旅の記録 (2001年02月04日)

成田 → ラスベガス

もともと行く予定が無かったラスベガスですが、仕事の関係でカンファレンスに参加する必要があり行くことになってしまいました。実は、何回もアメリカに行っていますが、ラスベガスへ行くのはこれが初めてです。実際にはラスベガスでカンファレンスは数多く行われているのですが、そのようなおいしいお仕事?は競争率が高かったみたいです。
今回は、直行便が出ている関係で、jalにしました。飛行機の運賃はちょっと高くて、空港税込みで8万2500円でした。飛行時間は行きで約9時間、さすが直行便です。

mdの電源どこ??

前日に大分飲んだので、目が朝覚めたのは8時でした。でも、飛行機の出発時間は16:00ですから、余裕を持って考えても、箱崎のチェックインには12:00過ぎに出ればOKです。お風呂に入り、emailを一通り出して、ゆっくり荷造りしました。
どうせアメリカで退屈しそうなので、MDを持っていこうと思い立ったのですが、最近は携帯電話で音楽を聴いていたので、パラオ旅行以後、MDを使用していませんでした。で、MDのバッテリーを見たらさすがに上がっていました。チャージしようと思ったのですが、どこにac電源があるのかわかりません・・・・(^^;
12:00を過ぎてもどこにあるのかわからないので、ヘッドホンとMDの録音してあるディスクだけもち家を出ました。MDLPが使える新型を買ってもいいかなと思ってたからです。

やっぱ空港がらみは高いなー

新橋経由で箱崎に行くならば、新橋キムラヤでMDを買うことができます。でも、大きなスーツケースを持って寄るのも考えものと思いました。で、数千円高くても空港で買おうかなと考えたわけです。
箱崎にいってみたら、SONYのez900が特価25000となっていました。これは買いかなーと感じたのですが、あまり売れるお店ではないので、古そーと感じました。で、ちょっと高くても、空港の売店と思ったのです。
成田空港では驚いてしまいました。なんと、31800円で販売していたのです。見たお店は第二ターミナルでした。時間に余裕があるので、第一ターミナルに行ってみたのですが、同じお店の名前でした。案の定、値段も同じ・・・。いくらなんでも高すぎると思いました。
最後の望みは、免税店です。そして見つけた製品のお値段は、やはり31800円、税金を払わないで済むだけ安いのですが、それでも高いー。ですから購入は見合わせました。

JALは空港のいい場所とってる

JALは日本を代表する航空会社だけあり、成田空港ではいい場所にゲートを構えています。ゲートはB74、コンチネンタルなんかとは天と地ほど違ういい場所です。
でも、搭乗する飛行機の準備は遅れに遅れ、表示がオンタイムなのに、搭乗開始は13:50、おいおい、遅れているんだったらちゃんと表示しろよという感じでした。
日本からラスベガスへの直行便だけあり、観光客ばかりです。ちょっとお年を召した女性の団体が多いようです。日本の男性は、働いて貢ばかりなんですねー。
よく見ると、ホステスさんを連れた壮年の男性もいるみたいでした。普段だと「いいことしてんなー」と思うのですが、今回は、「ガンバレー」と思ってしまう私は、なんなのでしょうか・・・。
他に多いのはカップルです。日本が不況なんて、信じられない・・・・。

なに、この座席の密度・・・

JALに乗るのは久しぶりですが、乗っていちばん初めに驚いたのは、エコノミーの座席の密度です。すごく座席の間隔がせまいので、面食らってしまいました。最近の航空会社で、これだけやるかなー、というのが本心です。最近は、エコノミーの質を上げるのが競争なのに、なにを考えているのでしょう・・・。お客が怒らない最後の一線を調べながら、どのようなサービス提供をするか考えてんですかねー。普通は、こんなに気をつかってもらって有難う、と言わせるように努力するものだと思うのですが。

今回の機内サービスはのんびり・・・

飛行機が飛び立って1時間、やっと機内サービスが始まります。早くにお飲み物を出していただけるのはビジネスクラスだけなんですかねー。
メニューを見ると、お食事の機内サービスの開始は飛行後1時間ですけど、実際に始まったのは2時間近く経ってからでした。本当に晩御飯の時間です・・・(^^;。実は、朝からなにも食べていなかったので、死にそーにお腹がすいていたのものですから、結構きつかったです。

