浜崎あゆみ
A BALLADS

このアルバムには、驚いてしまいました。
いつか、こうしたアルバムを作れるといいな・・・と思っていたアルバムが、突然届けられた気がしたからです。2002年の浜崎あゆみは様々な賞を受賞していましたが、そんな彼女は実は、アルバムの世界からは遠ざかっているという印象がありました。大部分の時間は、ライブ活動に割り当てられ、より多くのファンに自分自身を届けようとしていました。そうしたファンは、今、アジア全体に待っています。私個人としては、いつか、アルバム作りの世界も、もう一度見つめてね・・・と思っていました。なぜならば、今の浜崎あゆみを表現するアルバムが必要であると感じていたからです。
昨年のRAINBOWは、そうした方向を示す印象はありましたが、このアルバム A BALLARDSで、明確に今の浜崎あゆみを届けるアルバムが登場しました。
それぞれの曲は、とてもよく検討されて、必要な再録音、リミックスが行われていますし、Song for XX "030213 Session #2"に至っては、jazzのセッション並みに一発取りです。このような曲作りは、ライブを多くこなした今の浜崎あゆみだから選ぶ録音スタイルです。
あらゆる曲は、その原曲の時代を超えた浜崎あゆみが、過去の自分とその音楽を愛し、いつくしみながら、今の歌として新たに生み出したものとなっています。
このアルバムの曲には、新しい生命が与えられているので、曲の分類を別に分けようかと思い、ちょっと考えています。
浜崎あゆみのアルバムは、mixとremixについて明確に示されてきました。元となる曲はmixであり、そうでない曲はremixです。そして、このアルバムにおいて、すべてmixとして示されています。今の浜崎あゆみが届ける、バラードとしてのスタンダードあるというメッセージがこめられているのでしょう。
しかし、改めて述べますが、このアルバムには、本当に驚いてしまいました。
このアルバムは、今の浜崎あゆみが志向している方向を明確に示し、今後なにを登場させてくれるかを予感させるアルバムです。
余談ですが、このアルバムのような曲のために開発された技術がHDCDです。
HDCDのアルバムとしても、秀逸な名アルバムです。
また、このアルバムはHDCDデコードしなくても素晴らしい音で楽しめます。適切にHDCDエンコードされているというのは、そういうことでもあるのです。
ps
書きもれてしまいした。
浜崎あゆみ初のカバー曲、荒井由美の卒業写真が収録されています。そう、この曲が登場したとき、まだ松任谷由美ではありませんでした・・・。
しかし、普通ならこれを先頭に書くのかな・・・(^^;・・・あんまり作りが鮮烈なアルバムだったので・・・。
Mastering Engineer
Shigeo "MT" Miyamoto (FLAIR MASTERING WORKS)
avex AVCD-17278 \3,000(税抜き)
オリジナル発売日 2003年3月12日
01 RAINBOW
作曲 CREA + D.A.I
編曲 CMJK
mixed by Koji
Morimoto
02 appears
作曲 菊地一仁
編曲 HAL
mixed by Koji
Morimoto
作詞 浜崎あゆみ
作曲 Kunio Tago
編曲 鈴木直人
mixed by Koji
Morimoto
04 YOU "northern breeze"
作曲 星野靖彦
編曲 tasuku
mixed by YasUFO
Matsumoto
05 TO BE "2003 ReBirth Mix"
作曲 CREA
編曲 H.A.L
mixed by Koji
Morimoto
06 HANABI
作曲 CREA
編曲 CMJK
mixed by YasUFO
Matsumoto
07 M "HAL'S Progress"
作曲 CREA
編曲 H.A.L
mixed by Koji
Morimoto
08 Dearest
作曲 CREA
編曲 CMJK
mixed by Noriuki
INADa
09 Dolls
作曲 CREA
編曲 H.A.L
mixed by Koji
Morimoto
10 SEASONS "2003 ReBirth Mix"
作曲 D.A.I
編曲 鈴木直人
mixed by Koji
Morimoto
11 voyage
作曲 CREA + D.A.I
編曲 Ken Shima
mixed by Koji
Morimoto
12 Song for XX "030213 Session #2"
作曲 星野靖彦
編曲 小林信吾
mixed by Koji
Morimoto
13 Who... "Across the Universe"
作曲 菊地一仁
編曲 CMJK
mixed by Koji
Morimoto
14 卒業写真
作詞 荒井由美(松任谷由美)
作曲 荒井由美(松任谷由美)
編曲 tasuku

Macrovision(現在はMicrosoftがオーナーだったような) CDS200(Cactus Data ShieLD200) によるCCCD(Copy Control CD)、つまりコピーできにくいようにしているCDです。CD-DA規格を利用しているCDドライブ(パソコンなどに組み込まれているCD、DVD、CD-Rドライブ)で再生しにくいようにフォーマットを変則的に使用するという方法を採用しています。Macrovision(現在はMicrosoftがオーナーだったような) のプロテクト技術のいちばんのお客さんは、日本でしょうか・・・(^^;・・・。率直なところ、CDS200によるプロテクト?はそう厳重なものではありません。音が悪くなるという人がいるけど・・・HDCDエンコードのかけ方間違える方が影響が大きいと思いますね、聴いた限り・・・。