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かるばどすの日本文化論…02
心の影が結実しやすい日本

2007/02/26

 GACKTや幸田、あゆのゴーストライター…(^^;

GACKTのファンの人と飲んでいて、目が点になった話題があります。

「GACKTの恋人はね、慶応大学の女学生で、セレブで、ゴーストライターやっているの…。幸田とかあゆのゴーストライターもやっているのよ、知らないの」
「知らないよー、そんな話」

私は、GACKTのファンの人は、ファンとして結構尊敬しているところがあります。
それは、北京のコンサートで見た、中国の警備陣の指示を無視した声援をする態度を間近に見たことに始まりました。その後に知ったことでは、何十万円もする指輪とかがファン向けグッズにあって、買える人はちゃんと買っちゃったりします。結構、大人のファンが多いんですよね。

で、GACKTのやることをだいたい受け入れちゃうので、GACKTの恋人でゴーストライターという話題が出ても、平気なのでした。

ただ、私はあんまりそうした感覚がありません。
だいたい、あゆのゴーストライターという話題だけで、またかというか、不愉快な話題です。

どうせ、話の出本はインターネットの中だろうと思いました。
私に話を教えてくれた子は、パソコンを見ない人なので、だれかから教えてもらっているのだと思いました。
で、ちょっと見てみたら、すぐに見つかりました。Livedoorのブログが発信元みたいです。

曰く、

慶応大学医学部の4年生で22歳
広東語がべらべらで、現台湾観光大使
慶応幼稚舎上がりだけど、推薦を受けられなかったので受験して入学
(推薦を受けられなかったというからには高校まで慶応ということですかね)
中田英と別れて元彼のGacktに戻ったそうです
Gackt、幸田、あゆのゴーストライターで、月収は3280万円、おじいさんがやっている病院グループを引き継ぐと、年収は20億くらいになるとか…(^^;
AMEXのブラックカードを使っているそうです。なんでも、あゆは審査で断られたとか…(^^;

ご丁寧に写真も沢山載っています。
で、このゴーストライターと説明されている「山下優」氏と中田英との写真を私もネットワークで見つけました。
だって、VOGUEにも出ているんですもの…(^^)

山下優さん?
植物優という製品の宣伝に出たことがあるので、優さんになったのかな?
ウソで固めた情報を信じる人の気持ちって、わかり難いです…(^^;
ウソを書いている人は、単なる(悪意の)愉快犯だと思いますけど…

このブログを見ていて、なんでこんな話題を信じるのかなーと思いました。

だって、このサイトで「山下優」として紹介されている写真の人、22歳じゃなくて、32歳…1974年11月29日生まれです。日本語だけではなく、英語、北京語、広東語を話せます。

本当の名前は、山下優じゃなくて、リン・チーリン/Lin Chi-ling (林志玲)です。

確かに、現在の台湾観光大使です。ここ3年くらい続けてもらっています。

このブログ書いている人、あんまりお金持ちの人の知り合いがいない事、請け合いです。
だって、書いていること、めちゃくちゃなんだもん。

■月収ってなんだい…(^^;

ゴーストライターやっている人って、いつから月給になったんでしょ…(^^;
普通は年収で書くもんです・・・こういう仕事の人は…

■病院グループを引き継ぐってたって、その程度の病院で年収20億になるわきゃないだろう

医師の資格を得たら、病院を引き継ぐとか…書かれている病院グループは、3病院で500床くらい…救急も受け入れています。じゃあ、年間の売り上げがどれくらいか、専門家なら簡単にわかったりします。その規模で、病院オーナーが20億ももらったら、1年もしないで倒産します…(^^;

今の仕事の方がいいことは、両親もおじいさんもわかりそうなもんです。

だいたい、大学を出てからオーナーになるなんて、できるわきゃないです。

医学部の4年生が、医学漢字マスターブックをパーティー中の合間に読んでいると説明があり、落第生の間違いじゃないのと思ったのでした…(^^;
本当の医学関係者とあったことない事、請け合いですね、このサイトに書き込んでいる人物は…

■AMEX BLACK CARDって、インビテーション・カードだから、審査はないのさ、ある意味ではね…(^^;

Amex Centurion Card

AMEXのBLACK CARD、正式にはAMEX Centurion Cardといいます。
AMEXのサイトを見ればわかりますが、Amex Centurion Cardについて、これといった詳しい説明はありません。

