1998/7/19にGrandChariotさんのお宅で石井伸一郎氏による「室内音響の研究」セミナーが開かれました。このセミナーは、同氏がテクニクスを定年で退かれてから研究されているテーマで、室内音響をどのように解析するかという手法と理論、そして対策についてのノウハウが集約されたものです。
同氏は、鏡像として音場を解析する事が、実際の状態を上手く説明できる事、モデルによるシミュレーションによりかなり正確に音響を予測する事が出来る事を示しました。また、こうした結論から、いままで室内音響で常識のように思われていたテーパー付けで室内の特性が逆に大きな問題を抱える事などを示し、まだまだ研究されていないこの分野について協力していきましょうとセミナーを結ばれて、満場の拍手を受けていました。
開催の挨拶はFAVリスポジ世話人の松浦さんから
石井さんのお話
聞き入るみんな
室内の残響時間を測定して示す石井氏
なるほどと聞き入るみんな
評論家の菅野沖彦さんも、FAVでどんなことをしているのかの見学という事でいらしていました。
今までの残響時間の制御方法を説明する石井氏
いままでの室内音響の考え方の問題点を示す石井氏
この日は形式上MJ(無線と実験)が協賛の形でした
ですからMJ編集長の高橋さんが取材を兼ねていらっしゃいました