これもとんと話題を聞かないラルフ・バクシの作品です。劇場未公開ですが、LDはレーザーディスク株式会社(現パイオニアLDC)から発売されました。
古いLDですが、ちゃんとデジタル音声ですので、うれしい限りです。
ロートスコープをうまく使いこなした1982年の作品です。
左の絵でわかるように、なんとファンタジー画の巨匠フランク・フラゼッタの絵が、ロートスコープで命を吹き込まれて動くという、ものすごい贅沢なアニメです。
1982年の作品です。
世界征服を狙うネクロンの野望が主人公ラーンによって阻まれるという、典型的なファンタジーのストーリーです。
ストーリーはともかく、フラゼッタの絵が元になっているだけあり、キャラクターが魅力的です。
左のキャラクターはヒロインですが、フラゼッタの雰囲気がたっぷりですよね。日本のアニメーターにはちよっと書く事ができないように思います。
しかもロートスコープによるアニメの動きは生々しく、逆光を多用したデザインの絵とか、実に大人の魅力が満ちています。
アニメがアニメとして面白いというのは、こうした作品なのだと思います。
ただ、内容的に、ちょっと早く世に登場したために、十分な評価を世から得られなかったのだと思います。
光の描写がいいですねえ
ロートスコープを使った作画はこんな感じになります。
こんな感じの映像が
こんなふうになります