昨年10 月末のアメリカ出張以来、ひさびさの海外出張です。
日本国内の仕事がちょっと忙しかったため(といっても考えている時間が長かったため、人から見るとじっとしているように見えたかも・・・(^^; )、 年末に恒例化しようとしていたダイビングににも、残念ながら行きませんでした。(実は、これだけ仕事だらけになるのは何年ぶりです・・・(^^;)
今回の出張は、カンファレンスであるマイクロソフトTechED への参加のためです。
カンファレンスへの参加手配は、マイクロソフトがしてくれたので、自分で手配したのは、飛行機とホテルでした。
今回の行き先であるニューオリンズは、海外への旅の記録のごく初期(1998/5/31)に行って以来、久しぶりです。
前回は、ホテルでひどい目にあい、3日間で3 回もホテルを切り替えるという騒ぎを体験しました。
今回は、そうした経験から、前回にいちばんよかったホテルへ宿泊することにしました。
ホテルの予約をしようとしたのですが、Westinホテルの予約のためのホームページを見ても、the WESTIN CALAL PLACEがありません・・・・(^^;
アメリカやヨーロッパではよくあることなのですが、ホテルの売買が頻繁に行われています。で、ニューオリンズの地図を見ながら、以前にあった場所をよく見たら、今はWYNDHAM NEW ORLEANS At CANAl Placeとなっていました。そう、wyndhamホテルに売買されていたのです。
ホテルの予約をしてみてみ、また、ビックリ。
昔と同じ価格でした・・・(^^;
お値段も、マイクロソフトのコーポレートレートとだいたい同じです。
最近は、コーポレートレートはあまり意味がないこと多いですね。
チケットの手配ですが、面倒なのでインターネットで購入しようと思いました。で、いろいろと見てみると、ちょっと高かったりと、いろいろいありました。だいたい、ニューオリンズへの直行便はないので、トランジットが必須です。場所からすると、近いのはヒューストン、ヒューストンといえばコンチネンタル航空です。
コンチネンタルはwebでチケットをすぐに買うことができます・・・米国内であれば・・・(^^;。でも、日本国内では、電話して購入します。
で、お電話したところ、往復で6.8万円とのこと・・・コンチネンタルの会員であるので2割引でした。この費用って、4月末に行く予定の浜崎あゆみの福岡コンサートへの航空運賃とそう違いません・・・(^^;。あはは・・・
ぱたぱたと忙しかったため、成田空港までのチケット手配は前日の夜になりました。幸いにnex(成田エクスプレス)のチケットは簡単に購入することができました。
実は、仕事の絡みで十分なデータとソフトウェアを携帯する必要があり、いつも使用している携帯用のpc(東芝librreto)では、とても仕事になりそうもありませんでした。主義として携帯には可能な限り小さいPCを使用することにしていたのですが、今回ばかりは携帯できるデスクトップPCが必要でした。しようがないので、ヨドバシカメラに行き、いろいろと物色してみましたが、ある程度の大きさになるため、なんだか画面解像度がxga(1024*768)では我慢できなくなり、a30というでかい機種を選択しました。搭載したメモリは1Gbyte、ちょっとしたデスクトップと同一の容量です。これに、必要なソフトウェアの組み込みとデータのコピーをしていたら、結局は寝る時間がなくなり、朝まで作業する騒ぎになってしまいました。
当日は、国際線の常識に従い2時間前に成田に着くように移動しました。
コンチネンタルのカウンターのオープンは、到着直後でした。
並んでいると、声をかけられました。マイクロソフトにお勤めの旧知の人でした。彼が入社したときから知っているんですよね・・・(^^)
「こんにちは、かるばどすさん!」
「あれ、こんにちは、この便で行くんですか?」
「そうなんですよ」
「じゃ、いっしょですね」
「早めにチェックインして一杯やりましょうか」
「いいですねー」
旅は道連れ、退屈しのぎがこれでできます・・・(^^)
成田空港第二ターミナルビルでバーといえば、ただ一箇所・・・(^^)
ひとりでいれば、搭乗前はかちゃかちゃとPCを叩いていたりするのですが、道連れがいると、お話ばかりしています。ですから、お酒を飲んで、おつまみ食べて・・・こんな状態ですから、搭乗後はちょっと居眠り、気づいたら飛行機が飛んでいます。
気づいたら、お食事の時間になりました。
メニューは、以下のとおりです。
前菜サラダ
レタス、トレピス、にんじん、スモークサーモン、柚子醤油ドレッシング
ロールパンとバター
メインコース
デザート
パッションフルーツムース
スチュワーデスは、チキンの料理を「テリヤキチキン」と説明してました。
私は、チキンをオーダーしました。見たところ、中華風焼き麺の上にぽんと胡椒で味をとったテリヤキチキンが乗っているだけでした。味は悪くありません。また、昔あった焦げ味はしませんでした。まったく暖め方が変更されていました。さすが、コンチンタル航空、改善されています。でも、ちょっとお料理はチープになったような・・・当然ですよね、九州との往復と同じ費用ですから・・・(^^)
飛行中のスナックは、おにぎりとカップ麺でした。
到着前のメニューは、以下の通りです。
果物各種
ロールパンとバター
日本そば
メインコース
チョコケートチップクッキー
機内の映画のサービスですが、飛行機が777ですので、同時に3本の映画が繰り返し上映されていました。そのうちの1本は、ハリー・ポター賢者の石でした。私はまだ見ていなかったので、喜んでみてみました。原作を読んでもいなかったので、ストーリーも知りませんでしたが、そこそこな面白さですね・・・でも、出演していた女の子、かわいー・・・(^^)v
見ながら飲んでいたお酒は、コンチネンタル航空だから搭載している、SAMUEL ADAMSです。このビール、おいしいんですよね。
ヒューストンに到着してから、イミグレーション(入国審査)を通過するまで、結構時間がかかりました。昨年の事件以来、入国審査は厳しくなっていますね・・・もっとも日本人に対しては相変わらず簡単な手続きです。
イミグレーションのカウンタでの会話をちょっとご紹介します。
パスポートをカバーから出しているので、アメリカのイミグレーションオフィサーには一目で日本人だとわかります「こんにちは」
「食べ物」 これ、まんま日本語でした
「え、なに?」
「食べ物」
「あ、持ってません」
「何日いるの」
「4日間」
「仕事とあるけど目的は?」
「マイクロソフト」のカンファレンスです」
「損して大変だよ」
「??なんです??」
「株さ、下がりっぱなしだからねー」
「あはは、そのこと」
「そうさ、ははは」
入国審査で大きな声で笑っているのって、ちょっと珍しかったみたいですね。
いっしょにいた人に、なにがあったのか説明しなければならなくなりました。
話したら、呆れられてしまうし・・・あはは・・・(^^;
余談ですが、私の前後には韓国のお年を召した方たちが立っていました。韓国は日本のように自由に海外に行ったりできない国なので、ちょっとエリートっぽいというのか、いつもスーツを着ている人に会ってしまいます。でも、日本人の若者のほうが外国に慣れているのは一目瞭然・・・なんか、日本人の国際化は、一部では成っているのかもしれません。
私の後ろにいらした韓国のご夫婦、イミグレーションでいろいろと書き方を指導されていました。アメリカはそれやられると、列から離れて書かないといけないんですね。でも、書き終わったら割り込んでも文句言われませんよ・・・
ヒューストンで、国内線に乗り換えて40分、なつかしのニューオリンズにつきました。
ホテルまでは、同行の人と相乗りで、片道15USD、チップを入れても二人で34USDでした。