旅の記録 (1998年9月5〜6日)

ANAの便は、午後6時過ぎにドイツを発つのでたっぷりの時間があります。といっても9/5は土曜日、ドイツのお店は午後2時に閉まりますので、お買い物に興じる事も出来ません。

ところで、ANAやJALは日本で買ったディスカウントチケットですとマイレージサービスが付かないのですが、ドイツで買うと付くってご存知ですか(^^?。現地では「里帰り便」というのと、「呼び寄せ便」というのがあります。日本でチケットを買うよりも20〜30%安くて、しかもマイレージサービスが付きます。購入は簡単で、現地の旅行代理店ならばどこでも購入できます。海外の航空会社にはここまで極端な購入場所による差別化の例が無いので、ちょっと驚いてしまいますね。全世界で均一のサービスを提供するって大切だと思うのですが・・・。

空港へはタクシーで行きました。
いろいろな資料を見るとフランクフルト市内から空港まで20〜30DMと書いてあるものが多いようですが、これは誤りです。一般的に市の中心部から空港までは40DM必要です。コストを下げるにはsバーンという鉄道を利用するといいのですが、30分に1本くらいしか空港へ行かない事と、結構歩くので、タクシーの方が便利です。sバーンを利用すれば、市内から5〜6DMで空港へ行けます。

フランクフルト空港には2つのターミナルビルがあります。Terminal 1とTerminal 2(ターミナル アイン、ターミナル ツバイと読みます)です。航空会社毎にターミナルが別れるのですが、再工事が進められているためと、アライアンス契約の変更の為にターミナルの変更がしばしばあります。ドイツの運転手(といってもドイツ人ではないようですけど)はルフトハンザ以外はよく分からない人も多いので、ターミナルビルを指定して行くのが良いのですが、この変更の為に焦る場合がしばしばあります。今回もそうでした。ANAはちょっと前迄はTerminal2だったのですが、ルフトハンザのスターアライアンスに加わったので、ルフトハンザが大部分を占めるTerminal 1に移動していたのです。
Terminal1は古い建物の方できれいではないのですが、ANAが割り当てられていたTerminal 1のゲートBの建物は写真のようにきれいになってました。

写真を見るとまるで昼間ですが、これで午後6時を過ぎています。ドイツの日暮れは夜9時近くです(^^;
ドイツから日本への便は、初めてANAでくつろぐ事が出来ました。なんの巡り合わせか、結構経験豊富で親切なスチュワーデスさんたちが搭乗していたからです。実に珍しい事で、運が良かったと心から思いました。
機内食もそうまずくはありませんでした。へんてこなメニューですが・・・。どうも、日本で機内食を作っているレストランがまずいのでしょうね。日本では限られた会社が一手に引き受けているそうですから、官公庁なみにいいかげんな仕事をしてるのかもしれません・・・・(^^;。

ところで、ドイツ発のANA便には、夜食のおにぎりがありませんでした。ルフトハンザはちゃんと用意していますので、ドイツで用意できないわけではないはずなので、コスト削減の一環なのだと思います。ちょっと残念でした。

この旅はANAを見直す旅になりました。

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