モバイル・オーディオ日記

Microsoft Zune
Zuneは、ズゥーンと読みます。

発売は2006年11月、マスコミのご評価によると、Apple iPodキラーとか…私から見ると、MicrosoftがWMAのプレイヤーを満足に作れる会社がないので、我慢できなくて作ったというか…そんな気がしました。

東芝が製造会社ですが、OEMというよりも、単なるハード開発機能を持った工場扱いという感じです。この製品は、欧米人の監督下で作られている、欧米の製品として理解した方が、良いと思います。結構、センスいいです。

ただ、日本で使用するには…マイクロソフトの音楽ダウンロードサービスのデータベースがめちゃくちゃなので、当分は、普通に展開することは出来ないでしょう。

タイプ
HDDプレイヤー
音楽の供給方法
USB2.0接続で、PCよりダウンロード
PCには、Zune Softwareが入り、同期をとる方式で、Zune Device(本体のこと)に音楽や映像を提供します。
映像の供給方法
音質
良く練られた音
サイズ
縦112mm、横61mm、厚さ15mm
重さ
159g
ディスプレイ
3インチ 320*240ピクセル
内蔵LAN
802.11 b/g、10mまで
価格
249.99USD
発売
2006/11 アメリカのみ
対応フォーマット
WMA(320Kbps), MP3(320Kbps)、AAC
マニュアル指定は192Kbpsまで
jpeg(すべての解像度に対応していますが、Zuneにコピーされる時に640*480に自動変換されます)
WMVの映像、他の形式や解像度の違いは自動変換されます
FM
チューナ
アメリカ、ヨーロッパ、日本に対応
付属品
安っぽいヘッドホン
USB接続ケーブル
記憶媒体
HDD
記憶容量
30G、または60G
再生時間
バックライトオフで10〜14時間くらい
他の特徴
ソフトウェアはPCソフトにより自動アップデートされます
現在は、英語版のみ
Sorry, your browser doesn't suppor Java.

HDDタイプでは、一番気に入った音ですね

私は、HDDタイプのプレイヤーはあまり使用していませんでした。
理由は簡単で、音が、結局のところは、気に入らなかったのです。

でも、この製品は、気に入りました。

かなりセンスの良い人が音決めをしたのだと思います。
ただ、私が使用しているヘッドホンはSHURE E500PTHです…付属のヘッドホンは聴いたことがないので、どんな音だか知りません…悪しからず…(^^;

この機種の場合、WMAは可変帯域で使用できます。その場合は、最大で384Kbpsで、聴いていて納得できる品質の音です。固定帯域では192Kbpsが最大です。この理由は、データ転送速度に原因があるのですが…。

音質で気に入ったので、愛用しています。

もっとも、私は音が良ければ使えるのでいいのですが、以下の理由から、日本では当分発売不可能ではないかなー…と思います。

まあ、CDDB2を使えるようにZune Softwareの日本版を用意すれば良いかとも思いますけど、そうした戦略の乱れは欧米人が一番嫌うことなので、発売見込みは不明ですねー。

機能が豊富…とは言え、現代のプレーヤーとしては普通

再生プレイヤーとしては、音楽と映像に対応しています。
上の表に示すとおり、対応フォーマットも豊富で、充分に使えます。

また、聴くかどうか知りませんがFMチューナーも内蔵しています。
アメリカでは、チューナーがあると担当の人が説明していました…それが何だよというのが、私の印象ですけど…(^^;

ちなみに、私はアメリカでMicrosoftが開いているパーティーで見てから、購入することを決めて、Microsoft本社のCompany Storeで購入いたしました。

Microsoft Zone/ズーン
見てたら欲しくなったので、翌日に無理を言って、Company Storeで買わせてもらいました
Microsoft Company Store
社員向け売店で、特価販売しています…社員しか買えないものが多いのでした
私は、Zuneが欲しかったので、我侭で買わせてもらいました
225USDでした…一般店頭よりも10%安いだけでしたけど…Microsoft本社で買ったことに意味があるのでした…(^^)
値段は秘密…(^^)
ソフトは、ソフト会社だけあって、安いのでした…(^^) Zuneもちょっとだけ安かったです
撮影データ OLYMPUS E-1 + LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm F2.8-F3.5 ASPH
Rawデータ撮影後RawShooter1.03ホワイトバランスを適時選択して現像
撮影データ LEICA D-LUX3
Rawデータ撮影後Adobe Camera Rawホワイトバランスを適時選択して現像

