ロスアンゼルス バハ・カリフォルニアへの旅でバハ・カリフォルニアに着いた際に、IXY200AのCFカードカバーが壊れていることに気付きました。ロックするための爪が飛んでしまっていたのでした。
CFカードカバーが開くと、IXY200Aは動作しなくなります。
手で普通に撮影するときは、カバーを手で押さえれば、使うことができますが、水中では、水中ハウジングの中にありますので、そういうわけには行きません。夜に、ラ・パスの街で、もう付かなくなりかかったセロテープを購入し、ダイビングの際は何とかなるようになりました。
もぐる準備をする際に、カメラのCFカードカーバーをセロテープで固定して使用していました。
IXY200Aは、長く使用しています。
で、修理して、もっと使い続けたいなーとも思いました。
やっと水中での撮影時のコツがわかってきたからです。
幸いに、ダイビングのとき以外に使用することがなく、修理に時間を見込むことができます。
帰国後に、ホームページで調べたところ、キャノンの修理は、持ち込み修理に二種類ありました。修理センターに預ける方式と、なんと、その場で直してくれる方式があるのでした。びっくりしました。
CONTAXなんかは、どこにもって行けばいいのかわからないほどでしたので、メーカーの違いに驚いたのでした。
私は、その場で直してくれる方式を選びました。
場所は秋葉原です。
もう、修理の終わり近い、16:30にサービスセンターに着きました。
受付には、銀行のような待ち番号札の発行機がありました。これを取ると、窓口のような修理カウンターに呼ばれます。このカウンターで、本当に修理しちゃうんですよね。
「どうされましたか?」
「CFカードカバーをロックする爪が、飛んじゃったんです」
「あー、200円ほど実費がかかりますが、よろしいですか?」
「もちろんです」
私は、驚きました。「え、技術料で何千円かかかるわけなのに、丁寧に聴かれるんだなー」と・・・。
「10分くらいでできますので、お待ちになられますか?」
「はい」
待つための席が用意されており、中国製の安いミネラルウォーターが飲めるようになっていました。
古いカメラ雑誌があり、それを見ていました。
待つ時間ですが、結局20分くらい待ちました。
「お待たせしました、これで如何でしょうか」
「ありがとうございます、お幾らでしょうか?」
「お待ちいただきましたので、結構です」
「わ、うれしい」
なんと、技術料も取られず、無料修理となったのでした。
私が体験したこの故障、IXY200Aで、改善しすぎてプラスチックに材質を変更したため、ロックする爪が飛びやすくなったのでした。しかし、だからといって、買ってから2年も過ぎて、無料修理してくれるなんて・・・凄いぞキャノン・・・(^^)