デジカメ日記

OLYMPUS SP-550UZ
卓越した仕様です…けど…

2006/03/17,3/18

新しい時代の仕様です

今まで、デジタルカメラを購入する際は、いつもコンパクト型にしていました。
理由は簡単で、かさばるのはDSLRと同じだからです。
ただ、ちょっと違う感覚も生まれていました。
その理由は簡単で、浜崎あゆみのアジアツアーです。当初、台湾に行く予定でしたが、仕事の関係があり、行き先を香港と上海に変更しました。中国では、撮影が出来てしまう場合も結構あるので、カメラを持っていくのが得策ですが、この国はいつもやることがめちゃくちゃなので、場合によっては撮影禁止かもしれません。そんな時に、カメラを会場に預けて、帰ってくる可能性はゼロです…(^^;。DSLRをもっていって、失う可能性があるなら、順ずる性能で、失っても我慢できる範囲のカメラを手に入れるのも悪くないと思ったのでした。
このカメラは、PMA2007でイノベーションアワードを受賞した、光学18倍のレンズを搭載した、一体型デジタルカメラです。CCDシフト型手ブレ補正を持ち、ISO5000も実現、今までのデジカメの仕様を超える製品です。
ただ、私が普段使用している、夜の飲み屋さんの撮影には、ちょっと仕様が厳しいかも…
小型のCCDを搭載しているカメラですので、いかんともしがたい点があるんでしょうね。

買った後、早速使ってみました

購入した後、早速使ってみました。
ちなにに、上の写真はLEICA Digital-Module-R + LEICA R9 + LEICA SUMMILUX-R 50mm F1.4 Ver.4で撮影したものです。
ノイズの関係で、ISO50とか100で撮影するのが精一杯でした。
LEICAで撮影した写真との明るさの違いは、手持ちであるためシャッター時間を長く出来ないためと、レンズの明るさの違い(F1.4とF2.8〜4.0ですので、4〜16倍の違いがあります)
のためです。

新宿の夜の光景
18倍光学ズームで撮影しました
撮影データ OLYMPUS SP-550UZ OLYMPUS STUDIO1.50ホワイトバランス適時選択して現像

翌日にも、使ってみました。

ちゃんこダイニング若にて
撮影データ OLYMPUS SP-550UZ OLYMPUS STUDIO1.50ホワイトバランス適時選択して現像

このカメラ、使用しているCCDの特性がちょっと特殊で、raw現像をするのに苦労しました。

このカメラを評価した時点で、ちゃんと現像できるソフトはOLYMPUS STUDIO1.50だけでした。sylkypixも比較的ちゃんと現像していました。

こうなる理由は、デジタルカメラのカラープロファイル情報を処理できるソフトが少ないためでしょう。
RawShooterは、OLYMPUS SP7070WZと勘違いして現像するのですが、カラープロファイルを処理できていないため、色が全く合わせられません。

はじめはカラーのバランスの違いかと思いましたが、昼間に撮影したところ、オレンジが青になりました…RGBの配列が違うみたいです…(^^;
配列情報はrawデータに出力されているのですが、それを理解できないソフトはちゃんと現像できません…(^^;

現像がちゃんとできるのは、OLYMPUS STUDIOだけでした
OLYMPUS STUDIOにはちゃんと現像できます
RAW Shooterではまともに現像できません

論評

かなり良く出来たデジカメですが、小型CCDのカメラなので、やはり暗いところは苦手でした。
ISO1600とかISO5000は、明るい場所で被写体ブレを防ぐために使うためのものですね…(^^)
ところで、18倍ズームレンズですが、ズームを最大にすると、色収差がありました。
また、オートフォーカスが暗い場所では効きがよくありません。

ちょっと外で撮影してみました
18倍ズームで、手持ち撮影です。警棒に、かなりの色収差が見られます
18倍ズームのため手ブレ…というか、それだけでなく、ちょっとピンが合ってないみたいです
18倍ズームの絵を、さらに部分取り出ししました
撮影データ OLYMPUS SP-550UZ OLYMPUS STUDIO1.50ホワイトバランス適時選択して現像 2007/03/18

撮影サンプル

あんまりカメラに慣れていないときは、いい絵がありません…ゴメンナサイ。

2007

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  Web www.calvadoshof.com