脚注1 脚注1今年はアルバムがとても少ない浜崎あゆみですが、1年に2回のフルアルバムを出してくれました。これは1999年以来のことです。
個人的には、今年はもうアルバムを出さないのかなと寂しく思っていたので、うれしい限りです。このアルバムは、今年の初めにI am ...を創り上げた浜崎あゆみらしい、彼女にとっても、より広い観点から見ても、新しい時代を示すアルバムです。伝えられるメッセージも今の浜崎あゆみにふさわしいものです。きっと、日本を超えて、広く伝えられていくでしょう。
音楽的には、いろいろな制約と自らの戒めから解き放たれた今の浜崎あゆみらしく(詳しくはこちら)、自由奔放なものですが、音作りはI am ...と異なり(詳しくはこちら)危なげのない安定したものになっています(音的にはちょっと意外性が無さ過ぎるかも･･･こうした点は、難しいところですね)。これまでの作詞で、意図的に英語を使用していなかったことについての、自ら課していた戒めを解き放っていることも、そうした現われなのでしょう。
曲の構成は、意図的にI am ...を周到したように感じられます。方向性を明らかにしながら、音楽的な発展を明示するためでしょうか･･･。また、浜崎あゆみがこれまでの曲を大切にしていることが、今回もよく現れています。independent+は、その典型的な姿です。また、Dollsのように、これまでのテーマを取り扱う姿を与えながらも、意図的に複数形にしているタイトルからもわかるように、その意味が大きく進歩させられている曲などあり、いろいろな点で、自然に発展する姿･･･という感じが強く出ています。
everwhere nowhereのpopは初めての作曲です。これまではリミックスを行っていました。また、OVERのCMJKも歌の作曲は初めてです。編曲では、H.A.Lのメンバーが様々な形で活躍しています。新登場は、編曲のSeiji Kamedaとです。
このアルバムはHDCDですが、今の浜崎あゆみの音楽傾向はHDCD化してもおかしくない傾向のもので、HDCDとしても十分な品質です。また、このタイプの音楽であればHDCDデコーダを使用しなくても、違和感なく楽しめると思います。
すべての作詞は浜崎あゆみです。
作曲 CREA + D.A.I編曲 HALmixed by Yasuo Matsumoto
作曲 CMJK編曲 Toshiharu Umesaki,Atsushi Sato (Part of HAL)
作曲 CREA + D.A.I編曲 tasukumixed by Koji MoRIMOt
作曲 CREA編曲 Seiji Kameda
Macrovision(現在はMicrosoftがオーナーだったような) CDS200(Cactus Data ShieLD200) によるCCCD(Copy Control CD)、つまりコピーできにくいようにしているCDです。CD-DA規格を利用しているCDドライブ(パソコンなどに組み込まれているCD、DVD、CD-Rドライブ)で再生しにくいようにフォーマットを変則的に使用するという方法を採用しています。Macrovision(現在はMicrosoftがオーナーだったような) のプロテクト技術のいちばんのお客さんは、日本でしょうか･･･(^^;･･･。率直なところ、CDS200によるプロテクト？はそう厳重なものではありません。音が悪くなるという人がいるけど･･･HDCDエンコードのかけ方間違える方が影響が大きいと思いますね、聴いた限り･･･。