横に使用しているリスニングルーム

石井さんの解析の結果、Grand Chariotさんのお宅で良い結果を出しやすい形態が、システムの部屋の長辺に合わせた設置(横置き)でした。
そこで写真のような配置に変更されました。この置き方は音に暴れが無いので、以前と比較するとおとなしい感じになります。私にはいい感じに聞こえますが、味を優先されるGrand Chariotさんの鳴らし方からすると、ご本意ではないような気が私個人はしました。Grand Chariotさんはこの置き方の方向でいろいろと試されるとおっしゃっていました。
この写真は7/18のものです。FAVのオフが7/19に開かれ、この置き方が石井さんのセミナー後に公開されました。


7/19に試しで置いた横置きの状態です。
部屋の中心からずらす事で、部屋がもつ基本モードからくる低域の打ち消しに対策が取られています。かなり低域の量感が改善されています。また、特性の暴れがある程度収まっているために、まとまった感じの音になります。
スピーカーの内振りは、ひとつはいっしょにいた松浦さんのくせなのでしょうが、音の反射による鏡像を考えると、別に意味が有ります。ただ、タンノイのスピーカー特性を考えると、内振りをしないほうが得策かもしれません。


システムを横置きにした音を聴いているGrand Chariotさんです。
後方には測定用のマイクM31が写っています。これは米国 Linear X社の製品ですが、製造は松下通信工業のようです。日本のメーカーは、作るばっかりだなあと思ってしまいました。