■ カクテルってこんなもの ■
■お酒に新たな命を与える、カクテルお酒は、単体として完成されたものです。
ですから、お酒だけで楽しむのが基本です。しかし、そうではない楽しみ方が、カクテルです。
お酒に、何かを混ぜればカクテルですが、現代のカクテルのルーツは、アメリカです。
世界的に広がったのは、第二次世界大戦後と言われています。カクテルは、ベースとなるお酒と、他のものが混ぜ合わされるものです。
ベースとなるお酒は、結構質の高いものが使われることがありますが、そうしたメインになるお酒だけで作られるカクテルは少なくありません。
カクテルにすると、お酒は全く違う世界を切り開きます。カクテルはお酒の混ぜ方により、4種類に別れ、また、混ぜ方で味が違ってきます。
この混ぜ合わせる際に、氷を使い、温度を下げめことが、多いです。そして、温度を下げるタイプのカクテルは、低い温度のときにさっと飲むのが、楽しむコツでもあります。この混ぜ方は、カクテルのレシピとは独立しています。ですから、作り方を帰ることで味を変えて楽しめるのです。
ステア B Barにて
シェイカー■ステア
お酒をミキシング・グラスで混ぜ合わせます。
このタイプの作り方は、お酒の味を最大限に引き出します。
混ぜ合わせることは、簡単に思われることがありますが、実はとても難しいもので、混ぜ方で全く異なる味になります。お酒をシェイカーで振りながら混ぜ合わせます。
この作り方には、シェイクの強さにより、味の違いがあります。
- ハード・シェイク
強く、また、長い時間シェイクします。
味は、まろやかになります。
- ソフト・シェイク
ゆるく、さっとシェイクします
味は、強い味になります。シェイカーのもち方や振り方は、人によって違い、バーテンさんの見せ場でもあります。
多くの場合で、カクテルというと、シェイクのイメージが強いのではないでしょうか。
■ミキサー
ミキサーで、ヴィーンと作ります。
多くの場合で、フローズン・カクテルを作る時に使用します。
フローズン・カクテルとは、氷を砕いて、シャーベット状にしたカクテルです。直接にグラス入れて作ります。
このタイプのものには、混ぜるのが客であるタイプもあります。ショットガンと呼ばれることもありますが、グラスに入っているカクテルを、グラスごと机に叩きつけて飲みます。カクテルでなくても、そうした飲むことがあります。この飲み方をすると、といもまろやかになります。ただ、日本では、あまり見かけないのみ方です。アメリカ/メキシコではよく行われています。■おいしい水割りの作り方もカクテルと基本は同じ
水割りはカクテルとは区別して考えるのですが、定義だけで考えると、ビルドスタイルのカクテルといってもいいのかもしれません。
で、水割りですが、ウイスキーなんかを入れてから「良〜く」かき混ぜると、まろやかでおいしくなります。
基本的に、お酒は、よく混ぜないと、その味が出てこないのですね・・・。そして、水割りと、カクテルの基本は、同じなのでした。レシピとは、カクテルを作るお酒の種類とか混ぜ方を示すものです。
量も書いてありますが、あまり意味はありません。なぜならば、レシピに記されているお酒やシロップは、種類程度の意味しかないので、実際の味で配合する量を決める必要があるからです。そうした背景があるため、バーテンさんのセンスと、お客さんがどれだけバーテンさんに好みを正しく伝えられるかが大切になります。そう、カクテルとは、バーテンさんと、お客さんが協力して作るものなのです。ちなみに、常連さんになれば、好みを伝える努力はもう必要ないですね・・・(^^)
レシピですが、大きく別けると以下の二種類になります。
- スタンダード・レシピ
カクテルのレシピブックに載っているものです。もっとも、レシピブックにはいろいろなものがあります。同じレシピブックでも、年により載ったり載らなかったりするカクテルもあります。逆に言うと、時々しか載らないようなカクテルをオーダーされたときに、さっと作れるバーテンさんは、すごく勉強しているバーテンさんです。
