日本で劇場公開されたとき、日本のアニメファンには?な作品でした。ちょっと大人過ぎたのです、当時の日本人には・・・。

これはアメコミで硬派で有名だったHEAVY METAL誌が作り出したアニメです。ストーリーもオムニバス形式で、雑誌を彷彿とさせます。

最終話「ターナ」では、ヒロイン・ターナは一言も語りません。それまでのアメリカ・アニメとはかなり異なるヒロインです。パンフレットには、劇作家ハワード・チェイキンの談話を紹介しています。

「これまでのバーバレラやコナン・ザ・バーバリアンみたいな姿にはしたくなかった。それでぼくは、日本のキャラクターを参考にしたんだ。SF的なスタイルがあるからね」

日本で発売された際にオビには「大友克洋に影響を与えた伝説のSF・カルト・アニメーション」と書いてあります。ふむ・・・。

実は、このアニメが私を海外アニメファンにしました。

ストーリー

オムニバス形式です。雑誌のイメージを彷彿とさせます。
ある夜、丘の上の家に、突然緑色の光る玉が訪れ、少女一人を残して家人を惨殺します。
そして、自らを滅びる事の無い悪の化身であると宣言し、少女に自らの力を誇示するために様々なストーリーを見せていきます。
EPISOE 1
GRIMALDI
EPISODE 2
HARRY CANYON
EPISODE 3
DEN
EPISODE 4
CAPTAIN STERNN
EPISODE 5
B-17
EPISODE 6
SO BEAUTIFUL & SO DANGEROUS

EPISODE 7
TAARNA
EPISODE7のTAARNA(ターナ)は、最後の守護種族です。悪が世界を滅び尽くそうとしているとき彼女は人々から召喚され、たった一人で悪に戦いを挑んでいきます。そして、最後に悪の権化を滅ぼしたとき自らも滅んでしまうのです。
そして、少女に悪の力を誇示していた緑の玉は、自ら見せていた世界の悪の権化と共に滅び、そして少女が残された丘には、ターナの乗っていた飛竜が、少女を迎えに舞い下りきます。
「悪を滅ぼす事はできない。しかし、正義もまた滅びる事はないのだ・・・」
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