理由は簡単です。

このカードは申し込みで使えるようになるカードではないからです。
申し込みできるタイプのカードではないのです。

クレジットカードには、大きく別けると2種類あります。

ひとつは、アプリケーション・カードというか、申し込んで使えるようになるカードです。この場合は、初めての人ですので、審査が当然あります。

もうひとつは、インビテーション・カードです。
これはカード利用者に対して、カード会社が利用を提案するカードです。このタイプのカードの場合は、カード会社が事前にすべてを確認した上で、インビテーション(招待)が来るので、審査した結果がどうなるかわからない…ということはありません。ですから、申込書らしいものは簡単なもので、インビテーション(招待)に対して使用したいという意思表示をするだけです。だいたい、こうした特別なカードをインビテーション(招待)するような利用者が、なにかの理由で審査の結果この度は…なんてなったら、カード会社はお得意様を失ってしまいかねません。そんなバカなことをする奴はいませんでしょ。

あゆがブラックカードの審査で通らなかったって…審査がないカードなのに、どうやって申し込んだよ…(^^;

だいたい、本当のお金持ちってのは、カードはあまり使いません。
限度額が邪魔だからです…AMEXのBLACK CARDは限度額が無制限…ということはありません。限度額が事前に決まっていないというだけで、利用実績で限度額が設定されるのです。で、本当のお金持ちは、使う額も大きいので、カードでは支払いが面倒なんですね…。

たとえば、あゆがスタッフをねぎらうためにちょっとしたパーティーをすると、200人くらい、費用は300万〜400万くらいになります。こんなのカードで払っていたら、大変ですよね。

こうしたお金持ちの理屈は、知らない人には、ちっとも知られていないのでした。

ちょっと書くだけでこんな感じになってしまいます。数行読むだけで、ウソばっかりなので、このサイトを見たときに、はじめは単なるジョークのサイトかなと思ったのですが、信じている人がいるのを目の当たりにしていたので、私としては、目が点なのでした。

でも、考えてみたら、トンデモ話なんて、日常です。

 占いにスピリチャルカウンセラー、みんなで信じれば救われるのかな…

テレビを見ていると、占い師の細木和子なんか、良く出てきます。
私の感覚では、いいおばサンで、私の祖母を髣髴(ほうふつ)とさせる性格に見えちゃうため、面白いなーと思います。

一回読んで、そのまま放ってしまいました
スピリチャリズムって交霊術のことです
1920年くらいまではね
THE EYE OF SPRIT
Ken Wilber

ただ、視聴率を稼げる人らしく、そのためか、権威に見える人たちがいるみたいです。そうすると、必ず噛み付く人が出るのが、芸能界です。で、元文春の記者という人が書いた、「細木和子の黒い真実」という本が出ました。

私は物好きなので、買って読んだのですが、ずっこけてしまいました。

だって、細木和子の占いの権威性の批判の論拠が、めちゃくちゃで…

曰く、細木和子の占星術とは「眞理占星学」をアレンジしたものであるとか…「眞理占星学」は精密で素晴らしいものだそうです…

どうも、この著者は占いというものについて、優劣があると信じている…つまり、占いを心の底から信じているわけね…細木和子ですら「占いを信じるな」と言っているのに…(^^;

テレビに出ているのは、単なるエンターテイメントだし、本は信じる人が読みたくて買うわけですが、こうした批判本の場合は、どんな人が読むのか…占いを信じる視点で書いたら、おかしくないかい…(^^;…著者の人の考え方がすべてなのに…(^^;

いろいろと良く調べているのに、肝心なところで占いを信じる論調が出ているため、すべてを台無しにしている本でした。

占いもなんだかわからないですが、もっとわからないのに、スピリチャルがなんとかいう、霊媒師みたいな人が、髪の毛の黄色いおじさんと一緒にテレビに出たりします。

雑誌に連載されている記事を時々見ていたら「スピリチャリズム」と自分の考えを説明しています。イギリスで勉強したことがあるそうですから…。本当だか怪しいですけど…。だって、スピリチャリズム/Spiritualizmって、1920年くらいまでは、「交霊術」のことでした…(^^;

まあも背後霊とか言っているから、交霊術と似た話…ということはないですよね…いつも霊がいるという考え方の場合は、交霊術が成立しないですから…(^^;

