lyra

高級カートリッジとして有名なlyraは、日本製カートリッジです。有限会社scAn-techという、マンションの一室にオフィスを構えている小さなメーカーです。
アメリカでは、最高級カートリッジの名称を欲しいままにしています。ついでに言いますと、アメリカの方が日本よりもちょっと安いみたい。
お値段は、私が使用しているLYDIANβが一番安くて、定価98000円です。だいたい25%offで購入できます。

LYDIANβ

このカートリッジのデザインは、以前のLYDIANよりも大幅に変わっています。ベンツマイクロのグライダーのように、ケースが無くなっています。
使ってみての音の印象ですが、脚色の少ない、きわめて普通の音がする、優秀なカートリッジでした。最近のカートリッジって、本当によく出来ているんですね。


SAECのセラミックカートリッジに取り付けた状態のlyra LYDIANβです。きわめて細いカンチレバーが、高い技術に作られている事を物語っているように思います。
仕様は以下のとおりです。

発電方式 MC型
プレジションラインコンタクト針
出力電圧 0.5mV(3.54cm/sec,45゜peak)
針圧 1.6g〜1.75g
再生周波数帯域 10Hz〜50KHz
チャンネルセパレーション 30dB以上(1KHz)
内部インピーダンス 4Ω
負荷抵抗 100Ω〜47KΩ
自重 8.0g


このカートリッジはグライダーのようにケースがありません。
下部に見えるシールは、防塵用シールで、剥がしてはいけないものです。
このカートリッジの設計は、ミディアムコンプライアンスを前提としており、高性能なリジッドでレゾナンスフリーなトーンアームの使用が推奨されています。



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