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旅の記録 (2000年02月23日)

成田 → ロスアンゼルス

いままでも、帰国してから1週間以内にまた旅立つということはありました。でも、今回みたいに翌日に旅立つというのは、初めての体験です。
香港から帰国して翌日にアメリカに旅立ちました。
実は香港出張時にすでにチケットは手配済みでした。
本当は香港から直接向かいたかったのですが、香港のチケットをディスカウントで手配済みであったために、変更をするとほぼ正規料金が発生してしまいます・・・(^^;
なものですから、今回のチケットは別に手配しました。
日本で一泊と考えればいいのでしょうが、日本には私の家があります(当たり前・・・(^^;)。しかし、成田あたりのホテルに泊まるのも面白くないので、自宅に帰ることとしました。なんと事はない、連荘で海外出張です・・・(^^;
今回はデルタ航空にしました。
ロスアンゼルスへ向かう便はたくさんあり、いろいろな航空会社があります。本当はコンチネンタルにしたかったのですが、直行便がありませんでした。
デルタ航空にした理由は簡単です。
他の航空会社は飛行機が747でしたが、デルタだけMD11だったからです。
747よりもMD11とか777の方が静かで乗り心地がいいのです。

箱崎でチェックイン

チェックインは箱崎で行うことにしました。
ディスカウントチケットであっても、前渡してくれる場合は楽です。
空港渡しの場合は、成田空港に2時間前に到着しなければならないので結構大変です。
不思議なもので、2日続けて成田空港にくると、なんの感慨もありません。なんか、通勤しているみたいな感じだからです。 MD11は写真のようにスマートな機体になります。
空港でのんびりしていたら、他にいたお客さんが
「なんだ、ジャンボじゃないんだ〜」
「ちっちゃい飛行機ね〜」
なんて話していました。河に二つの堤あり、私みたいに最新型だからと好む人と、小さいからとがっかりする人、人さまざまです。

げえ〜、天井が開く〜!?

前回ロスに向かった際は、ノースウエストのオンボロ747の窓枠が壊れかけていました。
で、MD11はそんな身とはないと思っていのですが、ちょっと驚くことがありました。
離陸する際に、天井が開いたのです!?
これは、滑走路でガタガタと離陸するためにスピードを上げている際に、突然に開きました。私は天井が開くなんて知らなかったので、驚いてしまいました。他のお客さんたちも声をあげて驚いていました。
よく見ると、天井にはいろいろなところにLED(発光ダイオード/ランプみたいなもんです)が点灯している場所があります。この開いた場所にも、ロックする場所みたいなところに点いていました。
この天井は、開けると何か収納できそうなのですが、なんのための収納でしょうか?乗客が搭乗する際には開けていないので、乗務員が使用するのだと思いますが、なんかよからぬ利用用途を連想してしまいます・・・(^^;
離陸の際ですが、滑走中だったので、乗務員が跳んできて閉めてくれました。

おいおい、ロックが緩いんじゃない!?

これで安心と思っていたのですが、離陸寸前に座席上のロッカーのドアが開きました。
よりによって、私の頭上です・・・(^^;
このロッカーのドアは私ではなくスチュワーデスが閉めました。
大して荷物が入っていた訳ではないのですが、開いちまうというのはちょっと問題ですね。実は同じ問題が777なのでも体験することがあります。MD11と777は、今では同じボーイング社で製造しているのですが、ひょっとすると同じパーツを使用しているのかもしれません。そして、ロックが弱いのではないでしょうか?
離着陸時は、飛行機がもっとも危険なときです。柳田邦夫が「魔の5分間」と称した、航空機事故の70%が集中する時間帯です。
もしも、このロッカーが空いた際に中の荷物が乗客を直撃して怪我をすれば、もちろん航空機事故のひとつになります。
ちなみに、私は閉じるのをあきらめて、体をロッカーの陰に隠していました・・・(^^;
離陸してちょっとしてからスチュワーデスが再び跳んできて閉めてくれました。

機内食

さすがに疲れているので、うとうとしていました。
ロスでは、到着したらすぐに会議の予定です・・・(^^;
デルタ航空の機内食はシンプルですが、そう味が悪いものではありませんでした。
私、不思議なんですが、なんで茶そばが付いていることが多いのでしょうか?みなさん、蕎麦屋で茶そばなんて、頼まないですよね。しかも、この茶そば、緑色なだけで、味も香りもただのそばです・・・(^^;
このデルタ航空の食事は、日本で作っているのですが、デザートの選択には問題がありました。
あんこが入っているのです・・・。
日本人にとっては馴染み深くおいしいあんこですが、欧米人は食べられない人が少なくありません。豆を甘い味にして食べる習慣は、日本ぐらいしかないせいだと思います。
皆さんも白飯に砂糖をたっぷりかけて出されれば食べつけてない味のために食べられませんでしょ、欧米人は同じように感じるようです。
この感覚はすき焼きにもいえます。肉を甘い味で食べる習慣がないために、また、生卵を食べる習慣もないために、すき焼きはあまり欧米人が好まない食べ物です。しゃぶしゃぶの方が好まれます。不思議ですが、ロスでしゃぶしゃぶをよく食べるようになったのは、ここ10年位みたいな気がします。日本では簡単に買えるしゃぶしゃぶのたれですが、海外には輸出していないみたいで、たれがおいしくないのですね・・・
朝食はデニッシュでした。
日本のフルーツは甘いので、朝に食べるには楽しいものです。
しかし、この朝食は、ロス時間で午前6〜7時くらいに出てきます。
到着する時間は9時ちょっと前、 ホテルについて10時くらい、会議の開始は午後2時・・・・あ〜あ
しかも、あまりいいホテルを手配しなかったので、ホテルで待たされる可能性大です・・・あ〜あ

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