1920年以降のSpiritualizmの意味は、哲学的用語として発達しています。日本語に訳すと、精神主義とか、唯心論とかになります。

でも、このおじさんの話とか、他のちんぷんかんぷんな人たちが、日本語で「スピリチャリズム」と書いて、日本式の霊のお話の名前をつけました。英語のSpiritualの意味を、日本で言う「霊」と勘違いしたためでしょう…(^^;

英語で言うSpiritualとは、日本語で対応する言葉が難しい用語で、神社で感じる神聖で清浄な感覚にちかい言葉です。ただ、これを霊と訳したため、とても誤解されています。欧米では、キリスト教前提での霊性であり、日本語では神霊という言葉が対応すべきものです。日本で言う霊が、祖先などを示すなら、それは英語ではghostです。全く違います。大切な意味と感覚をもった言葉であるため、Spiritualizum/スピリチャリズムとは、ニューエイジで大切な用語として使われ、精神性の復興の用語となったのでした。

そうした背景もわからない人が、スピリチャリズム = 霊のお話として、間違ったでっちあげをしているのが、抱腹ものです…(^^;

テレビに出ている交霊術と本来のスピリチャリズムのいずれでもない、別な意味のスピリチャリズムを主張する人物は、カウンセリングの資格を持っているみたいです。
占い師もカウンセリングの資格を持っていることが多くあります。占いとカウンセリングに近いものがあることは、そうした専門家にはよく知られた事実です。

まあ、心理学というものはは、理工系か文系かといえば、医学は理工系でも、心理学は文系です。ですから、なんでもいいわけですが、文学の親戚だからとは言え、臨床心理士とかカウンセラーが、「前世が云々」と始まると、私なんかは、さすがに引いちゃいます。

用語ぐらい、ちゃんと使えるようになってね…(^^;

スピリチャルという用語が真面目に使われている世界に、ニューエイジといわれている、インテグラル・セオリー心理学があります。

かるばどすほふでも、ケン・ウィルバーを紹介して、インテグラル・セオリーと説明しているコンテンツがあります。そこでは、スピリチャルという用語がやはり登場しています。

実は、そのコンテンツを作成した時に、インテグラル・セオリーとして紹介するべきか、困っていました。なぜならば、ケン・ウィルバーは、自身で「インテグラル・セオリー」という用語を使用していないからです。ただ、日本の文学の親戚の学界では、そう分類するようなので、インテグラル・セオリーとして紹介しました。で、コンテンツを用意したころ、ケン・ウィルバーのTHE EYE OF SPIRITが出版されました。この本で、ケン・ウィルバーは、自身についてインテグラル・セオリーに分類されることを明確に拒否して、インテグラル哲学として説明をしています。とても納得したのでした。

ですからコンテンツの用語を直すべきなのですが、忙しくてそのままにしています。

なんで、ケン・ウィルバーはインテグラル・セオリーと分類されることを拒否したのか…理由は簡単で、ケン・ウィルバーにとってインテグラル・セオリーという語が示す世界が、狭くなりすぎたからです。だって、宗教家とか日本のスピリチャル・カウンセラーみたいな人も、インテグラル・セオリーですと、その世界に入ってきちゃうのですから…邪魔でしょ、やはり。胡散臭いどころか、意味が捻じ曲がって、とても狭義の言葉になってしまったのでした。

占いとか、前世とかを信じれば、なにか救われるんですかね…
なんか、字が違っていて、巣食われるのではないかなと、思うのでした。

私は、占いとか前世とか、信じてはいませんが、別に否定する気もありません。実は、意見がないんです。興味がないもので…でも、テレビで、人の人生に関わる話題を、占いとか前世の話題でやっていて、本当にいいんですかね…(^^;

納豆で痩せるというのでも、まずいんですよね、確か…(^^;
根拠がない話題は、なにを言ってもいいのかな…(^^?

