浜崎あゆみ デビューシングルです。
このアルバム発売の表題曲Poker faceの収録には、秘話があります。
ファンであれはば知っていることでしたが、NTVの番組で、浜崎あゆみ自身が語ったので、ここでご紹介します。
浜崎あゆみは、両親が離婚後、母、祖母と暮らしていました。
家計を支えるために、母親は保険外交員の仕事で外出しがちでした。そんなとき、浜崎あゆみを信じ支え続けていたのが、祖母でした。
浜崎あゆみが東京に発ち、やがてサンミュージックと袂を別ち、avexでデビューしようというころ、祖母は福岡で入院していました。
そして、Poker faceのレコーディングの前日、浜崎あゆみは祖母に元を訪れており、レコーディングのために東京に戻る際に、もう意識のない祖母にそれを伝えると、涙が一筋か流れたそうです。
その翌日、レコーディングの朝、祖母は他界しました。
プロデューサーは福岡に向うことを勧めましたが、浜崎あゆみは、faxを今は亡ってしまった祖母に送り、レコーディングを行いました。
浜崎あゆみの歌で、祖母との別れを歌っているといわれている曲は、ever freeです。この曲は、シングルvogueに収録されていますが、フルアルバムには収録されていません。しかし、ライブではよく歌われている歌であることは、ファンであればよく知っていることです。
また、浜崎あゆみで父との別れを歌っているといわれている曲が、アルバムDutyに収録されているteddy bearです。この曲も、2003-2004cdlから始ったツアーでは、ライブで歌われるようになりました(それ以前にも歌われたことはあります)。
この両方の曲は、リミックスが当時から少ないことという特徴もあり、浜崎あゆみが大切にしていることが、伺われます。
avex AVCD30211 \1,050
オリジナル発売日 1998年4月28日
この資料は、再発売版に基づいて作成しています。
関連しているアルバム
アナログ・リミックスアルバム Poker face
再発売版はHDCDです脚注1。
03 Poker face "KM MARBLE LIFE REMIX"
04 Poker face "NAO'S ATTITUDE MIX"
05 Poker face "D-Z Spiral Delusion Mix"
06 Poker face "ORIENTA-RHYTHM Club MIX"
HDCDとは、High Definition Compatible Digitalの略称です。
詳しい説明はこちらをご覧ください。
20bitのデジタル信号を、16bitの既存CDフォーマットにエンコードするための技術です。信号のLSBを巧みに使い専用デコードLSIを使用して処理します。もしもHDCD専用デコードLSIを内蔵していないCDプレーヤであっても、あまり音を損なわないと規格を作成している側は主張しています。たしかに、アコーステック系であればある程度言えるのですが・・・。
素直な話し、私は浜崎あゆみのアルバムをHDCDにしているのは誤りだと思います。その理由は、以下のとおりです。
@ HDCDプロセスを通さない場合の音が、電子楽器に合っていません。そして、多くのCDプレーヤは対応していない。HDCDの非プロセス音が比較的自然に聞こえるのは、アコーステック系音楽に限られてます。
A モバイルオーディオで使用するために、MDなどでATRAC2/3やMP3に変換した場合のHDCDの音は、より変になってまいます。壊れたCDみたいな音になり、音楽の良さを大きく減退させます。
頼むから、闇雲にHDCDにすんの、やめてくれ〜