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LEICA編

■有名なメーカーですけど…

私がLEICAを愛用しはじめたのは最近で、

■映画館のここが嫌い・・・音が小さい・・・

映画館で一番イラつくのは、音が小さいことです。
別に、絶対的な音量が小さいと述べているのではありません。
観客席での聴感上の音量が小さいのです。
自宅であれば、スピーカーとの距離が小さいので、聴感上の音量は、大きく出来ます。ちなみに、音量は距離の二乗に反比例します。つまり、距離が半分になれば、音量は4倍・・・ですから、自宅の方が大きな音量で聴いていることは、少なくは無いんですね。
映画館では、新しい設備であれば、ラインアレイスピーカーが利用されているので、距離に反比例した音量で聞くことができますが、いずれにしても、音が自宅と比べると小さくて、音の世界に浸りきれないという悲しさがあります。
また、音の質は・・・私の家と、映画館は、比較できないほど違います。映画館の音は、なんですかね、私の感覚では、テレビに毛が生えた程度です。お金を取って人に見せ、聞かせるに足るものとは、ちょっと思えないですね。
まあ、オーディオシステムの能力差がありますので、あまり述べない方がいいかもしれませんけど・・・(^^;

■映画館のここが嫌い・・・画面が小さくて、真っ直ぐに見れない

私の家は、50インチのプラズマですが、映画館よりもずっと小さいですよね・・・でも、これも聴感と同じで距離がキーワードです。画面が近いから、視覚上、画角は大きくなるんですね。つまり、自宅の方が大きな画面としてみることができます。
しかも、映画館では、特定の席を除くと画面は斜めから見ることになりますね・・・率直なところ、見ていてイラつくばかりです。

■映画館のここが嫌い・・・絵が汚いことが多い

これは、すべての映画館ではないですが、だいたいの映画館は、色が違っていたり、絵がレンズの収差のためか、多くの部分でフォーカスが甘いですね。dlpを利用した映画館は、そうした問題が少ないのですが、大部分は、フォーカスが甘くて、見ていてイラつきます。映画館では、見ている私たちに調整する術も無く、どうしようもないですね。

■映画館のここが嫌い・・・座席がよくない

かなり良くなったとはいえ、映画館の座席は自宅のリクライニング・シートと比べれば、たいしたことないですよね。致し方ないとはいえ、その差は歴然としてます。
オットマンもないので、足を伸ばしきることも出来ません・・・不自由です・・・贅沢かな・・・(^^?

■映画館のここが嫌い・・・自由に席を立てない

映画を見るときに、飲み物とかスナックを自由に取りたいのですけど、自分達だけではないですから、映画館では自由に出来ないですし、席を離れるときに映画を停止することも出来ないですよね・・・この当たり前が不自由です。映画が始る前に、たくさんのスナックとか飲み物を用意すると・・・馬鹿みたいだし・・・若い頃は、缶ビールとかちょっとした食事を買って映画館に入るのが楽しかったですけど、今は自宅でそうしている方が楽しい・・・。

■映画館のここが嫌い・・・雑音があることがある

最近は減りましたけど、映画を見ていて、ぺちゃくちゃ話をしている人、いることありますよね。
私も、我慢できないと注意したりしますけど、注意するためのフラストレーションは、映画を楽しむことを忘れさせてくれます。
面白いのですが、関係者ほどそうした不愉快な態度を館内で取ることがあるようです。「話をするなら外でしてくれないですか」と声をかけたら、喧嘩を売られたことがあります。出演している女優さんの知り合いの、出来の悪い彼氏だったのでした。見苦しい・・・(^^;

■映画館のいいところ・・・少ないけどね

CHASSERNより…サグレー (佐田真由美)
CHASSERNの絵の大部分は、意図的に質が落とされていました。美的な問題というよりも、制作費/製作期間との兼ね合いみたいな気がしました。

時間つぶしにはなるので、自宅を遠く離れていると、便利です。
また、DLPの映画館であれば、結構綺麗・・・。これから、デジタル・ムービーも増えるでしょうから、ハイビジョンよりも綺麗になれば、見る価値もあるかもしれませんね。

でも、制作現場はついて来れるのでしょうか。
CHASSERN」の画質は、VHSよりちょっとマシなくらいでした。ハイビジョン未満な画質の映画も多い今の時代に、そうしたデジタル映画画質は、制作側は追いつけるのでしょうか・・・難しそうですね。
つまるところ、映画館は、努力して質を上げても、なるべく小さな、今のシネマ・コンプレックス程度のものになっていくしか、ないのかもしれないですね。

■映画館の黄昏は、悪いことじゃないのさ

映画館の時代が黄昏れることは、本当は悪いことではないと思います。なぜならば、新しい時代の幕開けでもあるからです。
なぜならば、映画館こそ、過去には映像文化の推進を担った反面、現代では、多様化の阻害要因であったからです。人が入らない映画を好んで上映する映画館は、あまりに少ないのですから、映画館の存在により、特定の映画ばかりが世で知られる原因になりました。
その結果が、新しい作品の場を狭め、新しい人材の登用の道を閉ざし、日本の映画界の没落を早くしたのかもしれません。
実際に、作られても公開されることが無かった映画は、たくさんあります。
客が入るかわからない映画を好き好んで上映する映画館は、とても少ないからです。
そうした映画であっても、DVD販売などで、今は小さいながらも道はあります。ネットワーク配信という道もあるでしょう。
そんな今、没落して滅びた日本映画界から、新しい人々が現れてきました。
新しい時代は、映画館が没落したから生まれたのではありません。
新しい時代・・・自宅にいたままで楽しむ道が開いたために、映画館は没落が始ったのでした。
映画館の没落は、映像文化の進歩の結果であり、今、映像文化は新しい時代を切り開かれつつあります。時代は変わりつつあり、新しい映像文化が誕生しつつある・・・それが、私の感想であり、映画館に行かなくなるのも、悪いことではないと思っています。
映画館は、新しいエンターテイメントの場として、生まれ変わればいいのでしょう・・・。

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