 空飛ぶ円盤は、かくして、いなくなった
GRAYさんです

日本テレビがその昔、何回も特番を組んで放送していたテーマに、空飛ぶ円盤があります。

曰く、

幸いにアメリカの話題が多いので、日本では社会現象にはなりませんでしたが、トンデモ話の連発でした。

後に、映画になったものも多いので、面白い話でもありました。

なぜか、日本では、宇宙人話の後日談があまり報道されていません。
ここでご紹介してしまいましょう。

■ジョージ・アダムスキー…ごめんなさい、ウソでした

ジョージ・アダムスキー on TV

円盤に乗って、月や土星に行ったという、コンタクティです。はじめに日本で有名になりました。
有料の会合で荒稼ぎをしていて、そうした宇宙の真理を伝えるという会合で、日本人は、土星人(太陽系の調停者だそうです)の後継者だとか話したりしていました。イギリスとか外国に行き、いろいろな話をするので、アメリカ以外で人気がありました。
アメリカでは、散々でした。他にも狂信的なUFO信者がいたので、非難され続けたからです。
自称「アダムスキー教授」は、宇宙の愛を説き、そしてお金を得ていました。
アメリカ国務省のレター用紙を使った、でっち上げの冗談の文書を送られて、後生大事に見せて廻ったアダムスキーは、自分の使命を世界平和のために知識を生かすこととして、コンタクティとしての時代を終え、心臓麻痺でなくなってから、すべてのウソが暴かれました。生前には、関係者に「ウソだってバラさないで」という趣旨の手紙を関係者に送っています。

アダムスキーは、沢山の派生を生みました。トルーマン・ベツラム、ダニエル・フライ、バック・ネルソンetc。
バック・ネルソンは、385ポンドの金星のセントバーナード犬の毛の房を売っていたそうです…(^^;

■キャトル・ミューティレーション…自然な家畜の死でした

想像図…です…(^^;

鋭利な刃物で、血もなく、外科手術のような正確さで家畜の臓器が奪われるなぞの事件が続出…
テレビでも大々的に放送していました。

これは、宇宙人が動物や人間の臓器を求めて地球に訪れているという説になっていきます。

動物が謎の虐殺…ということで、殺されたことだったのですが、実は、定率で起きる家畜の死だったのでした。

これをUFO信者が、UFOが動物の部位を収拾しているという話に仕立てたのでした。

専門家によって、鳥など死体に群がる動物達が食べる部位と完全に一致しており、その跡も同じであることがわかりました。なんのことはない、自然な状態だったのです。

実は、この臓器を求めて宇宙人が来るというストーリー、イギリスの人気番組「UFO」と同じなのでした…。
想像力が無いストーリーテラーというのは、いわゆる「ぱくり」になりやすいんでしょうね…(^^;

■MJ12もMIBも…冗談でした

UFO信者の狂信的に人たちが思いついた、円盤の情報を秘匿する原因になっている組織、それがMJ12です。

MJ12が、宇宙人の秘密を秘匿し、宇宙人と謎の契約を作り上げている…
黒い服を着た人々、Men In Blackは、MJ12のエージェント…空飛ぶ円盤の現れるところ、必ず現れる…。

もともと、神経症の人たちの思いつきなので現実ではなく、様々な話題が出て、自滅しました・・・なにも証明できないからです。

余談ですが、黒って言うのは、アメリカ人の好む服の色です…根暗なんですかね…。
ブランドショップに行くと、お店の売り子さんも、みんな黒を着ていますよね…。
MIBなんて、アメリカのどこにでもいる人たちのことです…(^^;

映画のMIBは、楽しいですね…(^^)

MIB IIです

■Garyさん主演の映画も出来ました

宇宙人の解剖シーンのフィルムまで登場しました。
日本テレビでも、大々的に放送していたりしました。
実は、適当に撮られた、安っぽい特撮フィルムに過ぎませんでした。
制作者本人が告白しちゃっています。
この映像、YouTubeに載っていました(でも、削除されちゃいました)…現代は、怖いですね…(^^;
あんまり気色のいい映像ではないですが、まあ、元々気色悪い話題ですので…。

■バーミューダトライアングル…事故の事実がないのでした

ちょっとオマケですが、バーミューダトライアングルの謎というのがあります。
これ、丹念に調べると、実は事故の事実がなかったりするのでした…
結局、作り話なんですよねー

謎の事故多発地帯…実は、すべて作り話でした

■事実は事実でも、主観的な事実でした

エピステメーター業書
空飛ぶ円盤
中学のころ読みました
Carl Gustaf Jung
1875-1961
ユング心理学の創始者
内向的/外向的など日本でよく使われるている言葉はユング心理学用語で、実は日本には馴染み深い。インテグラル・ビジョンの視点からすると、前個/超個の区別が無いという問題点があるが、性に固執した分析心理学(フロイト心理学)では説明できない心のあり方を先駆的に明らかにしたという点で、大きな功績がある。