- オリジナル・レシピ
お店が独自に作るカクテルです。有名なお店ですと、他のお店でも作れたりします。そうした場合は、「Bar Radioのイングリット・バーグーマンをお願いします」という風に、オーダーします。ところで、バーテンさんも人ですから、レシピがわからない場合もあります。
そうした場合は、知っている場合は、バーテンさんにレシピを伝えます。
でも、客の立場ですから、知らないことも少なくありません。
そんな時は、どこのお店で飲んだかを伝えると、大抵は、そのお店に問い合わせて作ってくれます。そうしたことをしないバーは・・・時々ありますど・・・水準未満ですね・・・(^^;バーは、そうしたレシピの問い合わせに答えることもしてくれます。もっとも、その際にお客さんの名前が伝えられることも少なくないですから、お店から嫌われない客でいることも、お客のコツです。
カクテルは温度に応じていろいろとあります
カクテルの飲み方は、基本的に、サービスされた温度で飲みきることになります。
ですから、映画の一シーンのように、ずっーとカクテルを置いている・・・というのは、あんまり賢いのみ方ではありません。
常温のカクテル
フローズン・カクテル
フローズン・マンゴ・ダイキリ ホットカクテル
アドミラル・ペリーズ・カフェ
温度を下げず、常温のままで飲むカクテルがあります。すでにご説明したようなショットガンといわれるようなカクテルがそうした代表です。このタイプのカクテルは、温度よりも、他のことにキーワードがあるカクテルが多いように思います。
- 冷やしたカクテル
多くのカクテルが、氷を使い温度を下げます。
このタイプのカクテルは、冷えた温度の状態のときに戴きます。一般的に、温度が上がると、アルコールくさくなってきます。
- フローズン・カクテル
ミキサーを使って、シャーベット状というす、カキ氷風というか、そうした状態にしたカクテルです。
このタイプのカクテルは、サービスされるときに太いストロー/複数本のストローがつけられるか、スプーンが付いてきます。で、シャーベット状の状態のときに戴きます。完全に溶けると、ちょっと甘くなり過ぎる傾向があります。
- ホット・カクテル
温かいカクテルがあります。冬の寒いときの一杯目にいいですね。
コーヒーベースカクテルのように、ホットコーヒーを使うようなものや、ドイツのグリューワイン(熱いワイン)のように、ハーブの入った暖かいワインのようなものまで、いろいろとあります。日本酒の熱燗はカクテルではないですけどね・・・(^^;カクテルとして飲むと、飲みやすいので気付かないのですが、かなりお酒が入っています。
一般的に、カクテルグラス1杯の量は、ダブル(70ml)のお酒を入れることが出来ますので、強いカクテルを10杯飲むと、ボトル1本分のお酒となります。ですから、カクテルには強いものがあります。
かるばどすの豆知識
ボトルは何杯分のお酒なの・・・(^^?
定式がありますボトル1本 = シングル20杯 = ダブル10杯
ですから、値段もこれで決めるのが常識です。
つまり、シングルの値段の20倍が、ボトルの値段です。また、国によっても違いがあります。アメリカのカクテルは、異常にグラスが大きい場合が多く、お酒の量も半端ではありませんので、注意しましょう。かえって、シューター(お酒をストレートで飲むための小さなグラス)の方がお酒の量が少ないくらいです。
余談ですが、バーテンさんが一番初めに覚えるのは、強いカクテルで、飲んだときにそれがわからないものです。つまり、そういうオーダーが多いんですよね。女性の方は、デートの際に彼氏が勝手にそういうオーダーをしているのか、注意した方がいいですね。
余談ついでですが、女性が立てなくなるまで酔わせてしまって立ち尽くしている男性を見たことが何回かあります。体格の関係で、女性の方が早く酔うことが多いので、そうしたことには気をつけましょう。