Zune Market Pleace

iTuneと同じようなマーケットプレイス機能がZune Softwareには用意されています。
現在のバージョンは、アメリカ在住でないと購入できないのですが…。

差別化する戦略は、コミュニティ機能…(^^;

Zuneには、無線LANが内蔵されており、コミュニティ機能が用意されています。
近くのZuneと通信して、音楽などを一時的に送ることが出来(長く保存は出来ません、ちょっと聴き用です)、相互にコミュニケーションできます。

また、WiFiにより、Windows Live!やX Box 360 Liveにより、コミュニティを構成できます。

きっと、素晴らしいこと…と考えて開発されている機能なのでしょうか、私には興味がないので…(^^;…この機能はOFFにしています。

ちなみに、日本では、使うことは出来ませんので、当然といえば当然かも…。

比較的よく出来ているZune Softwareとデバイスのソフト

ハードは、Zune Deviceといい、PC側の管理ソフトをZune Softwareといいます。
使い勝手は、iTuneに準じていて、比較的使い易いソフトウェアです。
PC側では、UniCode対応のおかげで日本語の表示が出来ますが、Zune Deviceでは表示できません。Zune Dviceは、英語のみにしか対応していないからです。

アルバムのジャケット写真などは、ドラッグ&ドロップで登録できますので、使い易いです。

ただ、バグや練れていない点も多々認められます。

たとえば、CD読み込み中に、そのジャケット写真をドラッグ&ドロップすると、ストレスなく取り込めますが、他のアルバムのジャケット写真などの場合は、なぜか30-120秒も取り込みに時間がかかります。また、アスペクト比を守らないで変換するので、横長などの写真ですと、ひしゃげた形に取り込みます…まともな感覚の人が、テストしているのかな…。

ひどいのはライブラリ管理機能で、PC上の音楽データを、サイズが大きすぎることに気付き移動や削除を自分でしたりすると、シンクロナイズで大トラブルになります…まあ、iTuneでも同じですけど…(^^;…ライブラリの移動とかが合理的に出来るとか、当たり前の機能が、なぜか実装されていません…ユーザーが使わないとでも思っているのか、忘れているのか…作った人がアップル出身でそうした機能の大切さを知らないのか…物理的な管理が不明確で使い難いのでした…(^^;

デバイスですが、ソフトは良く出来ていて、スムーズですし、画面のデザインも秀逸です。
基本的に、使い易く、質が高いという感じですね。

お話にならない、マイクロソフトのディクショナリサービス

CDをPCに入れると、自動的に曲名やアルバム名が表示されることは、皆さんご存知だと思います。
この機能は、良く使われているのは、GracenoteのCDDB2です。もともと、ボランティアで作られていたCDのインデックスサービスであったCDDBを、どういう経緯かそれをベースに開発してCDDB2として実現し、ハードウェアメーカーから多額のライセンス料をもらって、維持管理されています。

マイクロソフトは、Windows Media Playerで、独自のディクショナリサービスを開発して提供しており、CDDB2を使用してません。

曲数は、CDDB2の方が多いのですが、それ以前に、Microsoftのディクショナリ…日本語の取り扱いがめちゃくちゃなんです。

例えば、浜田麻里のアルバムを見ると、アーティスト名が「浜田麻里」だったり、「Mari Hamada」だったり、統一されていません。アルバムにどう書いてあっても、勝手にどちらかの方法で書いてあります。

もっと酷いのは、曲名で、「Blue Revolution」を「ブルーレボリューション」と書いていたり…これも統一されておらず、ちゃんぽんです。

下の写真は、頭に来たのでアーティスト名とアルバム名を手入力したものです…でも、曲名はそのままにしてみました。元のアルバム名は、念が入っていて「浜田麻里 ブルー・レヴォリューション」だそうです…そんなアルバム名、初めて知りましたけど…気持ちよく「ヴ」を使ったり、アルバム名にアーティスト名を組み合わせたり…かなり私とは共感するものがない人が、このデータを入れたのではないかと思います…(^^;

