじゃってたんですよ。いろいろと思うところがあったみたいで」
「まあ、ああしたお店は、女の子の入れ替わりが多いからね〜。今回も他にふたり辞めてたな。カメラマンの仕事が忙しくなったとか、スタイリストの仕事が忙しくなったといってた」
「そうした仕事の人、結構バイトでやってますからね〜」
「しかし、お店で話をしていてミトスに行ったと話していたら、彼女がかるばどす君を知っていたから、驚いちゃったよ。」
「悪い客と思われないのって、そんな時は得ですよね〜。世の中、お店でも悪いことはできないってことですね〜」
「いや〜、そうだよ」
で、ちょっと飲んでいるうちにほろ酔いです。おじさんは、ちょっと飲んだだけで赤くなっちゃいますし・・・
「今年の年末は浜崎あゆみのコンサート行ったのかい?」
「はい、良かったですよ」
「スカパーでやってたから、家でも見たよ、TRFも出たんで驚いちゃったね〜」
「本当ですね〜、はじめにサムのダンスで始まったんで、驚いちゃいましたよ」
「そうだ、新しい浜崎あゆみのポスターが出来てたから、取り寄せ頼んどいたからね、届いたら電話するよ」
「ありがとうございます。前回のポスター、多目にもらったじゃないですか、だもので、ファンクラブの人たちにもお分けしたんですけど、好評でした・・・(^^)」
「キンキキッズのポスターもあって、人気なんだよね。キムタクもあるんだけど、あんまり人気ないみたい・・・今はね〜」
「そうでしょうね〜」
四方山話は続きます。
「今日も薄着だけど、おしゃれだね〜」
「あ、これMATERIAL BOYっていう、あゆがらみのブランドなんですよ。渋谷の109の6階にあるマテリアルガールってお店が用意している男性用ブランドなんです」
「ん?、マドンナのマテリアルガール?」
「ブランド名なんですけど、あんまり知られていないんで着てるんですよね。なんか、着ていて好評ですし・・・このライダーコートも結構いいでしょ。シープスキンなんですけど。今だと3万円しませんよ」
「こりゃ、よくなめしてあるね。そんな値段なら安いね〜」
「ブランド物を使うと、馬鹿みたいな気がするんですけど、九州に行ったらファンクラブの人たちが着ていて、まあ自宅から30分のところで売っているんで、真似して着てみたんですよ・・・そしたら、評判がいいんで、ここのところ良く着てます」
「あれ、眼鏡もブランド物じゃないの」
「この眼鏡だけ、デザインがいいんで主義を曲げたんですよね〜。ブランドマークが恥ずかしいんですけど・・・この眼鏡もデザインが好評で・・・・。そういえば、今日お邪魔する前に、渋谷でお年始のお菓子を買ったついでに109に寄ったんですよ。もう、人が多くて・・・どこが不景気なんですかね〜」
「かるばどす君が景気いいところばかり行くからじゃないかい?」
「でも、考え方じゃないですか?ヨーロッパなんて、ずっと失業率10%以上ですし、アメリカの平均年収なんて日本円に直すと500万〜600万くらいで、日本より安いですし、日本の物価も世界全体で見ると安いほうになりましたし・・・だいたい、ブランド品にみんなが集まる不景気な国なんて、世の中、ないですよ・・・(^^)」
「まあ、バブル時にいい目を見ている人が多いからね〜、あれが異常と思えばいえるわな。」
と、こんな話題が延々と・・・・

余談ですが、かるばどすはどこに行くのもTシャツGパンで有名です。真冬でもジャンパーを脱いだら半袖Tシャツ、Gパンという格好です(こちらをご覧ください)。例外はお仕事のときで、スーツを着るんですが・・・。

帰りのタクシーにて

もう酔っ払っているんで、帰りはタクシーにしました。気温も、東京で1度、東京としてはかなり寒いほうです。

「寒いね〜、運転手さん」
「そうですね。明日は13度になるそうですけど」
「どうですか、景気は」
「今日みたいに雪が降ると、ちょっといいですね。」
「今日渋谷に行ったんだけど、人が多かったねー」
「バブル時を基準に考えるから、今が景気悪いと騒ぐんじゃないですかねー。私は、会社やってて潰しちゃったんですけど、今思うとそう思いますよ。バブル時代に仕事をやった人間は、なにをやっても儲かるんで、今の時代がおかしいと思うだけで、儲かったのが自分の才覚と勘違いしているだけですよ。時代のおかげだったんですけどね」
「本当だよね〜」

期せずして、おじさんと話していた話題と同じ話題の展開・・・こういうのを、ユング派的に言うと、共時性といいます・・・(^^)

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