■shure E500PTH■
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■pth…うーん
この製品で、一番目立つ新機軸は、PTH(Push To Hear)という、ヘッドホンを外さずに外部音を聞く機能です。
アイソレート型ヘッドホンは、20db以上、つまり1/10以上に外部音を抑制することが出来ますが、そのために、人と話をしたりする時は外さないといけません。
で、それでは使い難いので用意された機能がpthです…とは言え、初期のウォークマンはこの機能を本体が持っていました…先祖がえりというわけですね…(^^;
ただ、音質そのものがある程度は劣化します…というか、e500の性能であると、それがわかってしまいます。
ですから、私はpthは使用していません。
■音質は、かなり練れた音です
低音用ドライバが2つになったから低音がいい…というのがメーカーの宣伝文句です。
聞いた感じでは、自然になったという感じです…E5Cは、装着方法がまずいと全く低音が出なくなってしまいますが、この機種は、装着が容易で失敗がなく、無理なく中低域が出てきます。ですから、かなり自然な練れた音の感じで、ヘッドホンらしからぬ自然なトーンバランスになってきています。
本体のケーブルは50cmと短かく、9inchと3Feetのエクステンションケーブルが付属しています。率直なところ、本体ケーブルを70cmくらいにして、3Feetのエクステンションケーブルをつけたほうが良かったと思うのですが、デザインの関係からか、こうした仕様にしたみたいです。聴いた感じでは、エクステンションケーブルを使用しないほうが、ベストな音質だと思います。私は、エクステンションケーブルは使用していません。
以前は、モバイルで聞いていると、「やっぱりモバイルの音だよね」という感じがありましたが、このヘッドホンにしてから、自然に聴いていることができるようになりました。正直なところ、かなり感心しました。shureがE5Cの後継機種として登場させただけのことはあると思います。
あんまり自然な音なので、新幹線で聴いている時に、聴きながら居眠りをしていました…(^^)
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2007
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