旅の記録 (1999年12月12日)

成田 → ヒューストン
ヒューストン→
ハンツビル前回の駆け足出張からそう経っていませんが、再びハンツビルに旅立ちました。
今回も幸いにしてコンチネンタル航空を利用できました。
今回のチケット料金は、帰りをオープン(日付未定)にしているので16万円でしたが、日付を決定できるのであれば6万円とのことでした。安い・・・(^^;



コンチネンタルのチェックインは全日空の代行だぜ(^^;

コンチネンタル航空はチェックインを全日空が代行しています。
これが曲者なんですね。
なにしろ、よくわからないでやっている感じがします。
前回もヒューストンからハンツビルまでのチェックインを出来なかった理由を日本で説明受けられず、現地でおたおたしてしまいました。
今回は、前回と異なり、チェックインカウンターに何十人も並んでいました。窓口を開く時間が決まっているから待つしかないのです。
そして、窓口が空いてもちっともチェックインが進みません。1人処理するのに5分はかかっています。感動的な遅さです。この理由は、自分のチェックインをしてもらうときに良くわかりました。笑顔で丁寧で、しかもチェックイン実務が飛び切り遅いのです。最低ですね、笑ってごまかしているだけですから・・・(^^;
また、コンチネンタル航空のいろいろな手続きやチケットの意味も知らずに窓口業務を引き受けているようです。チェックイン時にシートのグレードアップチケットを渡したら、意味がわからず騒いでいました。何人かで相談して、意味がわからないでいたのです。どうも、英語が読めないみたい・・・会話は出来るのですけど・・・(^^;

「あの、このチケットが日本で使えるか判りません」
「(内心「全日空じゃないんだからそんな卑劣な違いは無いぜ」と思いながら/日本の航空会社は海外では日本行きチケットを叩き売りしており、日本発では使えないようにしています)大丈夫だと思いますよ」
「今日は満席なのでグレードアップできません」
「それは出来ませんよね(先に言えよと思いました)」

ここまでで数分が経過しています。そして、応対の教育がすばらしくて、感動しました。

「それではバルクベッドシートかエマージェンシーシートは取れますか?」
「はい、少々お待ちください」

で、待つこと数分・・・・(^^;

「すいません、一杯です」

で、こちらを見つめる窓口の人・・・(^^;
ありゃという私の顔を見て、

「38xが空いています」
「???」
「前がちょっと広めなんです」

なんか、もたもたと説明する窓口の人です。いらいらしてきました。

「お願いします」
「はい・・・・あ、取られてしまいました。どうしましょうか?」

にこにことのんびりしています。

「だったらとっとと良さめの席を取ってもらえませんか?」

私は切れてしまいました。窓口は混んでいて、どの客も窓口の処理の遅さに文句がありありとしています。
丁寧に笑顔で接客するよりも、迅速な対応こそが最大の接客であることぐらい、ちゃんと教育してほしいものです。ヨーロッパやアメリカでは笑顔が無くてもそれくらいのことは努力しています。同じことが出来て丁寧で笑顔の接客ならうれしい限りですが、基本が出来なければ話になりません。全日空も無料で代行しているわけではないわけですから、ちゃんとしてほしいものです。本末転倒な接客技術に、本当に感動しました。こうした接客技術を見ていて、jcoの核分裂事故と同質な、本質を見失っている日本の現場の混乱を感じてしまいました。本当の日本の危機は、これからが本番かもしれませんね・・(^^;


感動!フライトパーソナリティ

コンチネンタル航空は1999年から日本便の運行をはじめました。日本でおなじみのコンチネンタル・マイクロネシア航空はコンチネンタル航空の子会社にあたります。
この航空会社は、この前もサービスについて17航空会社中第2位の評価を受けていましたが、実に行き届いたサービスを提供してくれます。
今回驚いたのは、大変すばらしいスチュワードが乗っていたことです。
客と会話しながら、相手の好みを覚えて、次回からお勧めを個別に説明していました。また、新婚さんだと見て取ると「おめでとうございます」という挨拶からいろいろな話しをしています。私の隣にいた黒人のモデルさんみたいな人は、お茶にたくさん砂糖を入れるのですが、これも覚えてしまい、毎回サーブする毎にそれを守ります。機内食の説明は、相手の好みで分けて勧めますし、立派な接客業でした。
通常のスチュワーデスを例えるならば、ファミリーレストランのアルバイト店員みたいな感じがします。「私の本業は違うのよ!」という態度がありありとしています。特に、日本のスチュワーデスに多いですね。実は、日本人のスチュワーデスはあまり評判が良くありません。私は何度と無く客を怒らせてしまい逃げまくる日本人のスチュワーデスを見たことがあります。インドやアジアの客は接客業を卑下する習慣があるのか、ちょっとしたことで怒る例が少なくありません。欧米や日本の客はあまり無いのですが・・・。しかし、怒らせるなら逃げるなといつも思っています。
今回のコンチネンタルのスチュワードは対極をなしていました。多くの客は、彼とのちょっとした会話を楽しみ、にこにこしていました。わずか10時間ほどの旅ですが、なごやかで快適でした。
私と一緒にいった人はビジネスクラスでしたが「いやあ、ひさびさに快適な旅でしたよ、日本の航空会社は高いだけでだめだねえ」といっていました。ごもっともと思う私でした。
今回の機内食は以下の通りです。
詳細は「機内食考」をご覧ください。
夕食
昼食


感動 SAMUEL ADAMSが瓶で出た!

機内食考にも書きましたが、なんとアメリカビールの雄、「SAMUEL ADAMS」が機内で出ました。しかも、瓶です!!
これは、フライトパーソナリティ(^^?がお勧めで教えてくれたのですが、いやあ、感動しました。ちょっと言いいいバーで無いと出てこないからです。
コンチネンタル航空、やるね〜!


ジョージブッシュ・ヒューストン国際空港

空港で待たされる時間は2時間でした。


ヒューストン→ハンツビル

2時間ちょっとの間、ただただ、寝ていました (^^;

-広告について-

Google
  Web www.calvadoshof.com