空飛ぶ円盤の目撃の話題は、今ではほとんど聞かれません。
あ、この前テレビを見ていたら、フェニックスのキャンプ場で見えることがあるとか…キャンプ場の集客のための宣伝みたいですねー。

空飛ぶ円盤が目立たない理由は、宇宙人が地球に来なくなったから…では、ありません。

もう、人々の気持ちの対象に、空飛ぶ円盤はないからです。

空飛ぶ円盤は、事実ではあったのでしょうが、観測できる「客観的な事実」ではなく、心理的にだけ理解できる「主観的な事実」であったのです。心の中には、確かにあったのですが、観測できるものではなかったでした。

空飛ぶ円盤の神話は、人の心の状態、世界観の変化によって理解できるものです。客観的な話題としては、信頼できるだけの資料が全くありません。

それを1950年代に看破していた人物がいます。
ユング心理学の創始者である、C.J.ユングです。

c.j.ユングは、このように述べています。

この十年のあいだに私の調べたケースについても、次の二通りの見方が出来る。ひとつは、ある客観的に真実な、つまり物理的な出来事が基盤になって神話を生じた場合、他は、ある元型がそれに見合った幻視を生んだ場合である。この二つの因果関係に加えて、さらに第三の可能性も考えられる。それは、「共時的な」、つまり非因果律的で意味慎重な一致といてう現象である。この共時現象は、ゲーリングスやライプニッツやショーペンハウアーをはじめとする多くの思想家が問題としたところであって、とくに元型的な心理的プロセスと結びついている現象においては、大いにその可能性を考える必要があるのである。

私は心理学者だから、UFOの物理的な実在性について何かを言うべき方途はもちあわせていない。したがって、明らかに存在している心理的側面のみを引き受けて、以下もっぱら心理的な随伴現象だけを扱うこととする。

空飛ぶ円盤
C・G・ユング
松代洋一訳
エピステメータ業書 0310-176105-0039

客観的な事実は結局のところ、否定されました…。
空飛ぶ円盤は、ユングの言葉が示すように、主観的/間主観的にだけ存在していたのでした。
実は、ユングは初めからそう考えていたのだと思います。そうでなければ、つまり、客観的な事象であると確信すべきものであるならば、彼が文章を残す理由は、ないからです。

人々の心の影が、円盤として結実し、空飛ぶ円盤の神話を形成していました。

 得体の知れないものを信仰するのは、感心しませんねー

スーパーマーケットに行くと、テレビ番組で紹介された食材について、「只今品切れです」なんて表示が、時々あります。

この前も、「あるある大辞典」で紹介された納豆ダイエットが、虚偽であるとわかったと騒ぎになりました。
でも、似たり寄ったりの番組は、繰り返されているわけで、「あるある大辞典」では、海外の研究者の説明を捻じ曲げたりして伝えているという行き過ぎが、ある程度…という感じがします。制作者がやりすぎるのも、そりゃそうかなとも思います。番組を作る側は、別に科学番組を作っているとは思っていなかったでしょうから…。

アメリカ人が、肥満対策に、食べすぎをやめるのではなく、別な方法を探すのが日本人には滑稽ですが、ちょっと離れてみると、似非科学をテレビの放送で聴いて、そのまま信じる人たちも充分滑稽です。

神を知らない国民は、その代わりに、得体の知れないものを簡単に信じてしまいます。

インターネットの思いつきのでっち上げ情報、視聴率稼ぎのためのでっち上げ情報、それらを信じてしまう背景は、自身の中の基準の空虚さなのではないでしょうか…。神話なのに、良く見てみれば、その中心には悪意だけ…悪質な神話の蔓延するのは、人の中にある、自身の不安定さなのかもしれないですね。

神の代わりに、得体の知れないものを信仰しているようなものです。

占いとか、前世の話題って、そんなに大切なことでしょうか…
インターネットの与太話を信じる気持ちも同じです…大切な意味ある話題とも思えません。

空飛ぶ円盤が、自分の心を通してでないと見れないのと同じように、実は見ているものは、あなたの影…

心の影が表で大手を振ってしまうのが、現代日本の特徴のひとつです。欧米でも、いろいろな話題が出ますが、こうも無批判に受け入れる話題が出てくることはありません。

心の影が結実するという話題は日本に限らない、人間の社会一般に言えることですが、無批判にそうした話題が広がり易いのは、日本の特徴といえるのではないでしょうか


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