ちなみに、Zune Deviceでは、日本語/全角文字は、すべて□になってしまいます。

ちなみに、以下の例では、海外で発売された ALL MY HEARTは、ジャンルが「ロック」で、国内のアルバム「ブルー・レヴォレーション」は、ジャンルが「Domestic(J-Pops)」何だそうです…間違えるなら、逆にしな…と思います。曲名、アーティスト名だけではなく、なにから何までめちゃくちゃであることがお解り戴けると思います。

このようなめちゃくちゃをもうちょっとご紹介します。

アルファベットだけであっても、全角、半角がむちゃくちゃです。アルファベットを全部全角なんてまだ良いほうで、曲名によっては、アルファベットの曲名なのに、全角と半角がまぜこぜであったりします。

ここまで念が入ってめちゃくちゃだと、ソフトで対策しても対応しきれないトラブルを発生させる原因となるでしょう。

このような阿呆な状態にデータベースがなっている原因は、マイクロソフトの音楽ディクショナリの維持管理が、ちゃんとした組織/人物により管理されていないことにあるのでしょう。恐らく、相当に無責任か、無見識な外注会社です。

私達IT屋では、このように管理されていないで内容がめちゃくちゃなデータベースの状態を、データ汚染と呼んでいて、最悪の状態であることを示しています。もう、人海戦術でしか直せません。

率直なところ、日本でZuneを発売することは、この問題が解決しない限り、不可能でしょうねー。

マイクロソフトの世界戦略は、いい加減な外注会社により挫かれた…ということですかね…日本では…(^^;

どうしてもZuneを日本で早く発売したい場合は、GracenoteのCDDB2を使用しないと無理ですけど、アメリカ本社の人にはそれは理解できるかな…(^^???

まあ、私は、音だけよければいいほうなので、使えますけど…製品としては、どうしようもないと思います。

難点を更に述べると

ロスレス対応できていない

Zuneはロスレス圧縮について、PCのみ対応していて、Zuneデバイスは対応できていません。ですから、音楽データのPCコピーだけ、ロスレス圧縮に出来るだけです。

携帯プレイヤーのWMA対応は、良くてもWAM 9.0程度だけなのですが、ロスレスに対応しているプレスヤーは世界的にありません。
なぜか、Microsoftが作っても同じというのが情けないです…。
今の仕様は、WMA 10.0であり、デバイスの開発、遅すぎという感じです。

iPodは、だいぶ前からLossLess圧縮に対応しています。

遅れていますねー

変換が遅い

内部に格納するZuneフォーマットのWMAやAACは、変換に時間がかかります。
で、待っていて、腹が立ちます。
黙って、バックグランドで準備しろよな・・・と思ってみています。

また、映像の場合は、かなり時間がかかるので、寝る前に変換を開始させる必要があります。

液晶のバックライトの色温度が高すぎる

このような安物は、色のバランス間を出すために、不足しがちな青色を補うために、9500K(ケルビン)みたいに、色温度を高くする場合があります。まあ、真っ暗な場所で見るならば、それでも自然なのでしょうか、モバイルというのは家の中で見ないということです…そうした時に、高い色温度だと、すべて青く見えてきます。

写真に撮ったこの機械から推察すると、バックライトの温度は推定で9000K〜10000K、高いのでした。ですから、写真に撮っても、目で見ても、青く見えます。

今の時代、こうした逃げ方は如何なものでしょう…
やっぱ、ここでは妥協しない方が、いいんじゃないですかねー…(^^;


画面にホワイトバランスを合わせると、写真は真っ赤になるのでした…(^^;
このZuneの画面の色温度、9000Kでした

アルバム毎の音量ぐらい、記憶しろよ…

音楽を聴きなれている人には当たり前なのですが、アルバムっていうのは、アルバムごとに平均音量があります。これって、再生時に変えながら聴いたりしているので、それっくらい、学習して覚えろよ…と、自然に思っています。あれ、iPodは出来たっけかな…(^^?

関係したページ

以下は、Zuneに関係した内容が収録されているページへのリンクです。

2007
2006


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