旅の記録 (1998年8月29日)

ダブリン → ロンドン スタンステッド ロンドン スタンステッド空港 スタンステッド → フランクフルト

ダブリン → ロンドン スタンステッド

ドイツへは9/2に移動しようと思っていました。理由は簡単で、ドイツ フランクフルトでメッセがあるからです。ドイツのメッセは頻繁で、ひどいと月に2回も行われます。この間は、フランクフルト市だけではなくダルムシュタット等の周辺までホテル代が2倍から3倍になります。ドイツのホテルの値段って、ダイナミックです。

ところが、仕事の都合で、どうしてもドイツに早く行かなくなってしまいました。で、会社に事情を説明して、ホテル代とか、変更不能なチケット部分を捨てて新しいチケットを購入することの許可をもらいました。日本に帰国後に清算するわけです。

これからがまた大変で、アイルランドからドイツに行くチケットが簡単ではありませんでした。直行便はほとんど一杯、結局トランジットをロンドンでする必要がありました。で、日は土曜日(^^; メッセの最中の高額なホテルに泊まらなければなりません。ホテルはホテルで、ほとんど一杯です。で、はじめの4日間は毎日ホテルを変更するという騒ぎになりました・・・なんかニューオリンズでも同じ騒ぎだったので、ついていないなあ・・・(^^;

ロンドン経由にしたのですが、ロンドン スタンステッド空港経由なりました。私はヒースロー以外にも空港がロンドンにあることを知りませんでした。実際にはロンドンには、ヒースロー、スタンステッド、シティの3空港があります。ダブリンを発つ時間は朝7:15・・・(^^;。ホテルは5時には出ないと行けません。真っ暗けです。

スタンステッドへはAer Lingus、フランクフルトへはKLM UKです。KLM UKなんてはじめて知りました(^^;。アイルランドでチケットを手配すると、面白いチケットになりますね。料金は高額で、285IP(約60,000円)です。これでも一番安いチケットです。他の便は400IP(約84,000円)です。なんで高額なのか聞いてみたところ、片道のチケットはいつも高いということと、フランクフルト便はルフトハンザが高額な料金を維持しているために、他の航空会社も習って高額なのだそうです。狡猾な値付けは航空会社の常ですね・・・・(^^;

ダブリン空港は国際線のゲートに着きました。ヒースロー行きのカウンターはあるのですが、スタンステッド行きのカウンターがありません。で、ヨーロッパ行きの列に並んだのですが、のんびりとしたチェックインでしっかりと40分も待ちました。で、自分の番になると「スタンステッド行きは下の階のarea9です」と言われました。でも、不憫に思ってくれたみたいでチェックインをしてくれたのですが「バゲッジは送れないので下の階のチェックインカウンターで預けてほしい」といわれました。

行ってみると、奥まったところにAREA9のカウンターがあります。このカウンターはヒースローを除いたイギリス行きの便とアイルランド国内線のカウンターでした。もうちょっとわかりやすく案内を出してくれるとありがたいのですけど。

こちら側は比較的小型の飛行機のゲートです。ですから、飛行機までは地上を歩いていきます。日本の地方空港みたいですね。違う点は、日本の地方空港はひどいと1日2便しかないですが、ここのゲートの飛行機だけで15分おきに離発着していることではないでしょうか?。時間帯が混んでいる為でしょうが、1日に何十便も飛んでいるようです。
飛行時間は45分、あっという間についてしまいます。

でもトランジット時間を入れると8時間もかかる旅です(^^;

ロンドン スタンステッド空港

私はスタンステッド空港を知らなかったのですが、いやあ、驚きました。すばらしい空港です。ヒースローはどちらかというと汚い古ぼけた空港ですので、違いに驚いてしまいます。まるで、成田の第一ターミナルと、羽田空港の違いという感じです。

この空港は2つのエアターミナルに分かれています。Aer Lingusの便がついたのはターミナル2です。ターミナル2からターミナル1に地下からターミナル1の2Fに行く無人列車にのって移動します。この無人列車は最大で3台の車両が連結して運用できるようになっていますが、この日は1台だけでした。無駄な車両は走らさないというのは、ヨーロッパ式の合理主義ですね。

写真はターミナル1からみた、ターミナル間を結ぶ列車の写真です。
列車というよりは、東京、新橋から出ている「ゆりかもめ」みたいなものです。日本では新交通機関という言い方をしますが、空港では単にtrainと呼んでいましたので、ここでは列車と書きました。
ターミナル1は、入国審査場があり、荷物がトランジットする便に自動的に送られるとしても一回は入国審査が必要です。しかし、アイルランドからの便は、飛行機を出たところで緑色のカードを渡されます。このカードがあると別な出口から入国審査場を無条件に出られます。ちょうど東京エアシティターミナルで出国審査を受けるときにもらうカードがあると、そのまま出国審査場を横から抜けられるのと同じです。

ターミナル1は美しく、大きいビルで、たくさんの椅子もあり、ラウンジとなっています。天井は採光が十分に行われており、壁もほとんどなくガラス張りですので、すごく明るい空港です。多くのお店もありますし、快適です。飛行機の案内を見ると、普通はゲート番号が出るだけなのですが、この空港は「ラウンジでお待ちください」と英語で表示されています。みていると搭乗30分前くらいにならないとゲート番号を表示しません。ですから、多くの時間はこのターミナル1で過ごします。こうした人の動き方は極めて合理的です。
余談ですが、この空港はヨーロッパ向けの空港のようです。日本からの直行便はこの空港には着ません。
ここで待つこと4時間。
長かったけど、疲れはしませんでした。

ロンドン スタンステッド → フランクフルト空港

スタンステッドからフランクフルトまではKLM UKで1時間35分でした。
飛行機は日本では見かけないブリティッシュエアロスペース社の飛行機です。
フランクフルト空港も2つのエアターミナルに分かれています。着いたのはターミナル2、きれいなほうのエアターミナルです。

写真をごらんいただくと、空港の中から、もうドイツって感じですね。
ホテルを出たのが午前五時、フランクフルトでホテルに入ったのは午後4時。時差が時差が1時間ありますので、計10時間の旅でした。直行便なら2時間なんですけど・・・(^^;

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