スマイル0円

今回のJALの機内食も、昔の記憶に輪をかけるほど凄いものでした。前哨戦は赤ワインだったのですが、なにしろ気持ちよく冷やしてありました。あはは・・・(^^;
「ビーフとチキンどちらがよろしいですか?」
素晴らしいスマイルで聴いていただいたメニューは、こんなです。

チキン 若鶏赤ワインソース煮 ヌードル添え
ビーフ 揚げ豆腐の牛肉そぼろ餡かけ御飯添え

これって、聞くときに、「トーフとチキンどちらがよろしいですか?」と聞くべきだと思いますけど、いかがでしょうか?
で、私はチキンを頼みました。写真は左のとおりです。どちらかというと、ヌードルに若鶏赤ワインソース煮添えでした。でも、若鶏赤ワインソース煮は、焦げ臭くて、若鶏焦げ味ソース煮でした。あはは・・・・こんなもの客に出すなよな・・・・。
でも、もっと悲惨なのはビーフと料理を頼んだ人の食べる、豆腐料理です。ほとんどがお豆腐の牛肉料理ってなんなんだろう(^^?。だれが悪いんだか知らないけど、いい加減にして欲しいなー。だいたい、大量生産品のポテトサラダに付けた名前が「シェルマカロニサラダ」、コールドコッパハムは違ってないけど最低レベルの生ハム、中華ポテトと名前を付けた大学芋、若鶏の八幡巻きだけ、名前のままでした。レストランなら、コックを出せという世界です・・・・。
こんなめちゃくちゃな内容でも、にこにこ配膳するスチュワーデスさんって痛々しい・・・と思いたいのですが、こんな会話がありました。
「お飲み物はいかがですか?」
「コニャック」
困惑するスチュワーデスさん
「あ、あの、ブランデー」
出てきたのはクルバジェのVSOP、そんなに悪くないです。ヨーロッパのスチュワーデスさんからするとコニャックとして出してくれる内容です。定義は別として・・・・。頼むからマニュアル外の会話もできるようになってね・・・。
あと、こんな会話もあります。
「あのー食べ足りないんですけど、この飛行機はスナックありますか?」
「おつまみのお煎餅ならあるんですけど・・・」
残念といえば残念だけど・・・この飛行機、お茶とコーヒーとコンソメスープだけはしっかり積んでいるみたいです。欧米の飛行機ならなんかあるのになー。機内食だって余ってるだろうに・・・。と書いて思いましたが、今回のお食事だと食べるの・・・むずかしいかも。アメリカの飛行機なんかだと、サービスがよければ平気で機内食の残りを出してくれます。
今回乗っていていてよくわかるのは、一生懸命サービスしてくれていても、お客さんのためじゃなくてマニュアルどおりやっていることがわかることでしょうか。きっとスマイルもそうなのでしょうが、マニュアルのまま人らしく振舞えないJALのスチュワーデスさんには、どうやったら好感が抱けるのかわからないなーと、本当に思います。一回コンチネンタルとかルフトハンザに乗って、お客のためのサービスは笑うことではないと勉強したら・・・って気がします。しかめっ面していてもお客のためにやってくれるサービスって気持ちのいいものです。航空会社の人って、タダみたいな費用で自社の便に乗れるので、他社のサービスって結構知らないんですよ。

無事到着

無事ラスベガスに着いたのですが、ホテルのチェックインが12AMまで出来ません。しょうがないので、ホテルに荷物を預けて、3時間ものお散歩をすることにしました。
いやー、賭け事に趣味がある人には楽しいお店なんでしょうね、この街・・・。結構苦痛な出張かもしれない・・・私の場合は・・・賭け事に燃えないんです、勝っても負けてもなんにも感じません。でも、面白そうなディナーショーがあればいいな・・・。
あんまりお腹がすいたので、朝からtボーンステーキを食べることにしました。お店の人からはあきれられるけど、こっちはもう眠い・・・。お腹一杯にして、ホテルで寝ちゃおうと思います。

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